3月14日(土)
「楽しく香文化探訪!-香道のいろは体験-」
香道って!
今から1400年前の推古天皇の時代に、一本の香木が淡路島に漂着したのが日本で初めての香木の渡来の記録(日本書紀)です。仏教の伝来と共に香木は祈りの香として伝えられ、仏教儀式には欠かせないものとして発達し、焚いた香木を当てる遊びが発展して芸道となりました。「香道」では香りを「嗅ぐ」のではなく「聞く」と言います。聞き終わりを「満ちる」と表現します。
先人達は貴重な香木を大切にし「馬尾蚊足」といい、馬のしっぽの毛や、蚊の足のように細い香木を用いて香を楽しみました。
「香りを聞く」ことによって心を静め、人と人とが穏やかに交じり合い、生活そのものに潤いを与えてくれる、日本人が生んだ時空の楽しみ方だと思います。
「香道」は、臭覚を主とする繊細な感性が際立つ美しい文化です。五感への響きが心を震わせます。
ぜひ楽しいひとときをご一緒にいかがでしょうか?
このときならではの貴重な体験をしていただきたく企画しております。
盛り沢山です。
お待ちしております。