あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

地震で感じたこと

2011-03-12 22:20:02 | 時事ネタ
東北地方には及ぶべくもないけど…。

帰宅難民になりました。
いやぁ東京の脆さを実感しましたわ。

地震発生時、自分は仕事でビッグサイトにいたんだ。
揺れ始めの時は、自分も周りも「お、地震か?」程度ののんきな反応だったんだけど、
長いしデカイしで「ヤバイぞ」という反応に変わり、みんなで外に避難。
外に出たら、ビッグサイトの近くのビルで火災が発生していたわ。

そんなこんなで、ビッグサイトでのイベントは中止になったわけだが。
帰ろうにも足がない…。電車が動いていないわけだ。

自宅のある横浜にはもちろん帰れないので、
しかたなく会社のある東京駅の方に歩くことにしたのよ。
距離にして10km弱ぐらい、電車だったら30分ぐらいなんだけど、歩くと2時間かかるんだよね。
ちなみに帰社途中、お台場近辺のところどころで液状化現象が見られたよ。
埋立地という性質上、いわゆる「高台」もないし、もしお台場で津波が起こったらどうしようもなさそうだな・・・。

途中安否連絡をしようにも電話回線不通、ネット回線不通で連絡もできない。
電車もそうだけど、「都会の便利さ」ってすぐにダメになっちゃうんだな。

さて、なんとか会社には着いたわけだけど、やはり電車は動いていない。バス・タクシーもダメ。
どうしようもないので、結局会社で一泊することになった。
幸い東京は交通網と通信網以外は平常だったので、会社内では快適だったんだけどね。
外では行き場のなさそう人も大勢いたわけで、それを考えると俺はラッキーだったのかなぁ。

今回、会社でも帰宅難民者がけっこういたんだけど、
なんとなく「助け合おうか」って雰囲気があって、食物や飲み物なんかを分け合ったりしていた。
管理部門もいろいろ準備していたみたいだったわ。

家族・友人からも「大丈夫か?」とメールやら電話やらもいただいた。

鉄道関係の人は麻痺した輸送網をなんとか立て直そうと夜を徹して仕事していたようだった。
駅のホームではものすごい行列が出来ていたんだけど、譲り合い精神で特に混乱もなかった。

コンビニやらファミレスやらの飲食関係の人も黙々と仕事していた。

この地震で、自分自身はいわゆる「被災者」にはならなかったけど、
そういう場面での「助け合いの精神」ってやつを、ほんの少しだけ体験することができたのかもな。

せっかくだから、この気持ちがホットなうちになんかやっておこうと思い、
とりあえず義援金を募金しました。

被災者にはお見舞い申し上げます。

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