ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

啓蒙

2009-12-24 00:26:34 | プロレス
今日は昨日書いた「サムライでスーパーJカップのニアライブを見ていたらこんな時間になってしまった。
でも久々に全試合大満足の興行だったぞ」の詳細感想など書こうと思ったのだが
プロレスをご覧にならない皆様にわかるように書くためにはどこまで説明しなければならないかと
考えたら軽く途方に暮れた。

・サムライ…プロレス・格闘技専門チャンネル「FIGHTING TV サムライ」

・スーパーJカップ…新日本プロレス主催の他団体の選手も含めた
           ジュニア選手16人による二日間のトーナメント。
           優勝者は新年のドーム大会にてIWGPチャンピオンに挑戦出来る。

・新日本プロレス…かつて猪木がいたところ。テレビもついているいわゆるメジャー団体。

・他団体…メジャーの他にインディー団体と呼ばれる団体も数多く存在する。
     インディー団体は団体のカラーが強く選手は小さめで演技性に比重が置かれたりするため
     メジャーとの線引きは厳しかったが、最近では技術的にも申し分ない選手も多く輩出し
     集客力もメジャーより多い団体が存在したりする。

・ジュニア…新日本プロレスでは「体重100kg以下の選手」。


こんなところで大丈夫でしょうか?
で、まあ自分の感想としては邪道・外道が素晴らしかったということだ。
彼らはどインディーでデビューし、いろんな団体で苦労してとうとうメジャー新日のブッカーにまで
のし上がった男達なのである。身体を見れば一目瞭然の努力家だ。
片や邪道はイロモノ中のイロモノ、オカマキャラの男色ディーノさんを相手に安易な迎合という手段を用いず
制裁を加えているように見せて彼の良いところも出させ、結果どちらの価値も下げずにむしろ上げて見せた。
外道はインディーどころかプロレス界の星イブシ相手にほとんど彼の良いところをすかして
技術を見せつけ、そのくせここ一番は出させて受け切った挙句、傷をつけない完璧な勝利。
「プロってこういうもんなんだよな~」と納得させられる試合だったのだ。

ただここまで理解して観るのって時間と経験と知識が必要かも。
そう考えるとプロレスの復興って難しいな。もっと簡単に楽しめるためにはどうしたらいいのか?