高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

長寿の心得

2008-04-09 07:32:59 | まゆみのつぶやき室
桜満開の便りが届く今日この頃。
この辺りでは、やっと、残り雪も消え、ふきのとうが咲き乱れる



ちょっと、裏山を一回りして取ってきました。
もう花も開き、香りもあまりしないけど、さっと、湯通しした湯の中に半日ほどつけて置き、薄味で煮付けるとこれがまた美味しい一品になる。

四季の豊かなこの日本で生まれて本当に良かったと思う。

先日、仕事で移動の際、読んでいた本の中に「長寿の心得」なる物があった。

「還暦」「米寿」は知っている言葉だが、それ以外となれば、意外とわからない。

添えられたコメントも面白かったので、メモしました。


「還暦」   六十才でお迎えの来た時は 只今留守と云え


「古稀」   七十才でお迎えの来た時は まだまだ早いと云え


「喜寿」   七十七才でお迎えの来た時は  せくな老薬此れからよと云え


「傘寿」   八十才でお迎えの来た時は   なんのまだまだ役に立つと云え


「米寿」   八十八才でお迎えの来た時は  もう少しお米を食べてからと云え


「卒寿」   九十才でお迎えの来た時は   そう急がずともよいと云え


「白寿」   九十九才でお迎えの来た時は   頃を見てこちらからボツボツ行
       くと云え



   気は長く    こころはまるく  腹たてず  口をつつしめば
          命  ながらえる




それぞれの、人生旅列車があり、停車駅がある。

たどって来た、駅を振り返ったり、これから向かう駅を思い描いたり

   いい旅だったと言える人生を送りたい