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陶芸作品ができました

2018年05月22日 | 陶芸作品

 和風小鉢 130φ*55h

赤土に黒化粧土を掛け左右の流し筋模様を付けました

仕上げは飴釉の薄掛けで半艶になるように期待しました

内面が油滴天目のような模様ができていい感じです

今この黒化粧シリーズで湯飲みを作っていますが

この組み合わせは「冬の食器」に合うかもしれません

 スープカップ 135φ*60h

口縁の厚さを大きくしさらにテーパーを付け真円強度を確保しました

菱網模様を試してみました、32等分の台紙を準備し化粧針で卦がきます

左右の流し筋模様で網目になるように白化粧土に削りきずを付けます

水色が欲しかったので釉薬は友人に借りた「不明・後日書き込み」を

厚かけしました、白土には食いつきがよくないようです

 スープカップ 135φ*60h

 釉薬テストの意味合いもあったので赤土で試してみました

こちらも32等分の縦筋をいれ”土味”の出具合を確認しました

今回事前に計った比重が1.6と少々濃い目で素焼き素地の

下処理は何もせず、じかにかけました、器の中はきれいに

掛かっているので濃度を少し下げてかなり厚く施釉すること

下地処理にCMCか3号石灰釉のチョイ掛けが有効でしょう

釉薬を注文したので本格的に水色のご飯茶碗、小皿、湯飲み

CUP、箸置きなど統一した「夏向きの食器」を作りましょう

今年は「季節感のある器」使ってもらえるものを作るように計画しています

釉薬流れの問題改善

信楽赤土作品に素焼き後に黒化粧土をかけて飴釉をかけたもの OK

合成備前に白萩釉薬をかけたものですが、大きく流れています failure

共同陶芸では窯の焼成条件が決まっているのでこの条件に合わせて

粘土の選択、釉薬の選択をしなければなりません、また素焼きの後

施釉のために素焼き表面の下処理に工夫が必要です、特に焼き締まり

すぎでは釉薬の食いつきが悪くなります、これらの工夫などについて

説明を依頼されたので10年の経験と情報知識を近々資料を作って

勉強会を行うことになっています、初めての経験ですがお役に立てれば・・・