２００９年を振り返って（総括）

ブレイクランアウトに始まりシルクメビウスに終わった１年、それが２００９年の私の競馬でした。
少ない勝ち上がりであった３歳勢の大躍進が目立ったシーズンでした。


とにかくＮＨＫマイルカップ・日本ダービー・ジャパンダートダービー・菊花賞・ジャパンカップダートとＧⅠを５回も経験できた事は大変幸せでした。
もうこのような事は２度と無いでしょう。
まさに一口馬主としてのピークを迎えたと公言していた通りの結果だったと考えています。
しかし、それとともに非常に大きなプレッシャーやストレスと戦う事になり、自身の一口馬主人生もピンチを迎えたこともありました。
でも、ひたむきに走る馬を見てそんな気持ちも少しずつ変化を見せ始めるようになりました。



またクラブの集約に着手し始め、新しいステージに向けて準備を始めようと思い立った年でもありました。
結局私には小口多数のクラブが性にあっているという結論に至っていますが「いつかは社台」の夢も来年はいよいよ視野に入れた活動になるかもしれません。
頭数を絞った出資も毎年のお題目となっておりますが実現できず０８産も既に７頭の出資を終えておりまだ増えてしまうかもしれません。
このあたりは身を委ねてみたいです。もう少し時間が必要。


大活躍中のシルクメビウスは能力はＧⅠ級との手応えを持っていますし、ブレイクランアウトもきちんとしたローテーションを組んでスタイルを確立すればタイトルに手が届くかもしれません。
来年もこの２頭を中心に馬の成長に注目した年になると思います。
この２頭はＧⅠを狙う我が陣営の宝物。


今年のブログはこれにて終了します。
一年間、皆様と大好きな競馬について語れた事をとても嬉しく思います。
来年も色々とお教えいただきお力をお借りしながら一口ライフをさらなるものにしたいと考えております。
来年も皆様のご健勝と愛馬のご活躍をお祈り申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えください。

２００９年を振り返って（馬券収支編）

内田博幸 290%
岩田康誠 108%
武豊 　　　96%
藤田伸二 135%
松岡正海 82%
蛯名正義 359%
横山典弘 30%
吉田豊 28%
福永祐一 56%
柴田善臣 141%
後藤浩輝 45%
北村宏司 77%
安藤勝己 79%
吉田隼人 547%
川田将雅 81%
田中勝春 127%
四位洋文 31%
藤岡佑介 106%
三浦皇成 40%
小牧太 24%
池添謙一　169%
勝浦正樹 236%
中舘英二 115%
幸英明 13%
和田竜二 45%
石橋脩　200%
丸田恭介 88%
武士沢友治 32%
佐藤哲三 29%
秋山真一郎 64%
木幡初広 34%
浜中俊 75%
Ｍ．デムーロ 256%
田中博康 198%
Ｃ．ルメール 48%
藤岡康太　222%
田辺裕信 382%


これが２００９年の馬券回収率です。
上から順番に馬券を購入した金額が入ります。
こうしてみるといかに内田騎手を買っていたかがうかがえます。
それと関東なのに関西の騎手が上位を占めておりますね（笑）

盲目的に買っている岩田騎手、武豊騎手の回収率は１００％前後と儲かっていませんが、それでもこの成績はいかに相性がいいかという事かと思います。

今年はちなみに○○万円以上馬券でもプラスです。
一口もおそらくシルクメビウス複数口のおかげで相当プラス。
凄い年でした。


おまけ
＜競馬場編＞
札幌 94%
函館
福島 443%
新潟 94%
東京 83%
中山 90%
中京 34%
京都 108%
阪神 98%
小倉 132%

トータル 120%

ふふふ。今年は儲かっている訳です。
福島はラジオＮＩＫＫＥＩを取ったからの数字です。
中京は愛馬も馬券も相性は悪いです。

２００９年を振り返って（成績編）

全１２３戦１３勝【１３－１１－７－１６－４－７２】　　
勝率　１０．５％
連対率　１９．５％　　　３着内率　２５．２％　　　掲示板率　４１．４％


勝ち馬一覧
　２月　８日　ブレイクランアウト　　共同通信杯（GⅢ）　　武豊　　東京　芝１８００
　２月１４日　カラベルラティーナ　　４歳上５００万　　ルメール　　京都　Ｄ１２００
　２月１４日　シルクメビウス　　　くすのき賞（500万）　　田中博　　小倉　Ｄ１７００
　４月　５日　プリマティスタ　　　３歳未勝利　　　柴田善　　　　中山　芝２２００
　４月１１日　ルージュアルダン　　４歳上５００万　　　中舘　　福島　Ｄ１１５０
　４月１８日　シルクイーグル　　　　４歳上５００万　　的場　　福島　Ｄ１１５０
　５月　３日　シルクメビウス　　　　端午Ｓ（OP)　　　田中博　　京都　Ｄ１８００
　５月１０日　シルクイーグル　　　４歳上１０００万　　草野　　東京　Ｄ１４００
　６月　２日　コンヴィヴィオ　　　マーキュリー賞　　岩田　 名古屋　Ｄ１９００　
　６月　６日　シルクメビウス　　　ユニコーンＳ（ＧⅢ）　　田中博　東京　Ｄ１６００
　８月１５日　シーズンズベスト　　　２歳新馬　　　　横山典　　札幌　芝１８００
１１月２１日　シルクメビウス　　　　トパーズＳ（OP）　　田中博　　京都　Ｄ１８００
１２月２７日　メトロノース　　　　　麻耶Ｓ（1600万）　　川田　　　阪神　Ｄ１４００　
　



カテゴリーでは芝が３勝、ダートで１０勝という圧倒的にダートに傾いた成績でした。
この点については何ら不満はありません。
元々ダートを狙って出資している部分もあるからです。


クラブ別にはキャロット７勝　シルク６勝　グリーン０勝でした。
今年はキャロット・シルクとほぼ同数でした。
中身を見るとシルクではメビウスが４勝と大活躍。
他はイーグルが２勝と気を吐きました。シルクは２頭が勝利をしています。
キャロットは分散しましたが、現４歳の不振や２歳馬の低迷は頭の痛いところ。
グリーンは出走頭数が少ない事もあって０勝。
最低と銘打った15勝に未達となりましたが、これは２歳馬の不振に寄るものです。
言うなればキャロットの調子の悪さがそのままストレートに個人成績に跳ね返ってきた結果となりました。


世代別に見てみると昨年勝ち上がってくれた馬の勝ち星が思っていたほど積み上がりませんでした。
２つ目、３つ目が遠い…。
正直なところ限界を見せていると思われる馬もいますが、来年に期待したいと思っています。
０６産は超大物の出現で覆い隠されていますが、勝ち上がることかできないで全体的には非常に遺憾な成績。
さらに０７産の不振は来年以降に大きく影を落としそうです。

確かに出資の傾向を改めたのでデビュー時期も遅くなる事は想定済みでしたが、考えていた以上にデビューは遅く、ケガが多発。
勝ち上がりにも困難を強いられています。
こちらは年明けからバンバン勝ち上がってもらいたいものです。
まだ時間はありますが、そうそうゆっくりしていられないでしょう。
勝ち上がりのチャンスはたくさんあるわけではないですからね。



昨年度成績　７３戦１０勝【１０－７－６－９－４－３７】　　
勝率１３．７％
連対率　２３．３％　　　　　３着内率　３１．５％

一昨年成績　　６８戦７勝【７－３－６－５２】
勝率１０．２％　連対率１４.７％　複勝率　２３.５％


以上から昨年より全体的な成績は悪化していることが伺えます。
頭数も増え、出走回数が増えていますので率が落ちるのはわかります。
しかし今年の内容は非常に充実したものでした。
大半は２勝目以降の勝利でしたし、ブレイクランアウトの共同通信杯・シルクメビウスのユニコーンＳなどの重賞制覇は一口馬主的には到達点とも言える大きな大きな出来事でした。
夢が叶った一年でした。


来年こそは立てた目標を達成できますように！

ステイゴールド産駒を狙え！

昨日のドリームジャーニー見事でしたね。
この馬の成長力には感動しました。
ステイゴールドは条件戦から応援していた大好きな馬。
タフでちょっぴり歯痒いレースが多い馬でしたが、ファンタスティックライトを差し切った競馬や、あのラストランで到底届かない位置からの全身を使った大きなストライドでの差し切り勝ちはどんなドラマよりも感動的でした。
競馬の神様がステイに翼を与えたのかもしれません。


ドリームジャーニーはそのステイゴールドの一番の孝行息子です。
ステイゴールドの子供は芝の中長距離に高い適性を見せており、繁殖牝馬に恵まれていない現状がありながらも優秀なこの結果には括目しなくてはいけません。

愛馬シルクメビウスは例外中の例外でダートを走る産駒は稀です。
タフに走り続けた父の面影そのものに子供たちもやや晩成傾向にはありますが、頑張る子供が多いようです。
芝がだめだからダートで…という使い方が出来ませんが、皆さんもぜひ積極的に狙ってください。

シルクメビウスにはダートＧⅠを偉大な父にプレゼントしてくれるといいなと思っています。
イメージが変わるでしょう。


年度代表馬はドリームジャーニーでもいいなと思います。
タイトルもグランプリ２勝にＧ２を一つですからその権利はあるかと思います。
マックイーンも天上からきっと喜ぶと思うからです。

２００９年最後の喜びはメトロノース！！

１２月２７日（日）
メトロノース　　　阪神１１Ｒ　　摩耶Ｓ　　Ｄ１４００　　川田 　　優勝





連闘と厳しい条件でありながら再内枠を活かしスタートを決めた競馬で前につけてくれました。
ダートの１４００は適条件と思っていましたが、どうしても強気にはなれずに無事に終わって欲しいという思いが先立っていました。
秋の放牧以降「体調良好・状態上昇」でも結果が出なかったのが悔しかったので、スカッとするような快勝ぶりに熱くなりました。
ラスト200で先頭に立ちましたが、最後は川田騎手の檄に応え良く踏ん張ってくれました。

２００９年の最終レースで素晴らしい結果となった事に感謝です。
来年に繋がって欲しいです。

【２００９年愛馬成績　　１３－１１－７－１６－４－７２】

今日の結果

１２月２６日（土）
シルククインビー　　　　阪神１Ｒ　　２歳未勝利　　　Ｄ１８００　　　川田　　８着

グロリアスフラワー　　　阪神７Ｒ　　２歳新馬　　　　芝１６００　　　内田博　　４着



シルククインビー…使われた割には気合い乗りがやや不足。確かに天栄でも大人しい美人でした。ダートの走りはどうなんでしょうか？私は前半の行きっぷりからダートは合わないと思いました。川田騎手の手も３コーナーから動いていましたね(笑)

グロリアスフラワー…スタート出遅れも中団に着けて外を回してから内田騎手に目一杯追われました。最後はしっかり差を詰めており上々のデビューだと感じました。血統からも期待していたのでホッとしています。すぐ勝てると思います。

【２００９年愛馬成績　　１２－１１－７－１６－４－７２】

有馬記念の穴馬

今年は３歳牝馬が人気になるくらいにメンバーレベルが低く、荒れる要素が多分にあると思います。

本来勝つべき筈の４歳世代が一頭も出ない有馬記念は私の記憶にありません。
従って押し出される形で３歳牝馬や秋にＧⅠを勝っていない馬が人気になるような事になっています。

そして大切な要素がもうひとつ。
有馬記念は実力通りに決まらない事が多いという事。
ただでさえレース数が少ない中山２５００は難コース。
コーナー６つの器用さが求められ、絶対視されていた馬でも負けてしまうのが有馬記念。
さらに一流馬は既にこの時期には出涸らしだし…。
内枠有利の傾向は顕著で、穴をあけるのは逃げ・先行の馬。
中山コースの適性はかなり重要。


ずばり私の考える今年の穴はミヤビランベリです。
頭はないかもしれませんが３着なら十分すぎるほどにあります。
実力はありますがなかなか評価されません。


先日の予想を調教映像を見た上でこのように変更します。

◎ドリームジャーニー
○フォゲッタブル
▲セイウンワンダー
注ミヤビランベリ
△エアシェイディ
△マツリダゴッホ
△スリーロールス

今週の出走馬

１２月２６日（土）
シルククインビー　　　　阪神１Ｒ　　２歳未勝利　　　Ｄ１８００　　　川田

グロリアスフラワー　　　阪神７Ｒ　　２歳新馬　　　　芝１６００　　　内田博

１２月２７日（日）
メトロノース　　　阪神１１Ｒ　　摩耶Ｓ　　Ｄ１４００　　川田


いよいよ今年の中央競馬も最終週です。
今年もたくさんの馬が頑張ってくれました。
最後も私の言うことは同じ。


どの馬も今週も無事に走っておくれよ！

有馬記念と競馬場観戦

有馬記念に行かれた事のある方はお分かりかと思いますが半端ではない混雑ぶりです。
中山は狭いので特に感じるのですが、それでも有馬の混み方は凄まじいものがあります。

最近は競馬場の入場者が激減し、重賞レースでもスタンドはスカスカといったさびしい風景をよく見るようになりました。
有馬記念の翌日が休みであれば見に行くのですが、疲労度合が半端ではありませんので遠慮する事が多くなってきました。


かつては午後のグッドラックハンデあたりから場所を固定していないといいポジションで見られませんでした。
当日のホープフルＳは出世レースでして、終わったら有馬記念に向けて場所を移動し気合を入れて待つ。
そんな状況は入場者が少なくなった今でも変わりません。

私は２階席の見晴らしの良いところを確保するのですが、友人と行っても一人で行ってもとても疲れます。本当に疲れます。

過去７回くらい見に行っている有馬記念は「好きな馬から買う」「好きな馬を応援する」事を徹底していますのでまず当たりません。
いつもがっかりして帰る事が殆どですので疲れが倍増します。

ディープインパクトの有馬記念は対照的でした。
ハーツクライに負けた時の競馬場の雰囲気は「シーン・・・」
引退レースを飾った圧勝の時の競馬場は「拍手・・・」

競馬はやはりライブでないと感じるものが違います。
来年は何回競馬場に脚を運べるか…。
来年も楽しみです。

有馬よければ全てよし

あ＝アンライバルド
り＝リーチザクラウン
ま＝マツリダゴッホ

と私の資格予備校時代の先生は言いました。

ちなみに先生は競馬は初心者ですが、これは十分あり得る目ですよね。

私も三連単ボックスを100円買いたいと思いました。