茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

増上寺!親子で茶道体験教室で楽しもう!

2011年10月31日 | Weblog
3日迫ってきている親子体験教室ですが、今は資料作成で頭を悩ませています。
パソコンでお茶道具の絵を書いています。
結構大変なんです。

楽しく出来たらいいな~?

平和ではありますがシックハックしながらパソコンの前で資料を作成していたら、一本の電話が入りました。
親子教室のチラシを増上寺で御覧なった大学生からでした。
「親子教室とはあるのですが、大人だけでは駄目なのですか?子供と一緒でないと?・・・」
その内容にちょっと感動してしまいました。
うかがうところ、どうしても茶室に入りたいとのことでした。

先日の月例の時もそうですが、どうしてもお茶室に入りたいとおっしゃって下さった方々がいらしゃいました。
有難かぎりです。
大学生と話をしていて、今いる私たちの役目を再認識させられたようでした。
任務であったこの大切な役目を、辛滑るよう私達ができることを出来るだけ皆様のお声に堪えられるよう頑張ろう~と思いました。

一つ一つ広げていきたいです。
素敵な貞恭庵であり続けたいから・・・。
ちょっとはっとした出来事でした。
よし!親子教室がんばろー!


深大寺 元三大師堂

2011年10月30日 | Weblog
深大寺に結局来てしまいました。
時間ギリギリのお参りでしたがお参り叶い満足っていう感じです。
ところで、深大寺は厄除けの元三大師を祀っているということをご存知でしたか?
ここに元三大師を祀っているとは知りませんでした。
今この元三大師、恵心僧都に興味があって・・・。
折角でしたから深大寺の歴史を調べて見ました。

平安時代、清和天皇の貞観年中(八六〇年頃)、武蔵の国司蔵宗(こくしくらむね)が反乱を起こし、この降伏を祈念するために、修験の達者である比叡山の恵亮和尚(えりょうかしょう)が勅命をうけ東国に下りました。
以来深大寺はそれまでの法相宗を改め天台の法流をくみ、源家の尊崇を集めるに至りました。
さらには天台密教の一流である仏頂流を伝承し、東国第一の密教道場となって、その勢いは大いにふるったといいます。


加えて、正暦二年(九九一)第十八代天台座主慈恵大師良源(じえだいし りょうげん)大僧正の自刻像が、大師の高弟である慈忍(じにん)和尚、恵心僧都(えしんそうず)両師の意を受けた寛印により遥か叡岳より深大寺に遷座されました。
良源大僧正は正月三日の入滅により、元月三日の大師さま、通称「元三大師(がんざんだいし)」として有名ですが、荒廃していた比叡山諸堂の復興など数多の功績を上げられたので、比叡山中興の祖としても崇められています。
生前は人並みはずれた霊力により数々の奇跡を起したことから、やがて大師にまつわるさまざまな説話が生まれ、比叡全山のどこでも種々の伝承をもつ大師像が祀られるようになり、その信仰は中世以降、畿内はおろか、遠くの関東の大寺にも及んだようです。
元三大師堂では元三大師を祀り、本堂では恵心僧都の阿弥陀様のようです。
開山堂には、深大寺開基満功上人そして天台宗第一祖、大楽大師(だいらくだいし)恵亮和尚の両祖師像が祀られているのです。

東の比叡山と言われていたのが良く分かる感じもします。
結構古いお寺さんだったと実感しました。
お参りが出来てよかったです!

深川「正源寺」お十夜法要

2011年10月29日 | Weblog
本日真面目に参加してきます。
たまには手をあわせに行きましょうかね?
皆様にとって良い行いがありますように!

縁があってこちらのお寺さんにたまに遊びに行きます。
今日のお十夜へ足を運んで久々にこちらで法要に参加したな?と改めて感じました。
お十夜法要は近くのお寺さんのご住職が揃って法要します。
部内といわれる同じ地区の住職がその日のお寺へ出向いてみんなで法要に参加して回ります。
この時期決まってお十夜なのでどこのお寺も大忙しの様子。
参加者は見ごたえある坊様の衣装と雰囲気にただただ感動・・・?といった感じでしょうか?
お十夜には、三種類の法要があります。
一般的な法要は、双盤法要です。
鉦の音に合わせてのお唱えです。
カンカンカンカンと打ち鳴らされる鉦に慌ただしさと悪を消し散らかされているようにも聞こえる叩き方ですが、実は阿弥陀様や実りに感謝の法要でもあるので意味を考えるとちょっと不思議な感じがします。
これでもかこれでもかこんなにも感謝感謝している、通じるか届くかこの気持ちと自棄になっているようにも聞こえたり・・・。
なんちゃって!
阿弥陀様との心の会話、手段は色々です。通じているかも普通はわからないかも?
ただ、阿弥陀様や本像はきっと届いているのだな~?と考えると一心にお唱えしないととも思います。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・。

いつのまにか心が洗われたのか軽やかな気分に。
一時間以上の長~い法要に飽きたはずが、気分は寺回りの様子。
時間は既に三時を回っているのにも拘らず、これから深大寺に行こうと決め車を走らせました。

どうしたことでしょうかね?
間に合いますように!

祐天寺バザー!子供たちの楽園

2011年10月28日 | Weblog
境内が子供達の楽園でした。
賑やか~で大勢が集っていました。
秋ののどかな一日といった感じでしょうか?
祐天寺さんのご住職ははお背が高くお優しそうな微笑みをされる方です。
不思議なお方です・・・。
沢山のことをご存知で色々教えて下さり、勉強になります。
楽しいです。

今日祐天上人のお墓に行ってきました。
空高く本当に澄み切った青い空に墓石が立ち気持ちよいくらいの風格のあるお墓です。
側には大正天皇の生母柳原愛子さまのお墓もあってびっくりでした。
和宮さまの茶室は南部藩のもの。茶室以外は鎌倉の御用邸へ移築されました。
その土地が柳原愛子さまの土地なのです。
今は小学校になっていますが、その土地の雰囲気は大正ロマンかな?

なにはともあれ祐天上人にお参りができてよかったです。
墓地の中をふらふらしてしまい傍から見たら変な人でしょうね?
もともと祐天上人の墓と信じていたお墓がなんと違うお方のお墓で残念極まりないといったところで・・・。
いや、失礼。
本当の祐天上人のお墓に手を合せられたのは嬉しいことでした。

今日は良いことあるかな?!

増上寺!祝日だから親子で楽しもう!

2011年10月27日 | Weblog
親子で楽しくお茶を点ててみませんか?
「茶道」初心者親子を対象に増上寺の茶室にて茶道体験を行います。 
実際に茶室に入って茶道を体験して戴きます。
芸術の秋だから普段と違った親子でおもてなしをしてみましょうよ!
きっと心地よい時を過ごして戴けると思います、ご一緒にいかがでしょうか?
皆様のご参加をお待ちしております。

日にち; 11月 3日(文化の日・木) 11月23日(勤労感謝の日・水)
時 間;  ① 10:00~11:30 ② 12:00~13:30  
      ③ 14:00~15:30 (各90分位)
場 所; 増上寺 境内 和宮ゆかりの茶室「貞恭庵」 予定
体験料; 大人 2,000円、子供 1,000円
対 象; 幼稚園生、小学生
内 容;
一、茶室の説明
二、茶道体験 1)作法の練習
2)綺麗な姿勢 
3)お茶を点てる(親から子どもへ)
4)お茶を点てる(子どもから親へ)
申 込; 先着順に予約受付。
※  茶雅馬教室へ連絡下さい090‐5493‐4394
※  申込用紙はご記入の上当日ご持参下さい

知っ得情報!「椿の実で作りましたストラップ」

2011年10月26日 | Weblog
今回大人気だったのが、「椿の実で作りましたストラップ」です。
貞恭庵の「椿の実で作りましたストラップ」は、貞恭庵のオリジナル限定品です。
去年から貞恭庵を含めた場所がパワースポットとされているのですがご存知ですか?
明治神宮の井戸がパワースポット第一位のようですが、増上寺近辺もランクイン。
明治神宮は明治天皇を祀られていますが、この茶室はそのおばさまである和宮さまですから、もっともっとパワーがあると思います!隣のお堂には法然上人の分骨も祀られてますし。
庭に実った椿の実を丁寧に発芽させて漆を塗って手作業作り上げました。
ぜひ一つお手元に如何でしょうか?
とても可愛らしくできていますよ!

ただ、毎年数個しかできませんので、運がよいとご覧戴くことができます。
宜しかったらどうぞ!

今回の月例テーマ「お十夜」

2011年10月25日 | Weblog
十夜法要とは・・・
もとは旧暦の十月五日の夜から十五日の朝まで、十日十夜にわたる法会(ほうえ)で、「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれていて、その教えを実践し阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であります。
十月から十一月にかけて全国の浄土宗寺院でひろく行われる念仏会(ねんぶつえ)です。「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいいます。
縁起は、永亨(えいきょう)年間(1427-1441)、伊勢守平貞経(いせのかみたいらのさだつね)の弟貞国(さだくに)が、京都の天台宗真如堂(しんにょどう)で修したのがその始まり。
その後、明応(めいおう)4年(一四九五)に、浄土宗大本山鎌倉光明寺の第八世観誉祐宗上人(かんよゆそうしょうにん)が、後土御門(ごつちみかど)天皇に招かれ、宮中で、『阿弥陀経(あみだきょう)』の講義をされ、さらに真如堂の僧と一緒に引声(いんぜい)念仏を修し、勅許(ちょっきょ)を得て、光明寺で法要を行うようになり、これが浄土宗でのお十夜の始まりになります。

もとは民間信仰で、10月10日に行う十日夜(とおかんや)という収穫祭であって、先祖供養の意味も持つ念仏修行と習合しています。
また亥の日に行う公家の玄猪の祝が影響しているので、この日に餅を食すれば万病を除くことができるといいます。
また子孫繁栄、無病息災を願って食しまた、お供えするところもあります。
豊作儀礼行事でもあるこの法要では、栗などを供えたりもするようです。
栗は、代表的な縄文人の食物であった為に神に供えます。
また柿や桃のような実も木の実なら何でもよかったようですが、縄文人の食物だからだと思われます。
お供え物はその土地土地でことなるようですが、穀物はあがるようです。
実りに感謝してというように、田の神様が山へお帰りになる「神無月」に出雲に帰る手土産としてさし上げるのだと言う考え方があるように、その土地の物を沢山お供えします。

お十夜は収穫祭と阿弥陀様への感謝の気持ちを込めてお称えする大切な法会のようです。
法要が終わるとお越しになられた方々へ振る舞いがあるようですが、お十夜粥やお十夜汁、揚げ餅・・などなども。

ちなみに始まりの真如堂は、おじや(お十夜粥)の発祥とされ現在も戴けます。

今日ではその期間も短縮されて行われていますが、この大切な念仏会に参加してみませんか。

無事終了!貞恭庵にて「一服いかがでしょうか?」

2011年10月24日 | Weblog
昨日行いました月例では、お客様106名がお越し下さいました。
おひとりでも多くの方に中へ入って戴き、茶室の居心地の良さを味わって戴きたく一生懸命お迎えしておりました。
気がついたら、お菓子もそこをついてしまい大変な事態になって・・・。
お客様にその旨をお話したら、「茶室に入りたいので説明と抹茶だけでも?」と最後の組は8名でしたがおっしゃられ中へ入って戴きました。
なんたる失敗!でしたが、お待ち頂いたお客様はどなたも笑顔で中へ入られそして笑顔で帰られました。
ひと時でしたが中では一口しかないお菓子しかお出しすることができませんでしたが、ゆっくりとして下さいました。
お菓子はその時のテーマに合わせて特別に芝栄太楼さんにお願いして作って下さってます。
特別注文ですのでその時限りで、尚且つ数に限りがあっていつもお菓子の数を考えてしまいます。
ただ、その日にあわせて作って下さっているので、貴重ではありますし、美味しいと評判です。
今回は個数が足りずで反省ですが、やはり茶室に入りたいという気持ちにこたえられてよかったと思いました。

沢山の方々がお越し下さいましたが、今増上寺で人気が高いのは三門、徳川霊廟です。
帰りがけによって下さったり情報館として立寄られたり色々です。
ただ、皆さんこの茶室へ入りたいという気持ちからお待ち頂かれます。

沢山のお客様とお話させて戴くと元気を戴きとても楽しいです。
日々失敗と勉強ばかりですが、お茶席一回一回に心をこめてお迎えしたく考えております。
これからも宜しくお願いします。

本日開催! 増上寺「皇女和宮ゆかりの茶室で、一服いかがでしょうか?」

2011年10月23日 | Weblog
皇女 和宮ゆかりの茶室貞恭庵で
お参り・・・ 抹茶と和菓子、如何でしょうか?

増上寺の境内にひっそりと佇む小さな茶室。
毎月一度「皇女和宮ゆかりの茶室」を公開しております。
毎月趣向をかえて皆様のお越しをお待ち致しております。
ぜひお茶室へお立ち寄り下さい。

開催日; 10月23日(日)
時間; 10:00~16:00 (お好きな時間にお越し下さい)
場所; 増上寺 境内 「貞恭庵」
会費; 1,000円(抹茶と季節の和菓子)
※お点前はございませんがイスの用意もしておりますので気楽にどうぞ。

集めて嬉しいご利益「護符(ごふ)栞(しおり)」!

2011年10月22日 | Weblog
祝聖文(しゅくしょうもん) 

天下和順 日月清明 風雨以時 災不起 
国豊民安 兵戈無用 祟徳興仁 務修礼譲
今年の三月から皆様にお配りしている護符栞ですが、9月をもってお経を読めてしまいました。
8句の短いお経ですが、「天下泰平」を表す文句が並んでいるお経でした。
このお経は祈願をする修正会や慶祝法要、地鎮式や落慶式などで唄えられる偈文です。
おおむねの意味は「天下は全てが穏やかであり、太陽や月は清らかで汚れがなく、風や雨も時に相応しく、天災や疫病も起こりません。国土は豊かで、人々は安らかに過ごし、武器を用いるような争いもありません。
人々は徳のあることが尊敬され、慈しみの心を起して礼儀と献謙譲とを実践する事に努めてはげむのであります」この経文は仏様の教えを説いた地域の変貌について述べたものだそうです。
皆様もぜひこのお経をいざという時にお唱えすると良いことがあるかもしれません。
覚えてみて下さい。

今月からの栞は「観無量寿経」に出るもので、「真身観文(しんじんがんもん)」の一節でもあります、摂益文〈しょうやくもん〉を選びました。

光妙徧照(こうみょうへんじょう)十方世界(じっぽうせかい)
念仏衆生(ねんぶつしゅうじょう)摂取不捨(せっしゅふしゃ)
これは法然上人の御詠「月かげの いたらぬさとは なけれども ながむる人の 心にぞすむ」はこの偈文を詠ったものだということです。
意味は、おおよそ「阿弥陀様の光明はくまなく全ての世界を照らし念仏する人々を必ず救いとるのであります」阿弥陀様の光がいかなるところにも届いて救われるのだと述べたもののようです。
4句で終わってしまいますが、ぜひ集めて見て下さい。
阿弥陀如来の光明はあまねく十方世界を照らして念仏の衆生を摂取して捨てたまわず