ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

torture

2024-09-04 08:01:00 | 日常
老母がここ二週間くらい腰が痛くて歩けないと言う。
買い物もままならないのでネットスーパーまで考えたようだが、なぜ私に頼まない?
ーということで、本日は買い物リストをメモってもらって
私がスポーツクラブの帰り道に買い物をして帰ることになった。

スポクラのサウナ内では奥様方がどこのスーパーが高い、今日はこっちのスーパーが安いなど
しっかりしたリサーチ能力を披露していた。
みなさんスポクラに来る前にスーパーを巡って価格をチェックするらしい。

私はお勧めされたスーパーまで行く気力もなく、奥様方には散々高いと評された
駅前のスーパーでメモ通りの物を買うのだった。 
ちょっと買い物が多いのでいつもなら絶対に使わないワゴンを使う。
上手く使えなくてイライラ。スラスラ行けないのがストレス。
メモにある「本日20%引き」のせんべいあられコーナーはすごい人で私など割り込む手段がない。
卵も安いものは売り切れていて50円も高いものしかない。でも買うしかない。
牛乳は隣にあるマイバスケットが安いと奥様達から仕込まれていたので出てから寄ることにした。
そしてレジ前で気が付く。本日の50円引きラッキー券を金曜日分と間違えて
持って来てしまったことに。
ああん、ダメじゃん。
レジで私の前の奥様方は次々とラッキー券をかざしては去って行く。
私はレジ係の方に「ラッキー券は?」と問われ「忘れました」と言って「あらー」と同情された。
その後寄ったマイバスケットで卵が100円近く安くなっていてこれまた力不足にショックを受ける。
こんなお使いすらままならないとは、本当に私は主婦能力に欠けると思ったら泣けてきた。
家に帰って落ち込んだ姿に「あなたは主婦歴がないのだから、経験値の高い奥様方と
比べたって仕方ない」と慰められ「それもそうだな」とやっと落ち着けた。
確かに奥様方はずっとこれをやってきているのだった。
ポッと出の私が出来るような所業ではないのだ。
なめていたわけではないが、大変失礼した。

しかし私のお使い業務はまだまだ続くのだろう。
ちょっと苦痛…。