ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

NARUTO

2006-05-12 01:40:54 | 日常
忍者イリュージョン「NARUTO」を見て来た。
平たく言えばミュージカル。
「マンガ原作のミュージカルなんて、子供だましなっ!」とお思いでしょう?
違うんだなー、これが。
主演のMA(ジャニ)に東宝ミュージカルの大スター岡幸二郎さん、新妻聖子さん、
元ヅカの愛華みれさんに尾藤イサオさん、マナカナちゃん、そしてお笑いのレギュラー、
他にも人気役者さんを揃えて6600円って、チケットの値段設定間違えてないかい?

原作のマンガを読んでいなくとも充分楽しめる作りだったけど
私はすでに読破。そして感じた、すごいキャラ被りぶり!
NARUTOもサスケも我愛楽も(綱手様も)、立ち姿から動く姿、雰囲気までそのものズバリ!
どれだけ研究したのだろう?カテコまでキャラをかぶり続けていたのはたいしたもの。
ただ、サスケの歌にはドギモを抜かれたがな(笑)。
もちっとがんばれ、町田!ヨネは良かったぞ。
ドギモと言えば、岡さん。なんかいきなり一人だけ雰囲気が違うんですけどー。
王様が立ってるみたいな。顔も空気も台詞回しもまさに「ホンモノ」。
そいでもって歌がすごいんだわ。生ならではの迫力!もう釘付け。
声量も技術もブラボーとしか言い様が無かったっス。
マントを翻しての立ち居振る舞いがもう本当にすごい存在感だった。
そんなすごいのを「手下」として扱わなきゃならないがよく頑張っていたな、秋山。
銀髪のカツラがよくお似合いだったぞ、秋山。
カテコの司会はしょうがないけど、それまでレギュラーのいじり攻撃にも乗らずに
キャラを貫き通した芝居を続けたのは偉いと思ったぞ、秋山。
マナ・カナちゃんはああ見えて芝居も踊りもちゃんと勉強していた見事なものだったし、
尾藤さんもレギュラーも新妻さんもそれぞれの良いところを出し合っている舞台だった。
イリュージョンはショボかったけど、とにかく飽きる暇なく楽しめた。
評判で客入りもうなぎのぼりだというのも頷けた。
何度も言うが、このキャストでこの値段、そしてこの出来は本当にお値打ち。
プレゾンも倍以上のお金取ってるんだから、せめてこのくらいきちんとしたものを
作っておくれと言いたい~。

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