茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

無事に終了!

2009年11月30日 | Weblog
天気は晴れのち曇り。予報は雨でしたが何とか避けられました。
やっぱり日ごろの・・・?
今日のお客様51名でした。
多くの方が足を運んで下さりました。
有難うございました。
今月のお菓子は俵でした。
とっても可愛らしいたわら・・・!
職人さんが気持ち込めて作ってくださったんです。
来月も皆様のお越しをお待ちしております。

月例「一服如何でしょうか?」11月29日

2009年11月27日 | Weblog
あっという間に今月も終わりです。
29日の準備をしないと・・・です。
今月の掛軸が決まりました。
横山清峰の掛軸です。
シンプルですが何だかあったかいものを感じます。内容は・・・!
今月のテーマは神在祭。
暖かい茶室を考えています。
ぜひお出かけ下さい。

日蓮聖人と妙見菩薩

2009年11月26日 | Weblog
日蓮上人で切ってもきれないのが妙見菩薩と思います。
やはり展示会にも妙見様が何体か展示されていました。
それぞれですが、ぐっとくる顔立ちをしていました。

そもそも妙見菩薩(みょうけんぼさつ)とは、仏教における信仰対象である天部の一つで、妙見尊星王(みょうけんそんしようおう)、北辰(ほくしん)妙見菩薩とも呼ばれています。
「菩薩」とは、「悟り(真理)を求める者」の意であり、十界では上位である四聖(仏・菩薩・声聞・縁覚)の一つだが、妙見菩薩は北極星を神格化したものであることから、通常は大黒天や毘沙門天・弁才天と同じ天部に分類されている。
「妙見」とは「優れた視力」の意で、善悪や真理をよく見通す者ということです。
妙見菩薩信仰には星宿信仰に道教、密教、陰陽道などの要素が混交していて、像容も一定していない。 他に甲冑を着けた武将形で玄武(亀と蛇の合体した想像上の動物で北方の守り神)に乗るもの、唐服を着て笏を持った陰陽道系の像など、さまざまな形があります。

日本で重要文化財に指定されている妙見菩薩の彫像は、読売新聞社所(よみうりランド内聖地公園保管)にあり、もと伊勢神宮外宮の妙見堂にあったものとされます。

また、千葉氏や九戸氏が妙見菩薩を一族の守り神としており、千葉氏の氏神とされる千葉市にある千葉神社では今日でも妙見菩薩と同一と見なされている天之御中主神を祭神としています。
岩手県奥州市にある日高神社や九戸氏の氏神とされている岩手県九戸郡にある九戸神社、大阪府の星田妙見宮の例など少なくはない。
千葉神社(当時の「千葉妙見宮」)は源頼朝や日蓮からも崇拝を受けており、この縁により妙見菩薩が日蓮宗の寺院に祀られることが多いといわれています。

市川の法華経寺にもやはり千葉一族の妙見様といわれる妙見様が祀られています。
千葉一族は守り本尊なのでどこへいっても妙見様を祀っているといわれています。
日蓮様だけではなく妙見様の魅力に取り付かれた方々は多いのですね?私も気がつけば妙見様をお参りしていますし・・・。
盛り沢山の展示会の中で一番引き寄せられたのは妙見様だったのかもしれません。
沢山の仏像が集まっていて見ごたえは充分だったと思います。
また、妙見様にはお会いしたいかな?そう思った展示会でした。
良かったらどうぞお出かけ下さい。

「鎌倉の日蓮聖人-中世人の信仰世界-」

2009年11月25日 | Weblog
「鎌倉の日蓮聖人-中世人の信仰世界-」

会期:2009年10月17日(土)~11月29日(日)


 鎌倉時代には、いわゆる鎌倉新仏教といわれる宗派が発生します。そのなかでも日蓮の信仰は、法華経を唯一絶対のものとするという点で際だっていました。鎌倉には現在でもなお、多数の日蓮宗寺院が存在し、年間を通じて参詣者がたえません。本展覧会では、神奈川県にゆかりの深いこれら日蓮宗寺院の遺宝を、一堂に会し展示します。

◇ 展示数 約180件
◇ 展示品リスト

開館時間:午前9時30分~午後5時
    (入館は午後4時30分まで)
     毎週金曜日 午前9時30分~午後8時
    (入館は午後7時30分まで)
休館日:月曜日(11月23日は開館)

間際になってしまったが京都と同じように日蓮さんの展示会が行われているようです。
ちょっと勉強に行ってきます。


茶雅馬教室

2009年11月24日 | Weblog
このごろ早い時間からお稽古を開始しています。
荷物の準備も漸くなれてというか部屋を暖めるのを早くからしないとということからでしょうか?
準備が早く出来るようになったのは自慢です!!!(今までがとろかったかも?)
早く暖めないと寒いんです~?茶室って・・・。
それでも荷物を運んで準備して火を熾して炭入れて釜を掛けるころには身体も温まるころで、すっかり暖房機のことまで気がまわらないのが常でしたが、どうやら日本家屋の寒さになれていない方々には寒く感じて辛いらいしいです。
多分普通だと寒い茶室だと思います、貞恭庵って!
ここ数年貞恭庵とお付き合いをしていると冬のこの寒さが当たり前のようになってしまっていますが、初めての方はどうやら辛いらしいです。
特に洋服だと寒いのでしょうね?
結構温かなひだからって思っていても昼間であっても
「寒いですね?これからの時期もっと寒くなりますか?」といわれ暖かい自信があったのにがっかりした記憶があります。
肉布団がついているのだろうか~私には・・・とも思いました。

そんなかんやで今、茶室を暖めることに一番考えていて暖めることに努力して楽しんでいます。
「暖かい茶室ですね?」って言うせりふ飛んでこないかな~?
ちなみに今日も寒いですね?暖房機つけますか?って言うせりふがとんできたので今日もまた残念賞でした。

今日のお釜の水は柿田川湧水を使用しました。
美味しかったです。お茶を戴いているときは「ほっと!」です。
もっと「ほっと!」をつくって行きたいです。

柿田川湧水群(かきたがわゆうすいぐん)

2009年11月23日 | Weblog
約8500年前に富士山の爆発で大量に噴出した三島溶岩流層とその下の火山表層の性質により、この地方に降った雨や雪は地下水となって流下し、三島市や柿田川の地表に湧き出ている。その中でも最大のものが本湧水群である。
約8,500年前の大爆発で大量の溶岩を噴出して出来たのが三島溶岩流といわれている。その三島溶岩流の間を通って、富士山の東斜面に降った雨や雪解け水が約40km離れた清水町の国道1号線の直下から湧き水となって現れる。富士山周辺には同じように水が湧き出ているところがあるが、その中で柿田川の水量が最も多く、「東洋一の湧水」と呼ばれている。また、柿田川は湧水を水源としていることから、かつては泉川、地域は泉郷と呼ばれていた。

とても甘い水です。勿論汲んできました。
明日のお稽古にはこの水を使用したいと思っています。
3.8リットルのペットボトルを2本持っていたのです。
お釜に入れたらどんな顔を見せてくれるのか楽しみです。
常温は甘かったですが・・・?
皆さんの感想を聞きたいです!
明日が少々楽しみな私です。
ということで、明日のお稽古あります!
お待ちしております。

修善寺

2009年11月22日 | Weblog
修善寺温泉発祥の寺で、温泉場の中心にある。
平安初期の大同2年(807年)に弘法大師が開基したもので、当時は地名が桂谷と呼ばれていたところから桂谷山寺といわれ、伊豆国禅院一千束と正史に記されたほどの格式の高い寺だった。
 鎌倉初期になって建長年間(1250年頃)に蘭渓道隆(臨済宗鎌倉建長寺開山の宋禅僧)が住し、桂谷の風致が支那の廬山に似ていることから当時は肖廬山と号した。
 南北朝時代の康安元年(1361年)になって、畠山国清と足利基氏との戦禍を受け、応永9年(1402年)には火災を蒙り、伽籃を全焼して寺は荒廃し衰退した。
 その後、延徳元年(1489年)に至り、韮山城主の北条早雲が外護者として再興し、叔父の隆溪繁紹(遠州石雲院)が住して曹洞宗に改宗され山号も福地山と改められ今日に至っている。

期間限定で中庭の見学が可能。もみじが綺麗ということで行ってきました。
もみじの色鮮やかさにはうっとり、滝もあって素敵なお庭でした。
中庭を見ながら抹茶一服戴きました。
天気もよかったので心地よいひとときでした。
あと数日ですが、中庭見学が可能です。宜しかったらお出かけ下さい。
勿論、お参りの後は日帰り入浴で心身ともにさっぱりと・・・いかがですか?
お勧めです!

「今に活かす江戸の知恵-江戸しぐさ-」

2009年11月21日 | Weblog
江戸楽校主宰の辻川牧子氏の「今に活かす江戸の知恵-江戸しぐさ-」と題した講演会に参加してきました。
 公共広告機構(現ACジャパン)のTVCMでも紹介されたことで、一般にも知られるようになった「江戸しぐさ」です。
商人を中心とした町人のリーダー達が、皆で幸せに、子孫の代まで平和に暮らせるように、と生み出した知恵の結晶。
未公開かつ口伝であったことから文書は残っていないようです。
そんな江戸時代の処世術、倫理観、道徳律、約束事といったもののご紹介や往時の庶民文化の様子が伺えました。
江戸の粋を楽しく学べたのも、以前公共広告機構でTVCMで放映されたのを思い出したからです。
テレビの力って大きいな~?と改めて思いました。
「江戸の知恵、しぐさ」根底にはみんなで幸せになろう!です。
そう思える人々の心が粋を感じました。
こころがあるからそう思えるのですものね?
ちょっとその話を聞いて心がほっとになりました。

冷泉家ー王朝の和歌守展

2009年11月20日 | Weblog
上野で開催されている「冷泉家」に行きました。
きっかけは、やはり短冊のことからでしょうか?
沢山の展示品に圧倒されました。
なかでも「冷泉家の四季」をビデオで放映されていて今でも伝えられている行事を観れたのは面白かったです。
また、和歌を書く紙質が時代によって違うことや作り方など勉強になりました。
乞巧奠~七夕の宴~の展示品にはとっても興味がわきました。ナスやうりや・・・。琵琶に琴も。
京都で800年守り継いだ珠玉の書物、国宝や重要文化財がずらりでした。
雅な世界を覗けた気がします。
楽しかったです。