茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

何とか初釜終了!

2012年01月31日 | Weblog
一部のメインは増上寺当代御法主の掛軸の初目目。
二部のメインはお楽しみ会とお料理。
お茶を飲んで場所をプリンスのてんぷら店に移動。
職人の技と接客の向き合い方と考え方におおいに感じて戴きたかったので贅沢にのんびりお料理を戴きました。
今回の初釜での報告事は沢山ありました。
その中でも一番はひよこのご結婚です。
目出度いことなので一気に華やかなムードで食事会がスタートでした。

そしてお楽しみ会はテレビで「ごちになります」「ピッタシカンカン」があるようにJA直送千葉産の好きな食材食品を選んで金額をあてて貰うクイズをしました。
前日に選び抜いた食材達をテーブルに並べました。勿論値段は消されていてわかりません。
女性男性とどんピシャ金額を変えて素材の金額をあてて希望金額まで順番に食品を集めてもらいます。
その食材と金額を紙に書いてもらい一気に値段のチェックを皆でしました。
そしてどんピシャ金額に近い順に順位を争いました。
結構主婦が強かったです、それも長年の主婦がでした。さすがです。
それでも男性陣もそこそこ出来ていました。
食材は野菜をはじめとしてわかめやシイタケ、たまごやみそやポン酢ごま油ピーナツキャラメルや黒糖ふ、いちごに日本酒等など。
全部で50種類。
あてるのも選ぶのもその素材が好き食べたいというより、これはいくらかな?これを選んでも大丈夫かな?といった感じでした。
ちゃんとちゃんと素材にある部分向き合っていたように感じます。
結果楽しかったようでした。
結構真剣でしたから?!

これで多分この先の月例や御忌にも対応して戴けるのではないかと思います。
みなさんがお越しになった時ぜひ千葉産の食材何がよかったか伺って下さい。

一年の祈願会をした気分の一日でした。
がんばろ~っと!
楽しかったです、お疲れさまでした。


茶雅馬教室「初釜」

2012年01月30日 | Weblog
おちゃ一服楽しめますように!
皆様のご協力・・・願っています。
なんちゃって!
行ってきます。

追伸
悩んだ結果、いや考えた結果お楽しみ企画が閃いたのです。
楽しんでもらえそう~?いた楽しんで貰わなきゃ!!って言う感じです。

第3回 親子茶道体験教室 無事終了

2012年01月29日 | Weblog
今日は親子体験教室でした。
二組の親子さんが参加して下さいました。
5歳と7歳の女の子とお二人のママさんです。
5歳の女の子はお菓子が食べたい!!と言う気持ちから今回はママさんと二人参加でした。
いつもはおにいちゃまを従えて家族5人で参加でしたが、まま独占状態でした。

ままというと女性二人でおしとやかに・・・が目的だったようでしたが姫はそうはいかなかったようです。
7歳の女の子は初めてということもあって主導権は5歳の女の子!
5歳の女の子はお兄ちゃんのいない分頑張ってくれて、お茶を点てる飲む、柄杓の扱いなどなど一生懸命見本を見せて教えて下さって楽しそうでした。
「先生ちゃんとこれも教えなきゃだめじゃないの!」と怒られる場面も・・・タジタジでした。
7歳の女の子も勇気と元気つけられたのか直ぐに馴染んで小悪魔が達が全開の場面が・・・。

お子ちゃまの発言は素直で真直ぐでちゃんとなのでドキッっとしたり可愛い~と思ったり…色々ですが良い刺激です。
今回の失敗は、肝心のお菓子でした。
寒いと思って温かいお菓子を用意していたのですが、これが不評でした。
素直な姫にあちゃ~でした。
がっかりの雰囲気には申し訳ないというかぬいぐるみのような落胆ぶりの姿に愛らしというかご機嫌直ってと言う気持ちもありながら素直な姫!という気持ちも持ちつつ・・・あの手この手ととっかえヒッカエ・・でした。
その上、炭の着きも悪く何だか今日は寒い茶室を作ってしまっているようで…反省の二文字が圧し掛かってきました。
すると7才の女の子は「私は美味しいよ!好きよ!」とお姉さんぶりを発揮。
初めての二人なのに子供たちは既に心が融け合っているようでした。
すごいな~って思って。
反抗期ぶりを見せた女の子も演技は終わったかのようにあっさりと終了。
またもや元気ぶりで小悪魔二人組でした。

今回二組ともおしとやかなお茶を学んでという目的だったようですが、お茶飲み益々元気溌剌という結果になったようで、失敗だったのか、作戦だったのか二人は母達を引き連れて元気よくお帰りになりました。

結果良かったのかもしれませんが、良い勉強になりました。
ごめんなさいね?

帰り水を汲みにアクアラインを渡って久留里へ行き、そして山姥先生の家へ。
子供たちの小悪魔ぶりを説明。
「楽しそうね?一緒お仲間と思われているのでしょうね?」
「え?5歳、7歳の私?」
「そう!変わりしないでしょ?」
「え~まぁ~」

お子ちゃま達の上手かと思ったら山姥の方がもっと上手だったです。
汲んで来たお水を差し上げたのですが、帰りにおつまみをしっかり戴いてご機嫌よく自宅へ帰りました。
ふと、ちび達もご機嫌よく帰りましたとメールが来ていたから変わりないことに改めて実感。
複雑な一日の終わりでした。

楽しかったです。
有難うございました。

千代田区指定有形文化財「神田の家」

2012年01月28日 | Weblog
今日は楽しみにしていた「神田の家」の見学会です。
神田明神の隣にあります。
二階建ての建物は木材がとても豪華に使われていました。

それもそのはず、神田の家は、江戸時代より神田鎌倉町(現在の千代田区内神田)で材木商を営んできた遠藤家が、関東大震災後の昭和2年に建てた店舗併用住宅です。
遠藤家の邸宅や数々の所蔵品は、その材料、仕様に至るまで職人の技が極められています。
2009年に文化財指定を受け、神田明神の隣に移築されてきたものですから居心地は抜群でした。

貞恭庵もそうですが、建物が人を呼んでいて人が集う場所にさせて戴いているところのようで・・・。
木のぬくもりは心のぬくもりでいいところでした。
ぜひみなさんも足を運んでみて下さい。
ちょっと江戸の粋を感じて戴けると思います。

これから貞恭庵へ行って親子教室の準備でお掃除です。
あすはたのしむぞ!



初釜の準備しなくっちゃ!

2012年01月26日 | Weblog
茶雅馬の初釜を送らばせながら形だけすることにしました。
二部構成で一部は貞恭庵で、その後はプリンスタワーで食事会。
今回は苦肉の策でこの形。
今頭を悩ませているのはお楽しみ会のこと。
ど~しようかな?

悩み中です!

茶花教室

2012年01月25日 | Weblog
今日は茶花です。
いってきます!

今日のお花は水仙と黒文字。
水仙が華やかなので添えがいらないっていう感じでまとまらず苦戦しました。
今回の花入れが大きいのもあって水仙で遊ぶことにひとり没頭しました。
数ある水仙の中でも寄りすぐりの二本を選出。
そして二本入れに挑戦。
出来なかったので鬼先生に続きをやってもらって満足。
その成果をというより見物が主として皆がかわるがわる見に来て下さいました。
「すっご~い!キレイ!」といわれたり「こんなにボリュームある二本を合せていいの?」
感動してくれているのか?呆れているのか分からない分からない感想ばかり・・・。
それもそのはずくらいに水仙の花を多くつけたものを選りすぐり大輪作り上げましたと言う感じだったからでしょうね?
でもいい香りでしたよ!

水仙を茶花入れするには袴を作り花入れ迄高さをあわせて葉を揃えて入れるのです。
一本入れと二本入れ違うのですよ!
二本入れは去年以来入れてなくすっかり忘れてしまって・・・。
都合よく鬼に入れて戴きました。
なので思い出せて満足でした。
従格をつける高度のことは次の時でよいことにしました。
今日もまた自己点数○です。いや満足度かも?

その後国会図書館へいって調べこと。
一月から利用システムが変わってややこしい。
行きずらくなったな?!なんて思いつつ手続きの時間がかかってしまいました。
今日はついているやらいないやら?!


茶雅馬教室「本日お教室ありますよ!」

2012年01月24日 | Weblog
今日の貞恭庵は雪雪ゆき・・・ゆきで美しいと思います!
楽しみです。
ただ、扉があるでしょうかね?ちょっと心配ですが建物は雪国のものですから大丈夫です。
きっと・・・。
あの地震でも何事もなかったようにしっかりとしていましたので。
あ~きれいだろうな~雪茶室。
ただ難点は、寒いことだと思います。
寒さ対策をしてゆきたいと思います。
レッツらGO!
皆様も今日は雪との対決になると思いますからどうぞお気を付け下さいね!

意外と寒くなく過ごしやすかった茶室。
ただ、観音さまから圓光大師堂へ抜ける石畳が雪で・・・。
持参したモップで雪かきをしました。
楽しかったです。
雪国の町のように水を噴水させてモップでバシャバシャ。
結構体力使うのですね?明日は筋肉痛だったらどうしようと思うくらいです。

今日、ふと良いつぶやきがひよこから・・・。

「炭が綺麗にですね?赤々と・・・?」
「雪の明かりは本当に明るいですね?今日は明るいですね?」

きゃ~炭に眼が行くようになっただなんて素素敵だわ?と思い気や、ただ寒かっただけだと思います。
そして部屋の明かりをあまりつけないので雪の反射する白が一段と明るく感じたのだと思いますが障子にうつる白さに感動してくれるだなんて…素敵!
このごろ小さな喜びを無理やり探しているような自分に年齢を重ねる陰が・・・。

なんちゃって!
こういう深々とした日にはことのほか心が広く感じやすくなるのでしょうか?
寒い日には小さな喜びの温かさで心を温かくしないとね?
自己ほっかいろ必要ですよ貞恭庵はね?

楽しいひよこ教室です。

お経にGO!集めてみませんか?「護符栞」(ごふしおり)

2012年01月23日 | Weblog
NHK大河ドラマの主人公お江様のお寺は増上寺塔頭最勝院
寺宝 掛軸「宗祖法然上人像」を
「護符栞」(おふだしおり)として貞恭庵で皆様に!

今最勝院ご住職のお力添えご協力を戴きまして寺宝であります宗祖法然上人像の掛軸の絵像をお借りしまして、貞恭庵のオリジナル護符栞を作成しております。
本来なら宗祖800回目の年忌法要の年という区切りの行事がある中、震災という天災を受け多くの方が被害をうけられ、日本国内外で一寸を見守る状況下です。
被災地だけでなく皆様お独りおひとりの不安を少しでも取り除き、心の支えになれるよう、貞恭庵ならではの護符栞としてお越しになられたお客様にお渡ししております。
沢山のいい事があったよ!という声を聞きます。
嬉しい限りです。
ぜひ集めて法然パワーとお江パワーそして貞恭庵パワーを感じて下さい!

祝聖文(しゅくしょうもん) 
天下和順 日月清明 風雨以時 災不起 
国豊民安 兵戈無用 祟徳興仁 務修礼譲

8句の短いお経ですが、「天下泰平」を表す文句が並んでいるお経です。
このお経は祈願をする修正会や慶祝法要、地鎮式や落慶式などで唄えられる偈文です。
おおむねの意味は「天下は全てが穏やかであり、太陽や月は清らかで汚れがなく、風や雨も時に相応しく、天災や疫病も起こりません。
国土は豊かで、人々は安らかに過ごし、武器を用いるような争いもありません。
人々は徳のあることが尊敬され、慈しみの心を起して礼儀と献謙譲とを実践する事に努めてはげむのであります」この経文は仏様の教えを説いた地域の変貌について述べたものだそうです。
皆様もぜひこのお経をいざという時にお唱えすると良いことがあるかもしれません。

覚えてみて下さい。

また新たな栞は「観無量寿経」に出るもので、「真身観文(しんじんがんもん)」の一節でもあります、摂益文〈しょうやくもん〉を選びました。

光妙徧照(こうみょうへんじょう)十方世界(じっぽうせかい)
念仏衆生(ねんぶつしゅうじょう)摂取不捨(せっしゅふしゃ)

これは法然上人の御詠「月かげの いたらぬさとは なけれども ながむる人の 心にぞすむ」はこの偈文を詠ったものだということです。
意味は、おおよそ「阿弥陀様の光明はくまなく全ての世界を照らし念仏する人々を必ず救いとるのであります」阿弥陀様の光がいかなるところにも届いて救われるのだと述べたもののようです。
4句で終わってしまいますのでぜひトライして下さい。


端唄・小唄の第一人者 神田福丸さん葬儀

2012年01月22日 | Weblog
福丸さんの端唄は好きでした。
ころころころころと本当に可愛らしく声を扱う達人でした。
舞台の上でひとり座るだけで景色が福丸さんの雰囲気に変わってしまうくらい存在感があって座りのよい温かい人柄が映りだされるお方です。
突然に亡くなられてしまって言葉が見つかりません。
ご主人のショックは相当だったのではないでしょうか?

ご主人にとって自慢の奥様、福丸さんです。
十年くらい前でしたか、ある会で舟遊びを計画。
東京湾を一周花火を見ててんぷら食べてゆらり船旅を楽しみました。
福丸さんは船の屋根に出て空を見上げて座っていました。
ご主人はちょっと離れた場所から福丸さんを見守って座っていました。
少し離れた距離ではありましたが福丸さんの様子をじっとずっと静かに見守っている姿は本当に温かで、絵になる夏の夜といった感じでした。勿論その二人の間には誰も入れませんでした。
会話もなく声もかけている姿でもないのに空気が会話しているようで良い景色でしたのを覚えています。
もっともっとだったのに・・・。
何年も経ったわけではないのですが、73才では早いですよね?
ご主人が可哀そう・・・。

葬儀は福丸さんが偲ばれる温かくて華やかでそしてシンプルで・・・。

早い旅立ちだとは思いますが、安らかに・・・ご冥福お祈り致します。

神田福丸氏 73歳(かんだ・ふくまる、本名・笹本比佐子=ささもと・ひさこ=端唄、邦楽演奏家)。
端唄や小唄などの分野で、テレビの邦楽番組や舞台で活躍。
「端唄 神田福丸の会」で2009年度の芸術祭優秀賞を受賞した。