あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

醤油がない!

2006-11-09 00:33:22 | Diary_7
給料を意味するサラリーの語源はサル(塩)から来ている。これは古代ローマ帝国では、兵士に支給される賃金として塩が用いられたことに由来する。

これ、有名な話。

中世ヨーロッパではコショウがとんでもなく珍重された。黄金と同等の価値を持つとされていたぐらいだ。コショウのために次々と航路が開拓され、その結果としてコロンブスは新大陸発見を発見しちゃうし、マゼラン「御一行」は世界を一周してしまう。

これも有名な話。

両方とも、「昔は調味料ってのは貴重だったんだなぁ」ということをしのばせるエピソードだが、一方で「いくらなんでも貴重すぎないか?」って気持ちにもなる。塩やコショウが当たり前の世界を生きる現代人には想像が難しい部分もある。しかし今日、俺は古代人の「調味料を尊ぶ」精神を少しだけ垣間見ることができた。

今日、俺は夕飯用にと思ってスーパーで折り詰めの寿司を買ってきた。奮発して、惣菜コーナーに陳列されてるBクラス折り詰めではなく、鮮魚コーナーで売っているAクラスの折り詰めをチョイス。で、意気揚々と帰宅。さっそく食べようと折り詰めを開けたんだが、パックの醤油が入っていない。仕方なく、冷蔵庫を開けて醤油を探したんだが、あろうことか醤油がない。ソースもケチャップもマヨネーズも、焼肉のタレやみりんなんていうマニアックな調味料まであるのに、醤油だけがない。

仕方が無いので、醤油なしで寿司を食べはじめたんだが、不味い!Aクラス寿司も醤油が無いと美味しくない。こうなるとスッゲー醤油が欲しくなるぜ。なるほど、調味料ってのは貴重だわ。古代人が「黄金と同等」といった気持ちも分かる。

結局醤油への渇望を抑えきることが出来ず、夕食をいったん中断してコロンブスよろしく近所のコンビニまで醤油を求めて「大航海」してきたよ。帰ってきて食べた「醤油付きの寿司」は美味かったなぁ…。


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