あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

教皇オーディション

2005-04-03 15:05:42 | Diary_7
昨日はマリみての新刊を読んでもにょもにょしていたので、今日は「リアルマリみて」について。

ローマ教皇「ヨハネ・パウロ2世」が天に召されたそうだ。きっとミッション系の学校であるリリアン女学園でも教皇のために祈りを捧げていることでしょう。あぁそうそう、俺の中ではリリアン女学園はこの世のどこかに「存在」していることになっているので、「祈りを捧げている」というのは妄想ではなくて「実話」だから。

さて、当然のことながら、いろいろな所から「次期教皇」の話が出てきている。信者11億人ともいわれる「ローマ・カトリック教会」のトップになるということは、大国の元首に勝るとも劣らない権力を握るということだから、候補者と目されている連中は表面上はどうあれ内心穏やかじゃないだろうな。余談だが「ヒエラルキー」という語源はカトリックの宗教用語から来ている。ま、古来より教皇にはそれだけ強い権力があるということだ。

教皇になるともれなく
ローマ司教
イエス・キリストの代理人
使徒ペトロの後継者
普遍教会の最高司祭
西欧総大司教
イタリア首座大司教
ローマ教区大司教兼首都大司教
バチカン市国元首
という数々の役職が一緒についてくるのだ。

話を戻して、本家の「ヒエラルキー」は大雑把にいくと出発点から

助祭→司祭→司教→大司教→教皇
てな具合にランクアップしていく。

で、さらにこの中で教皇直属の幹部として「枢機卿」という職があるわけだ。ランクは大司教以上。そして「教皇」は80歳未満で投票権を持つ枢機卿が「コンクラーベ」と呼ばれる選挙を行い選ばれるという段取りになっている。

まさに「日も沈みきらぬうちから」という気もしないでもないが、すでに有力候補が新聞に載っている。その面子というのが、

官僚組(バチカン組)から
ジョバンニ・バッティスタ・レ(バチカン司教省長官)
ヨセフ・ラツィンガー(バチカン教理省長官)
フランシス・アリンゼ(バチカン典礼秘跡省長官)

現場組(教会関係者)から
アンジェロ・スコラ(ベネチア大司教)
ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ(ブエノスアイレス大司教)
カミロ・ルイーニ(ローマ司教管区司教総代理)

役職見ても全然ピンとこない。こいつらのことはまったく知らないが、個人的には「ベルゴリオ大司教」を推したい。理由は「名前がそれっぽいから」。

追記:なぜかマスコミは「教皇」ではなく「法王」という言葉を使うが、正しいのは「教皇」。言葉の商売であるマスコミがこれでよいのだろうか?

妹オーディション

2005-04-02 22:54:16 | Diary_7
「マリみて」の新刊、「妹オーディション」を読んだのでいつものように感想を書く。

まず「表紙絵」が良い出来だと思うね。最近の「ひびき玲音」の絵は色使いが淡くなっているのだが、雰囲気がでて良いと思う。ちょっと前までの「セル塗り」っぽい感じの時よりも断然今の方が好きだ。

さて、今回の巻で2年生の妹は確定したと言ってよいな。祐巳の妹レースから可南子が降りたから、ドリルで決定だ。あとはどのようにくっつくかだが…。こればかりは正直見当もつかないな。ただその話だけで、1巻あるいは2巻を費やすことは間違いない気がする。

由乃の妹話は結局うやむやになったが、新キャラの中学生が投入されたことからある疑惑が出てきた。

もしかしたら、祥子様が卒業してからも「マリみて」が続くのではないか?個人的には続いてくれる分にはうれしいのだが、ピンとこない気持ちもある。まぁ、ここ最近は祥子様がそんなに活躍していないにもかかわらず問題なく進行しているから可能なのかも知れないが…。源氏物語でいう所の「宇治十帖」みたいな感じで、外伝っぽくやるのかな?

今巻にはうれしいキャラ「笙子さん」が正真正銘高校生になって帰ってきた。「蔦子さんの写真」の続きが気になっていたので、これが段落ついてすっきりした。独身主義の蔦子さんが今後どうなるかも面白い話の「種」になるな。

とにかく久しぶりに「マリみて」成分を補給できた。読んでいて感じる「もにょもにょ感」が良いんだよな。俺は声を大にして言いたい。「男」には「乙女心」はないかもしれないが、それを楽しむことは出来る。

アニメについて:
「舞-HiME」の最終回を見た。…ノーサンキューな最後だったな。あぁ、やっちゃった。でも全体としてみれば面白かったのでよしとするか。全員復活したから「エピローグ」が出来るわけだし。俺好きなんだよね、後日談って。

「らいむいろ流奇譚 X」の最終回も見た。最後までいわゆる「バカほり」だったけど、なんだかんだで好きだったな。主人公が好きだった。考えてみると最近のアニメでここまで好感の持てる主人公がいただろうか?主人公を視聴者の目線に合わせるのが主流の昨今において、かなり異色なキャラな気がした。ちょっと古いくさい感じが好きだった。エルフはこうでなくっちゃね。

昨日、今日の買い物:
「妄想戦士ヤマモト 第4巻」
待望の新刊。あいかわらず熱くさせるぜ。小野寺の「イタイ切り口」が今回も抜群に発揮されてる。
「ルサンチマン 第1~4巻」
「電波男」を読んだので、サブテキストとして購入。けっこう面白いし、なんか考えさせられる。
「マリア様がみてる 妹オーディション」
上述のとおり。