伝統的な日本の祭礼は、古今を問わず、季節の訪れや地域の特色を感じさせるできごとです。
その様子は、祭礼に携わる人のための記録として、また、文学作品や絵画などの芸術として、後世に伝えられています。
今回の「祭礼絵巻にみる日本のこころ」では、そのようにして伝わった絵巻を中心とする品々を展示します。
本展示は、京の賀茂祭(葵(あおい)祭)や、祇園(ぎおん)祭、東照宮の祭礼など人々が関心を寄せてきたいきさつが分かる祭礼をとりあげ、人々の意識の高まりがその祭礼の特色を織りなしていることが読み取ります。
また、上記祭礼の他、日本の祭礼の全体的な特徴や、その他の歴史的特色ある祭礼を関連する品々から紹介します。
貴重な資料に触れ、祭礼に宿る日本のこころを思い描いてみてはいかがでしょうか。
期間:平成25年7月13日(土)~27日(土) ※7月21日(日)休館
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
場所:國學院大學博物館
(國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター地下1階)
入場無料
ミュージアムトーク(展示解説)
●日時 平成25年7月20日(土)13:30 ~14:00
●講師 加瀬 直弥(國學院大學准教授)
※申し込みは不要です。当日、國學院大學博物館 ラウンジ(入口)までお越しください。
|