先般開催された御忌の6日間のある1日、この4月に小学2年生になる男子がママの世界を覗きに茶室へお手伝いにきてくれました。
春休みなのでママを独占したい僕でしたが、ママに茶室のお手伝いをお願いしていたので、僕もお伴で茶室入りしました。
少年はリュックを背負って茶室に「おはようございます!」とママにいいなさいと言われながら、
「おはようございます!」照れながらご挨拶をし茶室に入ってきました。
とても可愛い素直な僕です!
そんな彼に合わせたいもう一人の少年がいました。
中学生になったばかりの少年です。
ここ数年、ママと一緒にお手伝いにきてくれていて、今年もお点前当番で頑張る宣言して、既に到着していました。
中1の少年と小2の少年はどんな距離を保ち、どんな1日を茶室で過ごすのだろうか(^O^)/。
わさわさしている大人たちの中で、少年2人はどう生き延びるのか気になりました。
2人は徐々に仲良しに(*^_^*)なり、ある時から2人で行動するような姿がみえはじめました。
点前を中1少年がしていると、小2少年は側にいて見ていましたが、お茶運びやお菓子運びを勧めたら「うんやって見る!」と、お兄ちゃんの活躍を気になったようで、お客様に接待をすることにすすんで頑張るようになりました。
中1のお兄ちゃんは、ベテランさんですので、年下の僕からはあこがれの存在であって刺激を受けたのかもしれません。
2人はずっと一緒にいましたね?(*^。^*)
遊ぶ時も、秘密基地の控室に行くときも・・・、もちろんお点前をするときはお菓子運びをしたらり、お客様をご案内したりと良い活動もしてくれました。
決して「お茶運んでみる?」「お菓子運んでくれる?」に対して「嫌だ!」と言うセリフはいわなかった僕たちでした。
小2ママは1,2時間くらいで飽きてしまうかも?
そしたら帰ります・・・と話していたのですが、彼ら2人は友達になりずっと一緒で、最後のご挨拶までちゃんと茶室にいてくれました。
頑張ってこども茶人は活動していました。
少年の成長ぶりに感動したママでしたが、嬉しいセリフも子供から貰ったようでこころがあつくなったようでした。
(^。^)y-.。o○
少年はママに、「ママの世界が知れてよかった」と話したたようです、きっと少年も楽しかった・・・ですね。
少年ははじめてお茶の手伝いでしたが、ちゃんと考えてお客様に優しくお茶を出したりお菓子を差し上げたりしていました。
「どうぞ!」と言うセリフは、立派に言えるようになりました。
ただ、お客様に「どうもありがとう!」と言われると、照れがあるようでしたが?
すすんで色々な事にチャレンジしてくれました。
これも中1のお兄ちゃまのお陰です?
僕にとっての理想な姿でよい存在だったのかもしれません。
夕方帰る前に、僕は中1のお兄ちゃまに「ありがとうございました!」と挨拶していた姿は、2人の友情を感じ嬉しかったです。
そして、「また来るね!」と私に言ってくれたのは、何よりも心が洗われた瞬間のセリフでした。
彼にとって、茶室で感じたこと学んだこと、沢山あったと思いますが、これからも経験の一つとして記憶に残っていてくれたら有難いと思いました。
ママに連れられてこられたのに、感謝の気持ちだけでなく、ママを理解しようという気持ち、ママの世界がしれて良かった!という大人セリフには本当に感動でした。
ままは、何よりほっこりなのではないでしょうか?
茶雅馬の御忌は、こどもたちから元気を戴いて頑張りました。
だって、未来の茶人ですからね?(^_-)-☆
そんなつぶやきでした!