茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

お稽古に久々GO!

2011年04月30日 | Weblog
今日は久しぶりにお稽古に行ける日です。
お茶会の準備もします!とのことでしたが、晴々で気持ちの良い日です。
この稽古場はビルの最階上にあるので天守閣のようで見晴らしがよいのです。
ですので、稽古場へ登城すると言う気分でしょうか?
武士のようです。

まぁ、私とすれば登城するだけで気分は稽古したという感じです。

「こ・ん・に・ち・は!~~~」
「やっと来た!」「賑やかになるわよ!」「お腹空いてない?」
「今日は天気が良くって気分良いね~~~!」
「いつも脳天気でしょ?!」
「う、・あのね~・・・」ここでみんなに負けてはいけぬと言うところで一生懸命返答を試みました。
「次、点前だよ!ハヨ準備せい!」

このセリフにはどうも太刀打ちできず打ちのめされます。
みんなからの集中攻撃に負け、点前座に入ることになった私は大人しやかです。
だって、長~いダメ出しが続くからで、覚悟が必要な時間ですから。

あ~私にはお茶は向いていないのよね?!と思えるくらいどうも・どうも・です。
きっとお茶仲間を救えるくらいどこへいっても駄目だし・・・。
お茶が好き!だけど点前は苦手という人の為に、勇気と希望をお届できる為に私がいるようなものではと思えるくらいです。

そういえば、先日どこかでお茶に向いている、向いていない・・・ではなくと言う文章を読んだ気がします。
忘れましたが私の為に書いてくれたのかというような文章でしたが、辞めてはならぬということだったような・・・?

つまりは世の為人の為に今日も強く歩かなけではということのような?
・・・
まあ、そう思いつつ今日の稽古も終わりました。
あ~長かった・・・ひさびさだからよけいなのよね・・・。でも来週お茶会だしね?でもお茶会の点前してないような?
まぁ~今日は帰りましょ・・・。
お疲れモードで帰宅しました。

どこに行ってもお稽古は負け戦で終わるようです。
出直しましょう。
お疲れさまでした。
そんな今日でした。

国会図書館で!

2011年04月29日 | Weblog
久々に図書館へ妙に行きたく足を伸ばしました。
そしたら何と風を思いっきりきって歩かれてりるご老体を発見!
暫し様子を見ながらこれはやはりかの有名なあのご老体!
声を恐る恐るかけると「なんといい時にあえた!御縁はあるものだ!・・・」と随分と自分勝手なセリフを並べてほっとした様子。
もしからしたら呼ばれたのかしら?!と思うくらいのタイミングの良さ!

きくところ、この図書館を利用するのは初めてとのこと、早速利用の仕方から教えてと・・・!
なるほど風を切って歩いていたのは目的地への行進他ならないのでした。
仕方ないからあれやこれやと説明しながら自分の調べごとをしながら付き合わせながら付き合いながらとあっと言う間の三時間くらいでした。
ご老体は既に体力限界か?!
階段嫌だな・・・と呟きエレバーター?と積極的に館内を探す方向へ早変わりです。
それもそのはず、コピーだ、古典室や、申請だ申告だ返却やといろいろな部屋へお付合い、もといご案内させて戴きましたので多分お疲れのタイムに差し掛かったかと!

図書館は色々な勉強になります。
人助けになったような?!ならないようなですが、古典書を手にできた時はちょっと幸せ感を味わいました。
時代を超えてということでしょうか?
ご老体がそばに居てくれたから香道出来たこと沢山ありました。
お疲れになったかもしれませんが今日はご一緒できて良いものをみることができました。
有難うございました。
至福のひと時を味わった気がします。
図書館て本当に時代を超えて良いものに、また良いきっかけを下さります。
本の楽しさ力強さを味わった今日でした。


東日本大震災チャリティー茶会の・・・お知らせ!

2011年04月28日 | Weblog
もうじきです!
きっと今は色々大変な時だと思います。
頑張って下さい!という事で茶会のお知らせです。
宜しかったらお出かけ下さいませ。

東日本大震災チャリティー茶会

日 時:5月4日10時~4時
場 所:高崎観音山洞窟観音 徳明園
    群馬県高崎市石原町2857
    TEL:027-323-3766 FAX:027-322-5025
茶 券:薄茶席2席 前売り2000円、当日2300円
問合せ:観音山茶の湯友の会主催

この徳明館は由緒ある庭園でとっても見事です。
御影石の観音像39体が他の石彫群と共に安置され神秘的な法悦の世界を繰りひろげ洞窟内及び庭園に散在する石仏、石像、石塔の類は実に100を超す多数にのぼり、異色の景観を呈し、信仰の森とも云うべきたたずまいを見せています。
きっと気持ちよい時を過ごして戴けると思います。
如何でしょうか?
お誘い申し上げます。



学びましょう茶(ちゃ)!第一回茶杓について

2011年04月27日 | Weblog
茶杓とは茶をすくう匙で、茶則、茶匙(ちゃひ)ともいう。
はじめは中国で象牙製のものが輸入され、団茶の時代から使用されていたようである。
茶をすくう部分が芋の葉の形をした芋葉茶杓であったが、抹茶の精製点前に伴って茶入れに入れやすく都合のよい形にかわっていったようです。
ひと言に茶杓というが、なんと部分名称はいくつあると思いますか?
節(ふし)、節裏(ふしうら)、露(つゆ)、折撓(おりだめ)、櫂先(かいさき)、樋(ひ)、追取(おっとり)、切止(きりどめ)。また、節上、節下も使用される名称です。
こんなにもあるんです、凄いですよね?
一本の茶杓で、茶杓として扱われるのであまり気にとめられない名称でもあるような気がしますが、皆様は普段この名称をよくお使いになりますか?
私は勉強不足と恥じております・・・。

なぜ急にこんなことをいうと、ある教室の宿題になったのです・・・、そう鬼教室の授業でです。
名称を覚える良い機会でしたがこれをいきなりテストで・・・、しかし時間切れで宿題へと早変わりとなりました。
生き延びた気がしましたが、酷いお方です・・・なんちゃって!
ということで、珍しく調べたのでご報告です。
部分の説明は長々となるのでやめときますが改めて茶杓と向き合った気がします。

ちなみに、代表的な名茶杓はというと次の通りです。

村田珠光作 銘「茶瓢」「笹葉」
武野紹鴎作 銘「浅茅」「虫喰」
千利休作  銘「泪」
蒲生氏郷作
細川三斎作 銘「ケヅリそこなひ」
片桐石州作 銘「稲羽州サマ」「名古曾」
藤村庸軒作 銘「梅歴」
小堀遠州作 銘「有馬山」「窓竹」
千宗旦作  銘「松風」

等などありますが、茶杓を削っている名士はまだまだ大勢です。
この方々も忘れてはいけませんね?
古田織部
山田宗徧
杉木普斎
佐久間将監
木下長しょう子
本阿弥光悦
江月宗玩
覚々斎原叟
如心斎天然
等など

う~ん、覚えられない現実に直面してしまいただ今頭お疲れ中です。
ではこの辺で今日の「学びましょうチャ!」は終わりとします。
またね!

私達も真剣に考えて・・・

2011年04月26日 | Weblog
郡山の友人からメールが届きました。
彼女は公務員。
大学の時からの友人で、真面目で頑固でスポーツ抜群で頭もよし!美人より可愛いタイプだけどかなり何でも男性勝りに活動してしまう飛びきりの親父タイプです。
メールの内容はというと、郡山に非難している方々へボランティアを進んで手伝っているということでした。
休みの日や時間のある時に積極的に活動をしていて色々なことをしていると言ってました。
多分最初は「何が出来るかな?」「何かしなきゃ!」から始まったボランティアだったと思いますが今では必死のようです。
確かに相手あってのボランティアなので真剣勝負だと思います。
休みの日に手伝っているがくたくたになるのよ!と言っていたが、「でもね、些細なことなのに喜んでくれるのよ!頑張らなきゃ、また来ようと思うの。」と書いてありました。
確かに・・・だと思いました。
彼女はきっとこの大型連休も通うのだろうと思いますが、何ができるだろうかと考えるのは誰でも出来るかもしれない。行動するのは本当に勇気がいるけれども、それが出来る環境や周りの理解からで恵まれていると思いました。

このゴールデンウィークには、先にお知らせ致しました高崎にてチャリティー茶会も開催されます。
行動する勇気やタイミングそして内容に多いに悩み考えさせられますが、何よりも独りでは出来ないので応援や仲間が必要になります。
助けられ初めて一つの行動をなせるんですよね?本当に人ってちっぽけです。
でも、何が出来るかを真剣に考えるから心が動かされるのだとも思います。
被災者の方々が必死に求めてくれるからやらなきゃと思う彼女も、何か出来るかなと考える知人のご夫妻も私は好きです。
そして応援してくれる仲間が好きです。
私も頑張らなきゃって改めて思いました。
そうそう、私も恵まれていると思います。
理解してくれるお寺や坊さま、応援してくれる先生方、そして協力してくれる仲間やひよこ達。
独りでは何もできませんから・・・、有難いです。

現代はメールでいつでも知らせができるのに、メールでは被災地に魔法がかけられません。
早く復興が出来ることを切に願いながら真剣に時を考え行動してゆきたいと思いました。

前へ前へ力強くね!



秩父 さ・くら?! 若御子(わかみこ)神社と清雲寺

2011年04月25日 | Weblog
清雲寺のしだれ桜がとても美しいのでお参りにということで足を伸ばしました。
既に遅かったというような状況でしたが、まだ何本かは最後の美しさがありなんとも淡い桃色が印象的でした。
霞がかった美しさは桜ならではでしょうね?
星雲寺に隣接する若御子神社にも桜はありますが・・・やはり終わりです。
この土地は昔からの歴史やゆかりのある街で樹木一本一本に歴史を感じます。
この神社でも歴史は古いようで山里に鎮座する古社です。
創立は聖武天皇の御代、天平年間(730年代)ころに若御子山の頂に神武天皇が祀斎されたことが始まりと伝えられています。「若御子」の名の由来は祭神・神武天皇の別呼称、「若御毛沼命」からきているのではと言われています。
祭神にあやかって武将たちの尊崇が厚く、古くは藤原秀郷が平将門の乱の平定を祈願したと伝えられ、鎌倉幕府を開いた源頼朝や足利将軍義晴も参拝したと伝えられます。
戦国時代、武田軍の兵火によって社殿と社宝は失われ、慶長年間に本殿が再建されました。

面白いのは、狼型の狛犬が鎮座していることです。

帰りにホームセンターに寄りました。
この地域には水が豊富と聞いたのでお水があるのではと思って・・・。
やったー!有りました!
貞恭庵では皆様にお出ししているお水の安全性を考えて水を探していました。
切らさないようにと考え常々水探しです。
出合った時の嬉しさはこの上ないです。
つまらないことで楽しさを感じているとお思いでしょうが、お水一つでも大切かつ大事なことだと実感しています。
お人に出す安全性は結構神経質になります。
こんな所までときっと政府は感じていないと思いますが(当り前ですが)お茶にとってもお水って大切なんですよね?

今回お参りと桜見物が主でしたが、嬉しかったのはお水を求められたことです。
なので帰路はちょっと軽やかで帰宅しました。
おばかな私でした。
きっといいことあるでしょう!と信じて・・・。

中央区区長選挙に!

2011年04月24日 | Weblog
友人の一人が中央区の区長選に立候補しました。
結果次点で残念な結果になってしまいましたが、次点という事は次に繋がるということで凄いな~と思いました。
彼は小児科医の先生で現在区議会議員でもあります。
前回初挑戦で議員に当選しました。当然今回も二期目というだろうと誰しもが思っていたと思いますが、彼の野望はなんと区長であったようです。
惜しくもでしたが、議員を一期やり遂げきっと思う伏しや遣らねばと感じ実行へと移って行ったのではと思いました。
誰しもが早いと思った中、かかんにも挑戦する姿を見て大丈夫?本当?と疑ってしまいそうですが本人はいたって本気でした。
後に引けずというより当り前のような出馬の姿でした。
「普通じゃ駄目なんですね?!」とちょっと思ってしまい頑張れ!と素直に応援してしまいました。
挑戦する人の姿はとても誇らしげですし、前を向いていて力強いですね?!
誰もがそうだと思いますが、生きていると言う事が伝わってきます。

今回、選挙の手伝いが出来なかったのは申し訳ないと思いつつ挑戦する友人の姿を見て私も前へ進まなきゃと強く思いました。

四年前、中央区の講座で席を並べ勉強した私たちでしたが、その時の仲間はそれぞれの道へ進んで活動しています。
その独りが彼でもありました。
四年か~早いな~と思いつつ、自分の今はいいのだろうか?と改めて足元を踏み直しながら前へ進まなきゃと思いました。
初心を・・・といいますが、忘れてはいけない気持ちや流されてはいけない思いを改めて実感させられました。

先生の勇士ある行動に頭が下がる気持ちと勇気を有難うと伝えたいです。
お疲れ様でした、次に向けて歩きだして下さい!
そう思った今日でした。

茶雅馬教室

2011年04月23日 | Weblog
今日は生憎の雨でした。
でも貞恭庵でこんなに雨の音を感じたのは久々だったように感じました。
雨のせいか少し夕方は冷えて来たように思えますが扉を開けながら庭を眺めると青々とした葉達が元気に見えました。
もう桜は終わりで新緑か・・・と思って空を眺めたら、ちょと貞恭庵から霊廟へ視線を上げるとなんと桜が!
そう、八重桜が咲いていました。
びっくりでした。
ボリュームのある桜がなんと一本だけ満開のようで向こうもこちらを気にしているようでしたよ。
思わずみんなで一本の桜を貞恭庵から眺めてしまいました。
向こう岸からみたら何を覗きこんでいるのだろうと言う感じでしょうかね?
見事に咲き誇っていました。
それにしても桜も終わりですね・・・さびしい・・・。
雨の音はしきりに強くなってきましたが貞恭庵の中は負けずと賑やかでした。
ちょっと新しいゲームで夢中です。
お茶を通して性格判断というか?長女タイプ、次女タイプ、末っ子タイプと分かるようなお茶ゲームをして遊んでました。
といっても立派な仲間作り気遣いお稽古です。

楽しかったです・・・。

ひよこ達も結構夢中でだったような、あっという間の5時の鐘。
お寺は鐘で知らせが入るのでいいですよね?
鐘がなると何だかそわそわします。
いいよう~な?悪いよう~な・・・。
貞恭庵は時計はあっても時間感覚があまり感じないところですので、時を知らせる鐘はやっぱり重宝かも?!
今日は雨の音を聞きながらのお稽古でしたが茶室内は熱い戦いをしていました。

う~!火曜日組もしてみよう!

元気になった一日でした。

電動自転車でGO!京都一日走りました

2011年04月22日 | Weblog
今回はじめて電動自転車で京都を走り回りました。
清明神社、桂昌院生家菩提寺、西本願寺、東本願寺、養源院、京都博物館、大谷廟、親鸞上人御荼毘所荼毘所跡、鳥辺山妙見宮、清水寺、事主神社、丸山公園、知恩院、青蓮院そして二条城。
のべ11時間走り続けました。
電動自転車っていいですね?すいっと・・・ですよ!
途中かなりの坂があって普通の自転車では駄目だったと思いますし、また車だと進入禁止でしたし、その先行き止まりで大変なことになっていたと思います。
夕方それも4時半近くに漸く知恩院へ辿り着けました。
坂道を自転車で登りきり本堂前では警備員さんは、後15分で閉まりますよ~と大声をあげていました。
そんな中「自転車ここでよいですか?」伺い「どうぞ!」といわれ一路法然上人霊廟へGO!

走る事走ること勢い強く、なんと通り過ぎてしまい山を登って酒井忠次の墓へ行ってしまいました。
山道を登ること登ること法然さんまだかまだかと思いきや歴代の御坊様のお墓の先に酒井忠次氏の墓がありました。
山の上は墓集落のような一族のお墓が密集していてびっくりでした。
ご挨拶をしてから坂を下さり、法然上人霊廟へ今度こそGO。
辿り着いたのは既に5時近く。
時がとまったように静かでした。何とか無事にご挨拶してきました。
ほっとして本堂だで降りご挨拶をして自転車をピックアップして坂を下りました。
次は青蓮院、まだ拝観できるでしょうかと思いつつ走らせセーフと言うより無理やりでしたが無事に拝観できなによりでした。
一日が長く有意義でした。
皆さんも自転車お勧めです。
走りまわって満足の良い旅でした。

ちなみに酒井忠次氏は次の通りです。ご参考までに!

内容:織豊時代の武将。三河生れ。小平次・小五郎と称す。
酒井家は徳川宗家と姻戚関係にある最古参の譜代大名。井伊直政、榊原康政、本多忠勝と共に徳川四天王といわれた。
姉川の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦い、伊賀越の危難、小牧・長久手の戦いなど徳川家康の生涯にわたる主要な事件の際に、家康に供奉し顕著な功績があった。
また政治的手腕もすぐれ、石川数正と並び両家老といわれ、家康が徳川体制を築くのに最も重要な人物であった。

茶花教室

2011年04月20日 | Weblog
ご進級おめでとうございます!
先生から第一声に発せられたその言葉に心から「やったー!」なんて思ってしまった私でした。
いつも劣等性の私ですからなんといっても進級は嬉しいものです、有難いことに通信簿が無いのが茶花教室の良いところでしょうか?この頃思います。
ということで、今日からまた一年が始まります。
今日のお花は「都忘れと枝もの」。
大変に苦戦しました・・・という事で写真はありません。
いつになったら花達と友達になれるのかわかりませんが、これもまた永遠の課題かもしれませんね?
強くなろう!そう思った今日でした。

私が茶花教室でまたもや落ち込んでいることを知ってか「茶花いってますか?」とご機嫌茶花の写メールが届きました。
茶花好きなお人もいるのだな?と益々の落ち込みを感じながら帰宅した次第です。
良い友人を持って幸せです。
今日も元気に行こう!前を向いて・・・そう思いました。