東大濱田純一総長は、学問の府の長として真摯に応えよ
荒木尚志・東大法学部(労働法)教授(元都労委会長)が明治乳業事件(全国9事業所32名)に交付した異常極まりない不当命令の裏に、利害関係が判明しました。
元明治乳業社長の中山悠氏から4億7500万円の寄付金が東大に、同時に荒木教授とは同窓生疑惑。濱田純一総長に説明責任を求めています。
明治乳業争議支援共闘会議(議長 松本悟)と明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団(団長 小関守)は11月26日、東京大学を訪れ、荒木尚志教授(元都労委会長)に公開質問状への回答、責任者である濱田純一総長に「『質問書及び要請書』を提出しました。
この間の要請に誠意ある対応が見られなかったことから、今回で4回目の要請になります。とりわけ、濱田純一総長は「『質問書及び要請書』を二度にわたり、郵送で返却してきました。この日も本部棟で要請を行いましたが、対応したのは総務課の山本哲也氏(他4人)です。誰の判断で返却したのか、との質問にも「答えられません」との回答を繰り返すだけでした。
再々度、つき返してきた要請などを送り届けると通告して退席しました。
26日持参した総長への抗議文を紹介します。
2014年11月26日
東京大学総長
濱田 純一 殿
明治乳業争議支援共闘会議
議 長 松本 悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
団 長 小関 守
貴殿の重ねての常識を逸脱した不誠実な対応に厳しく抗議する
本年9月26日に三度貴大学を訪問し、法学部荒木尚志教授には、「都労委会長であった貴殿の極めて不誠実な対応に抗議をし、改めて『公開質問状』への回答を厳しく求める」の書面を。また、貴殿には「『質問書及び要請書』を一方的に返却するなど貴殿の極めて不誠実な対応に厳しく抗議する」の書面を応対者に託し、荒木教授及び貴殿に確実に渡されることを強く要請しておいたものである。
貴殿宛の書面は、応対した総務課の山本哲也氏(他1名)に対し、貴殿が平成26年8月1日付けで返却した「要請書及び質問書」と一緒に、上記の抗議文を添えて改めて手渡し、返却などの不誠実な対応に厳しく抗議をすると共に、2013年7月29日付け「要請及び質問書」への回答を、重ねて強く求めたのである。しかし、貴殿は、本年10月6日付けで再び書面を返却するという、極めて非常識な対応をしたのである。
改めていうまでもなく、私どもが貴大学を訪問し法学部荒木尚志教授に「公開質問状」を提起し、また、貴殿に「質問書及び要請書」を提起するに至った経緯は、貴大学への訪問の度に説明している通りである。すなわち、荒木教授には、自身が都労委会長(担当公益委員)として明治乳業事件に交付(昨年7月9日)した命令が、不当労働行為・差別事件の命令例としては極めて特異な判断手法であったことについて、労働法学者としての教授自身の見識を含めて、判断手法の「有り方」について説明を求めたものである。
また、貴殿には、総長の立場から荒木教授に対し誠実な対応と回答を促すことを求めている。同時に、荒木教授と旧明治乳業元社長(中山悠氏)との関係疑惑、すなわち、貴大学への475百万円の寄附講座の事実などについて、貴大学をめぐる金銭がらみの醜い不祥事が後を絶たない現実を踏まえ、「学問の府」としての襟を正すためにも、貴殿の誠実な対応と説明責任を厳しく求めているのである。
受けた書面を二度も返却するなど、貴殿の極めて異常な対応に対し厳しく抗議をする。
同時に、「要請及び質問書」に対する貴殿の誠実な対応と回答の実現に向け、貴大学に対し必要な諸行動を、引き続き実施する考えであることを明らかにしておくものである。
以上
荒木尚志・東大法学部(労働法)教授(元都労委会長)が明治乳業事件(全国9事業所32名)に交付した異常極まりない不当命令の裏に、利害関係が判明しました。
元明治乳業社長の中山悠氏から4億7500万円の寄付金が東大に、同時に荒木教授とは同窓生疑惑。濱田純一総長に説明責任を求めています。
明治乳業争議支援共闘会議(議長 松本悟)と明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団(団長 小関守)は11月26日、東京大学を訪れ、荒木尚志教授(元都労委会長)に公開質問状への回答、責任者である濱田純一総長に「『質問書及び要請書』を提出しました。
この間の要請に誠意ある対応が見られなかったことから、今回で4回目の要請になります。とりわけ、濱田純一総長は「『質問書及び要請書』を二度にわたり、郵送で返却してきました。この日も本部棟で要請を行いましたが、対応したのは総務課の山本哲也氏(他4人)です。誰の判断で返却したのか、との質問にも「答えられません」との回答を繰り返すだけでした。
再々度、つき返してきた要請などを送り届けると通告して退席しました。
26日持参した総長への抗議文を紹介します。
2014年11月26日
東京大学総長
濱田 純一 殿
明治乳業争議支援共闘会議
議 長 松本 悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
団 長 小関 守
貴殿の重ねての常識を逸脱した不誠実な対応に厳しく抗議する
本年9月26日に三度貴大学を訪問し、法学部荒木尚志教授には、「都労委会長であった貴殿の極めて不誠実な対応に抗議をし、改めて『公開質問状』への回答を厳しく求める」の書面を。また、貴殿には「『質問書及び要請書』を一方的に返却するなど貴殿の極めて不誠実な対応に厳しく抗議する」の書面を応対者に託し、荒木教授及び貴殿に確実に渡されることを強く要請しておいたものである。
貴殿宛の書面は、応対した総務課の山本哲也氏(他1名)に対し、貴殿が平成26年8月1日付けで返却した「要請書及び質問書」と一緒に、上記の抗議文を添えて改めて手渡し、返却などの不誠実な対応に厳しく抗議をすると共に、2013年7月29日付け「要請及び質問書」への回答を、重ねて強く求めたのである。しかし、貴殿は、本年10月6日付けで再び書面を返却するという、極めて非常識な対応をしたのである。
改めていうまでもなく、私どもが貴大学を訪問し法学部荒木尚志教授に「公開質問状」を提起し、また、貴殿に「質問書及び要請書」を提起するに至った経緯は、貴大学への訪問の度に説明している通りである。すなわち、荒木教授には、自身が都労委会長(担当公益委員)として明治乳業事件に交付(昨年7月9日)した命令が、不当労働行為・差別事件の命令例としては極めて特異な判断手法であったことについて、労働法学者としての教授自身の見識を含めて、判断手法の「有り方」について説明を求めたものである。
また、貴殿には、総長の立場から荒木教授に対し誠実な対応と回答を促すことを求めている。同時に、荒木教授と旧明治乳業元社長(中山悠氏)との関係疑惑、すなわち、貴大学への475百万円の寄附講座の事実などについて、貴大学をめぐる金銭がらみの醜い不祥事が後を絶たない現実を踏まえ、「学問の府」としての襟を正すためにも、貴殿の誠実な対応と説明責任を厳しく求めているのである。
受けた書面を二度も返却するなど、貴殿の極めて異常な対応に対し厳しく抗議をする。
同時に、「要請及び質問書」に対する貴殿の誠実な対応と回答の実現に向け、貴大学に対し必要な諸行動を、引き続き実施する考えであることを明らかにしておくものである。
以上