ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

プロ野球

2012-11-01 00:23:00 | 日常
寒い!あまりの寒さに教室の暖房を入れてしまった。
生徒を待っている30分の間に冷え切っちゃって歯がガタガタ言っちゃったからさー。

で、帰宅すると10時近いのにまだ野球中継をやっているではないの!
日本シリーズだから中継をぶった切らないで最後までやるのね。ったって10時だぞ。なかなかの英断。
私は子供の頃プロ野球が大好きだった。でも最近はたまに日本シリーズを見るくらいだ。
知っている選手がいつの間にか監督になり、今や監督すら知らない人という世代に代わった。
そもそも野球は贔屓チームがいるというのが楽しい見方だ。阪急ブレーブスが無くなり私も遠ざかった。
そしてやはり選手を知り、チームの歴史を知り、もちろん地元なんていうのも楽しむ上で大切だ。
最近は地上波テレビでの中継自体もなくなって、これでは私だけでなく皆遠ざかってしまい
プロレス同様衰退してしまうのではないかと危惧していたのだ。

今日の試合は私が見た時には0対0のままもう延長12回まで来ていた。
そして最後の最後にパッカーンと一発、左中間を破ってサヨナラ試合である。
そのヒットを打った瞬間のスタンドの沸き具合、歓喜の声がすべてだ。
そして打たれた投手の「なんで!」という怒り顔、その前にエラーした選手のやるせない顔。
積み上げた12回もの時を一瞬で引っ繰り返すこのカタルシス!これこそ野球の醍醐味なのかも知れぬ。
ただこれを味わうためには12回までずーっと見続けなければならないのだ。
忙しい現代人には難しい。しかも報われない試合も多い。
だからこそたまにこういうのがあると光輝いて「また観たい~」となるのだな。

選手も知らなくてもちょこっとの間でも楽しめたのでもっと普段も中継すればいいのにと思った次第だ。
ホント、最近地上波のテレビつまらなくて母ですらCSのBBCニュース観てるくらいだもの。
このままじゃ国際人になって「ハロー」とか言い出しそうで怖いし。