あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

プレイバック年末年始 その1

2007-01-06 10:46:33 | Diary_7
年末年始の出来事をまとめることにする。全部まとめると時間がかかりそうなので、セクターに分けて書いていくつもり。

12月29日:仕事納め、そして打ち合わせ

12月29日、この日はコミケの初日だったのだが、俺は仕事。と言っても掃除ぐらいしかやることがなかった。夕方までに仕事らしきものを終わらせて、あとは軽い打ち上げ。ま、どこも似たような感じなんだろう。仕事後、コミケ参加のために東京に来ていた友達に電話をかける。どうやらホテルに戻って夕飯を食べようとしていたようだが、無理矢理「出てこいや!」と召集。品川で会うことに。コミケで彼の買い物を手伝うとは言ったものの、具体的な指示が何もないので動きようがない。その辺の打ち合わせをしたかったわけよ。

で、品川で友人と会う。前日までは10月並の暖かさとまで言われていたのに、今日はめちゃくちゃ寒い。明日のことが心配になる。あまりに寒かったので、飯屋を探すのもおっくうになって、駅前の適当なカフェに入ることにした。適当に入った店は、まぁ悪くない雰囲気。オシャレなカフェでオシャレじゃない話をする。その席で明日以降の動きを知る。どうやら30日は割合楽そうだ。とは言ってもバッチリ始発出発なんだけどね。

12月30日:コミケ参加、そしてもんじゃ焼き(前半)

朝3:30起床。もはや朝ではない。眠くはなかったけど外の暗さに軽くへこむ。そして案の定の寒さに激しくへこむ。俺なりに「冬コミ耐寒仕様」のウェアで臨んだのだがそれでも寒い。友人と大崎駅で待ち合わせていたのだが、俺の方が早くついてしまったので、駅中のコンビニで時間を潰すことにした。さすが、コミケというべきか、コミケ特別仕様の店内だった。いたるところにアニメ絵のポップが飾ってあり、カイロなどの冬コミアイテムを充実させていた。そこで俺は、コーヒーとカイロを購入。レジに行ったら、やはりアニメ絵な女の子のポップで「1000円札が不足しているにゃん!」みたいな事が書かれていたので、「良し分かった!協力しよう」と1000円札を使う。

コンビニで買い物を済ませたころには友人も駅に到着、始発便で一路ビッグサイトに向かうことに。友人は事前説明で「すごい混むぞ」とたっぷり脅してくれていたのだが、意外とそうでもなかったのでちょっと拍子抜け。と思ったら、隣の大井町駅でドッサリと人が入ってきた。ガッカリしたような、ホッとしたような複雑な気分になる。

国際展示場駅に到着。外はまだ暗い。そして寒い。駅についた瞬間から回りの人間は早足状態。「あぁ、これがコミケなのかぁ」と感慨深いものがあったな。ビッグサイトに近づくとそこにはすでに多数の人が寒空のなか行列していた。感動的な人の量に唖然とする。「すげぇな」と人の多さにビビッている俺を他所に、友人は「人が少ない」だの「前の方に並べた」だの理解不可能な発言をしている。あの人の量でそんな前向きなコメントを出せる彼にキャリアの差を感じたよ。

さて、スタッフに誘導されるままに指定の場所に集められる。そこから約4時間ほど、開場までただ待つ。ひたすらに待つだけ。寒風吹きさらす中に長時間待つってのは相当なエネルギーを要求されるよ。これを今まで、たった一人でこなしてきた友人を見ると…。うん、馬鹿だね。あ、良い意味でね。

とりあえず、友人と話しながら時間を過ごす。途中トイレに行きたくなったので、トイレを探したら、見たこともない行列になっていた。まぁ、男なんで見た目ほどは待たなかったんだけど、それにしてもすごかった。早めに行こうと思ってよかったよ。ギリギリまで我慢していたらやばかった。その後もずっと待っていたんだが、朝方になったころに突然スタッフの一人が行列の前にやってきて、ゴミ袋を持って参加者のゴミを回収するボランティアを5人募集した。そういう善意で支えられている感が嬉しくなったので、すかさずボランティア志願をしたよ。なんか面白そうだったしな。

一口にゴミ回収と言ってもそこはコミケ。蓄積されたノウハウがあるんだよ。お祭り雰囲気を崩さずに、かつゴミはしっかりと回収する。スタッフの人はただ、ゴミ袋を持ってうろうろするだけじゃない。その掛け声が実に秀逸だ

「ただいまゴミを回収しています。ゴミを捨てればカバンが広がる。カバンが広がればマンガが入る。」

こんな感じでゴミを回収していた。それを見て俺も負けじと、見よう見まねでゴミを回収する。ゴミを捨てに来る人からは「ありがとう」とか「ごくろうさま」とか、お礼を言ってもらえたのが嬉しかった。これがボランティアの醍醐味なんだな。

そうこうしているうちにいよいよ開場時間になった。

続く…