ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

外様チャンプ

2010-10-12 00:28:43 | プロレス
昨日お知らせした通り、久しぶりにプロレス観戦に両国国技館に行って来た。
仕事終わりで行ったので私のいでたちはかなりヤバイ。
仕事で一緒だったvianneちゃん曰く「美容院の女社長」。確かにさもありなん。
そんな格好で途中ゴディバで買ったショコリキサーのストロー咥えて行くのはセレブみたいなので
電車の中で飲み切った。今日は暑いのでシェークがスルスル飲めたよ。
今回の両国大会のチケットを取ったのは、女心の未練からか。
前回のG1で決別を宣言したはずの小島選手。
なのにIWGP王座挑戦とあらばここまで責任持って見届けたいと思ってしまったのだ。
他にもゴールデン・ラヴァーズのタッグベルト挑戦もあるし、ペイパービュー買うより観に行こうと
いつもの新日観戦パターンなわけであった。
そして行ってみたらミラクル!
私の席は前回とは違う。買ったチケット屋と席種は一緒だが、前回は向正面、今回は西。
でも列の初めにいた客は前回隣の席で食って食って食いまくっていたあの男が今回も食べていた!
なんというミラクル!こんな運命の出会いはイヤン。
しかし今回は彼の友達が隣の席に来たため、男は食べ続けられず、
友達がトイレに行った時などに猛烈に食べていた。
後ろの席にはプロレス初観戦らしき男団体。初々しくて純情な観戦振りが可愛かったのは最初だけ。
その知らなさがだんだん鬱陶しく感じるようになるというのも経験した。

試合はまさかこんなに試合数があると思わなかったが、前半はとてもとても面白かった。
第二試合だったかな?飯塚さん(アイアンフィンガーフロムヘルの人)が放送席を襲い
実況アナウンサーのシャツを脱がせちゃって、彼は半裸で実況することを余儀なくされていたのが笑えた。
そのあと本格的に襲われたりもしたもんだから、実況終わって席を立つとき暖かい拍手が送られていたのも笑える。
ちなみにそのアナは夕方のニュースの特集コーナーで食べ歩きとかも担当している。
ライガーの帰国試合は主役を差し置いて、マホンの頑張りと亘さんのヘタレっぷりが前面に出た試合。
TAJIRIと矢野の試合は完璧。
前回毒霧を唐傘で防がれるという屈辱を受けたTAJIRIが、今回は唐傘で矢野と自分を囲っての毒霧。
こんなにうまく展開した試合を観るのは気持ちがいい。
ゴールデン・ラヴァーズの試合もその爽やかさと超人性がいかんなく発揮された素晴らしい試合だった。
この二人はDDTというインディー団体(とは言えない集客力を持つ)の、超人的な身体能力を持つ二人組。
イケメンと言い切るのはどうかと思うが、その身体は完璧な美ボディー。
加えてDDTでは腐女子も喜ぶギミックも展開しているようで、まあ女子ファンがいっぱいおっかけて来ていた。
立ち上がって勝利を喜ぶ女子ファン達は、なんだかジャニーズのコンサートのようでもあった。

休憩終わりにノアの選手が出てきた時には、「ノアの選手まで呼んでるのか?無駄に豪華だなー」とビックリ。
こちらもイケメンと名高い潮崎選手だったが、いかんせん美ボディーの後ではボッテリ鈍重な印象に。
しかしさすがに老舗団体の選手達は地力があるなと感じた。
問題はその後の新日期待のエース達の試合だ。
中邑と後藤の試合はまあ私も興味の無い二人ではあったが、その興味の持てない部分での試合を展開し
もう眠くて眠くて死にそうになった。
タナと内藤の試合も二人が全く怪我もなく元気なら面白いと思うのに、怪我している膝をやり合って
仕舞いにゃ動けなくなっちゃうんじゃちっともおもしろくないぞ。
そしてメインは観ていて力の差を感じた。
それは自分が小島の試合をたーっくさん観ているが故に「彼はこんなものではまだまだ」と知っている部分に
帰来しており、やっぱりファンなのかなーと感慨にふけったり。

結局小島が勝ち、なんだか新日所属じゃない選手ばっかり戴冠しちゃっていいのかななどと思いつつ、
まあそれが集客に繋がるならしょうがないのだろうなとも。
ゴールデンラヴァーズがチャンプになったことで新日で組まれる試合は増え、今後まだまだDDTファンを
引っ張って来るのだろうし、小島選手は今日私にチケットを買わせたという実績がすべてを物語る。
はっきり言って‘ヒロシ’だった国技館。少しずつでも赤い空席が見えなくなるといいんだけどね。

本日一番興奮したのは、対面のリングサイドにいつも後楽園ホールの中継時には必ずいるおじいさんを発見した時。
「ああ、初めて本物見ちゃった」って(笑)。
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