茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

料理屋のおせち大詰め・・・

2013年12月30日 | Weblog
毎年お手伝いに行っている料理屋さん、今年もおせちつくりの大詰めを迎えます。
今日はお重に入れ込み送りだす作業です。
出来上がったお重を彩って確かに送りだすのは大変なことです・・・ね?
お手伝いに行ってきます~。
今日はいつ帰れるのだろうか~?!
早く終わりますように!!

皆様もおせちおつくりになりましたか?
もう少しでお正月ですね!!

何だか好評!! 餅パワー続き

2013年12月29日 | Weblog
お餅に込める先人の思いがみにしみるな~?!
なんちゃって!
お餅のこと、ちょっと好評だったので、続編でお雑煮書いてみました。
これも茶雅馬便からですが・・・。

来年の初月例、みなさまにお餅パワーで年神様をお配りすることを考えています。
来月の成人式に行う月例会楽しみにしていて下さい。
まずは、雑煮です。

雑煮って・・・普段当り前に食しているお雑煮ですが、神様が宿った物を食べてわが身を全く新しくすると言う信仰に依るものでもありました。
なぜなら、神様と共に一つの物を分けて食べることを古くからは相饗(あいにえ)と言い年の他にも一年の祭りの日にはこれを行ってきました。
神様に供えた餅を下げて家族一同で戴くことなどは直会(なおらい)といい、人と神さまが一つになり、つながりをつける、もしくは一層強めるといった意味合いもあるようで、お餅の贈答も行われていたようです。
お餅を食することは、力を戴くだけでなく、厄除けにもなると信じ、一層力を増すと考えられてきたのです。
ですがハレの日だけの食べ物ではなく、葬儀の餅もあり死者儀礼で死者の忌みを分散したり絶縁する機能があったと考えられています。
餅には、雑穀の粟や黍(きび)でも搗くことができますが、その主流はもち米です。
搗いて作った粘り強い米の餅に、米の精が集約されるのです。
つまりは、新しい年を迎える生抜く力だと霊力の象徴に相応しい食べものだと考えられてきました。
餅に込める思いと餅の力を戴くということが自然のパワーを食するということで先祖を敬い、家族の絆を強化して生命力を増強させた民俗思想が背景にあるようです。

今日は餅搗き(もちつき)!何故かしら?!

2013年12月28日 | Weblog
今年もあっという間に師走に突入です。
残すところ後数日となってしまいました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
きっと慌ただしく毎日を過ごされているのではないでしょうか?
平安時代から言われている「師走」の語源説の一つに、'師が走る月だからと言う説があります。
師'とは、「師僧(=師匠である僧)」のことで、その師僧が馳せる月だから『しはせ⇒しわす』となったとされています。
でも、'しわす'ということば自体は、奈良時代からあり、「師走」という漢字を当てて書くようになったのは江戸時代からともされています。
そこで、'師走'の語源には他にも色々考えられています。
①「四極(しはつ=四季が果てる)」
②「為果つ(しはつ=為し終える)」
③「年果つる(としはつる=年が果てる)」などから転じたというもの。
どれも「果てる」「終わる」という意味が含まれます。
その中でも餅搗きは、師走最後の縁起のいい、28日と30日に行われます。
縁を強く、新しく迎える年に期待と祈りを込めて大切に搗きます。
商売をしていて慌ただしくて搗けないうちには、餅搗き屋が生まれたくらい江戸時代には、餅搗きが大切な儀式とされてきました。
現代でも、受継がれている餅搗きはお正月を迎えるには欠かせないものです。

では、餅をひも解いてみました!真面目に考えて調べてみましたよ!
聊か長編ですね?!

語源・・・平安時代に書かれた「倭名類聚鈔」(934年)では餅を「毛知比(もちひ)」と書いています。「本朝食鑑」(1697年)には「餅 毛知(もち)と訓む 昔は毛知比(もちひ)と訓んだ」と書かれ、今日のように「もち」と呼ぶようになったのは江戸時代になってからになります。
「もちひ」の語源は糯飯(もちいひ)と考えられます。
「もちいひ」はもち米のご飯という意味です。
室町時代には「もち」のことを「かちん」とも呼んでいました。
これは宮中の女官の女言葉で「搗いた米」という意味の「かちいい」からきています。
モチの語源は,「粘り気」を意味する古代の言葉から来ているのが妥当と考えられます。
他には、モチは満月を意味する望月(もちづき)から来たとも言われることがあります。
餅の形が鏡餅のように丸いものが多かったからという理由だそうです。そして最後に、かの柳田国男先生は、餅が古代日本で唯一所有を許された食べ物であることから、「モツ(持つ)」という動詞がモチという言葉の由来であると言う説を唱えています。

餅の宗教性・・・

わが国では、お餅をついて新しい年を迎えてきました。それは、わが国の古風では正月には年神様という神様が遠くからお出でになる、それと共に年が改まると信じていたのです。ですからお餅を引いて神様をお迎えします。
清清しい気分になって神様には鏡餅を供え、また自らも雑煮で祝います。
鏡餅には、精神的な心持を含んだもので、これを食べれば霊的な力が持てると言う意味がありました。
また、御年玉も本来は家の長老が銘々丸いお餅を配った事に始まり年の餅と呼んでいました。
つまり、餅を食べることによって新しい年をとると言う事と理解し、非常に大事なことだったようでした。
単に年齢が一つ増えると言うだけの意味ではなく、むしろ新しい生生とした状態になると言うのが年を迎える大きい趣旨であったようです。
正月のめでたさはここにポイントがあったと言われているようです。
ですので、年の餅は臼で挽いた時から、神様の分、家族の分とキチンと決まっていたようで、牛馬農具までも年を取らせるために用意されたのです。
鼠の分まであったとか?
神様が気配りしてみんなに下さるもの/と思っていたようです。子供たちは年玉を神様が置いていったものだと信じていたこともあったようで、何とも可愛らしい、かつ日本人が神様に祈る宗教性が伺えます。

ちょっと長くなりましたが民俗性が伺えますね?!
茶雅馬便76号より

2013除夜の鐘撞きに向けて着々よ!

2013年12月27日 | Weblog
毎年行われるお寺での鐘撞き。
今年も茶雅馬は参加させて戴いております。
今年は15名の参加者で増上寺の鐘撞きに参加させて戴きます。
そのうち、8名が去年も参加。
今年はじめての方が7名参加。
毎年毎年行われる鐘つきですが、鐘をつけることは大変有難いことです。
お寺だから当り前の鐘と思っていらっしゃる方も多いとは思いますが、鐘があっても文化財や傷んでいたり維持するだけで精一杯のところも多いのも事実だと思います。
除夜の鐘は遠くから聞こえてくると、来たな!新しい年がと感じるでしょうが、そう思えることも本当は有難いことなんですね?
文化や伝統と同じで、それを守っている、受継いでいる方がいらっしゃるから、当り前が当り前として人が受入れられることなんですよね?

幸いのことに増上寺の鐘も戦争や、震災で失うことなくまた見守って下さっているプロの方々がいるので今も打てるのです。
感謝です(*^_^*)。

108回の煩悩を除き、新たな一年を皆様と共に健康で素敵に過ごせるよう、一打を心して撞いてきたいと思います。

ご一緒して下さる今回ご参加の14名の皆様も楽しみ!とおっしゃって下さって・・・本当に嬉しいです。
たった一回ですが、歴史と期待を思って撞くことは結構大変だったりします。
そんなことは誰も思わないかもしれませんが、一打に込める気持ちが真直ぐであったなら、いい年を迎えられるだろうと思っています。
それは、大晦日はとても寒いですし、分単位の一打の当番です。
無心になることの方が難しいでしょうしね?!
せめて楽しく撞くことに気持ちを込めたいです。

今年一年、多くの方に貞恭庵を通してご支援を戴きました。
皆様の分まで、皆で感謝の気持ちと新しい一年のお祈りにできるように頑張ってきます。

多くの方に気持ちが届くといいです!
今から心弾ませて、鐘つきのチケットを手にしています。
感謝です(*^^)v

親子で楽 しもう!茶道体験親子教室!

2013年12月26日 | Weblog
親子で楽 しもう!
親子茶道体験教室
参加者募集中

親子で楽しくお茶を点ててみませんか?
「茶道」初心者親子を対象に茶道体験を行います。 
ご一緒に茶筅をふってお茶一服如何でしょうか?


日にち; 12/26・28・1/8・9・19・25・26・29
時 間; ① 10:30~12:00 
(各90分位) ② 13:30~15:00 
場 所; 増上寺 境内 和宮ゆかりの茶室「貞恭庵」 
体験料; 大人 2,500円
     子供 1,500円
対 象; 幼稚園生、小学生 ~
申 込; 下記へまずご連絡下さい
     090‐5493‐4394  鈴木

今年最後のお稽古のあとに・・・

2013年12月25日 | Weblog
今日は朝から打合せでした。
夕方からは茶がまの教室だったので、昼間は久々に国会図書館へ行ってきました。
久々にスパゲティーを戴いてしまいました。(*^_^*)
ここのスパゲティーは美味しい!!ですよ!
なんといっても特製ですし、お味が柔らかいんですよね?
まだお若いかたがシェフなんですよ~、凄いですし、ここのスパゲティーを戴くのが結構楽しみになってます。
そして、お腹がいっぱいになると・・・眠くなる\(◎o◎)/ということで、今日もまた夢の中へ入ってしまった様子です。
暫くして気がつくと、目の前にいらした年配の神経細やかそうな男性が席移動をされていることに気がつきました。
あちゃーと思ったのですが、眠気には叶いません、多分五月蠅く感じたのでしょうね?
寝た者勝ちですよね(^。^)y-.。o○?
ちょっと恥ずかしさはまだ忘れていないので、図書のコピーへ行くフりをして去ることにしました。
そんなカンヤで貞恭庵へついて少し片付けを始めようと思い、火消し壺の掃除をはじめました。
灰と炭を篩って綺麗にしようと考えたのですが、案の定、灰かぶり姫になるわ~炭は熾き辛く、やや外の気温に近いような・・・、そんな気がしました。
お湯の加減も一向に上がらず、ちょっと残念な限りでした。
今日のお稽古は早めに終了!です。
そして、友人と六本木へ繰り出しました。
到着時間が遅いことも忘れて今日までの展望台見学をゆっくりと・・・。
夜景がきれいでした。
見て下さい、宝石のようでしょ・・・(*^。^*)なんちゃって!

ぐるぐると歩きまわってお茶をしようと思ったらなんと、どこもかしこも閉店時間。
みんなやる気ないな~!!まだ10時半なのに~!!
まぁ、帰りたい時間かも?!ネ(@_@;)

最後のお稽古次は大掃除にいかなきゃ!
夜景をみて元気をもらいました。
東京のネオンに元気付けられた私たちでしたyO。
生きてるって感じでしょうか?いややらなきゃ!って、そんな感じでしょうか?
来年もより一層追われてしまいそう。
一日一日大切に過ごさないとな(*^_^*)、そう思った今日でした。
おつかれさまでした。

茶雅馬教室「初釜兼新年会」のご案内!

2013年12月24日 | Weblog
皆様お元気でいらっしゃいますか?
今年も残すところ後数日ですね?
今年は何だか寂しく感じます・・・歳を重ねるごとにでしょうか?
さて、平成26年茶雅馬教室の「初釜と新年会」を楽しく開催致したく
日ごろお世話になっております皆様にご案内させて戴きます。
今年はお茶を楽しみながら江戸文化で遊ぼう!と考えております。
ご多用とは存じますが、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

開催日; 1月18日(土) 集合13:00~
場 所; 大本山 増上寺  
会 費;  一般10,000円とプレゼント(3,000円位)
子供 5,000円とプレゼント(3,000円位)
★スケジュール★
○13:15開演
○13:30懐石料理 (増上寺 一心)
○14:30濃茶・薄茶
○16:45お楽しみ会(江戸文化で遊ぼう!)
   福引き大会
○17:30 終了

※ちょっと楽しく遊んでみようと思っています!
お気楽にお越し下さいませ!正座無しの対応もさせて戴いておりますよ!
ご一緒に如何でしょうか?

池上本門寺「茶筅供養」

2013年12月23日 | Weblog
月例会の次の日ということもあって、午後から伺いました。
もうすっかり法要も終わり皆さんお帰りのご様子で、少しのんびりとした感じでした。

池上には私の尊敬する上人がいらっしゃいます。
その方と奥さまにお会いしたく久々に伺いました。
もう、かれこれ10年くらい経つのかな~?
池上本門寺さんとご縁を結んで戴いて、こちらのご夫妻の力を借りて今の私があるようなものです。
暫くぶりのお顔を拝見にちょっと胸を驚かせて行きました。
受付で「あら、美帆ちゃんじゃない!」ってこっそり驚かせようと伺ったのに、ばれてしまった。(--〆)
まるで、どうしたの~?と言うばかりに受付を始めました。
「う~つまんない!」、こちらこら「きっこさ~ん」って驚いた顔を想像していたのに(--〆)、それ以前に随分とゆっくりね?とあおられてしまって「早く行かないと・・・」とご心配までかけれしまったような・・・。

このお寺は聊か広いので走って茶席まで伺いました。
途中、千葉の大先生方に遅刻がばれてしまい、「今から?」とちょっと呆れ顔(*^^)v、でも、優しく今チャンスよ!入れかいだから・・・。と教えて戴いたものだから、走って走って・・・、勢いよく茶室に飛び込んでしまった(*^_^*)。
そこまでは平和でした。

茶道学会の席は、ゆっくりとした落ち着いた空気が流れていました。
そこへ飛び込んだ私、間に合ったと言わんばかりに、後ろの方へ着席。
これでお菓子が戴ける!と思ったのもつかの間でした。
受付で待たなくていいから、ハイこれ!って渡された来賓リボンにチェックが入り、上座の席へ移動。
正客へ座っていらした上人は私の尊敬するお坊様。ラッキー(*^^)v
お茶をされていらっしゃるので、お点前に大変ご興味があってとっても真剣に拝見されていました。

お点前は・・・ね?って思うところなのに、お坊様ときたらお点前が気になる?らしく、見入っていました。
基本なのか?って改めて思いました。
ご寺坊で、寺子屋を通年通して開催され多くのことをされています。
とっても素敵な活動をされていて、多くの方々がお寺に集まり、また多くの若い文化人のお力になっていらっしゃるご夫妻なんです。
私は憧れるし、尊敬しているご夫妻です。
ご自分のお寺で伝統文化だけでなく、音楽家もあらゆる方々をお迎えして場所を提供されています。
中々出来ないことですが、スマートにさらっとされるご家族なんです。
会が終わると、みなさんにお食事をさらっとお出しになるんですよ!
大きな厨房で、きっこさんがおつくりになって、みなさんとの会話を盛り上げて下さるの。
ゆっくり食事をしながら、その時の講演者と話をしたり、各々で余韻に浸れるのです。

8年目のスタートに改めてここにこれてよかったと思いました。
見えなかったこと、気がつかなかったこと・・・少しわかって反省することもできました。

一歩一歩歩かないと・・・。

それにしてもお茶会は大変だと思います、お疲れさまでした。

今年最後の月例 増上寺「貞恭庵で、一服いかがでしょうか?」準備に・・・

2013年12月21日 | Weblog
あっという間のひと月ですね・
いつもながらにバタバタでした。
茶雅馬便もやっと添削先生へ送って一安心です。
今月の月例会は、「餅搗き」がテーマです。
今回は結構シンプル。
ゆっくりと茶室で楽しんで戴こうと思っていますので、シンプルです。
お菓子は今月から温かなお菓子を考えています。
今月は柚まんです。
栄太楼さん特製の柚まんを楽しんで戴きたいです。
与謝蕪村です。
この掛け軸は以前意地悪組の男子達に「ちょっと半分にきっちゃったら~?」なんて言われて量を考えて下さったいわれがあるもの。
久々にかけようかと思って・・・。
東北の世界へ誘えたら嬉しいです、難しいかな~?!
でも頑張ります。
どうぞ宜しかったらお出かけ下さいね?

今日は準備にいってきます。