ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

TV programs

2016-06-13 00:01:26 | 日常
ここのところテレビ番組がどうしょうもない。
特に朝のワイドショーかひどい。
我が家では時刻と天気予報とにぎやかしにつけているのだが、
先週なんぞすべてのチャンネルで歌舞伎俳優の奥様がガンになったという話題をやっていて、
そんな知らない人の不幸を朝から知る必要はないのでBSに逃げた。
そしたらBSのNHKで世界のニュースをやっていて、そこで初めてEUが大変な状況に陥っていることを知った。
私は昔からそんなに自分からニュースを知ろうとする人間ではなかったが、
それでもそのくらい大きなニュースはなんとなく知っていたものなのだ。それなのにこの初耳感!
影響のあるアメリカのニュースならいざ知らず、遠い国々のニュースなんぞは
お金を払わなければ教えませんよということなのか。
ちなみに奥様のニュースは夜のNHKのニュースでもやっていてビックリした。
そんな個人的なニュース、なんで放映するのか?日本国民なら知らなければいけないということなのか?
大体「心配ですね」「お大事に」とのおためごかし的なコメントしか出ようもないではないか。
第一本人がそんな報道を望んでいるとは思えないのだが。
あと不倫もどうでもいい。そんなことやる時間があるなら、夏の取水制限の対策でも講じて欲しいものだ。

そんな絶望感溢れるテレビ番組の中にあって、
偶然に観たNHKスペシャルの「アマゾンで巨大サルを探す」という番組はおもしろかった。
アマゾンの最寄りの村から船で6時間という手つかずの自然のジャングルで、100時間も取材して
やっと見つけ出した巨大猿がすでに知られた種類の猿の巨大化したものだったというオチは脱力系だが、
それにしても見たことのないサルや動物がたくさん出て来て興味深かった。
なんで顔だけ黄色や赤、頭の形がハート型など不思議すぎる容貌のとりどりのおさるが存在するのか?
そしてカメラに映るのは絶景だが、きっと湿気や暑さや虫で大変であろうアマゾンの中で、
頑張って撮っていた日本人の取材班の苦労を慮るだけで観た価値はあった。
やっぱり吸血ダニに背中一面喰われてたしー。
取材費もふんだんに使って、機材も一流、そして作る人が頑張った番組というのは
素晴らしいものが出来るということか。