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明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治は一刻も早く争議解決を、TPPに対し食料・農業に携わる企業は、国民の側に立つことを求める

2016年03月14日 12時09分10秒 | お知らせ

2.26明治HD社前座り込み行動

連帯挨拶

全農協労連書記長 舘野 さん

 明治HDに解決を迫る社前行動にご参加の皆さん、大変ご苦労さまです。ご紹介いただきました、全農協労連の舘野です。

 先ずは、明治HDに対して、30年にもわたる明治乳業争議を一刻も早く解決するよう自らの判断で争議解決を決断することを求めたいと思います。
 私たち全農協労連も、その解決にむけて奮闘する決意を改めて述べたいと思います。
 さて皆さん、国民、そして私たち労働者の生活が一層苦しめられている中において、まさに大企業の姿勢がいま厳しく問われていると思います。
いま、大企業は空前のもうけ・内部留保をため込む一方で、汗を流し仕事と日本経済を支える労働者をはじめ、国民のくらしに対しても、その責任を放棄しているのが実態ではないでしょうか。

 その中で強調したいのは、私たち全農協労連が携わる食料と地域農業についてです。
いま、安倍政権は国会において、マスコミなども総動員して国民をあざむく、TPPの批准を推し進めようとしています。
なぜ政府はTPPの実態を明らかにしないのでしょうか。皆さんお分かりですよね。それは大企業・財界優先、世界で一番企業が活躍しやすい協定であるからではないでしょうか。
TPPは、国内産業全体、国民の命とくらしに大きく関わる大問題です。こうした問題をはらんでいる、そして、国民の安心・安全な食料供給を含んでいるTPPに対して、大企業、特にも明治HDはほっかむりでよいのでしょうか。
 多くの国々では、自国の食料は自国で賄う、政府がその責任を果たすことは当たり前のことです。
そのためにも、食料・農業に携わる明治HDをはじめとした食品企業は、国民の側に立ち、安心・安全、安定供給の責任をしっかり果たすことが求められていると思います。

 労働者を酷使し、粗末する企業に未来はありません。働く労働者が、安心して働き続けられる職場をつくってこそ、国民のくらしを豊かにし、企業として社会的な役割と責任を果たすことができるんですよ。明治さ~ん。

 最後に、いま戦争法をはじめ、TPP、労働法制の改悪などに対する国民的な運動と情勢は、私たちの闘いを後押ししています。こうした課題を一つに束ねながら、根っこにある大企業・財界優先を進める安倍政権による暴走政治に反撃し、その象徴である明治乳業争議を一刻も早く解決させるために、皆さん最後まで奮闘しようではありませんか。
 私も頑張る決意を申し上げ連帯にかえます。外は寒いですが熱い気持ちを明治HDにぶつけていきましょう、共にがんばりましょう。
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