まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

今週の出走馬

2007年05月31日 21時38分58秒 | 今日の日記
6月2日(土)
東京2R シルキーキュート 3歳未勝利(D1,400m・16頭)54kg 武士沢

東京5R シルクトワイライト 3歳未勝利(芝1,800m・18頭)56kg 川田

6月3日(日)
東京2R シルクザイオン 3歳未勝利(D1,600m・16頭)56kg 武士沢



・シルキーキュートは前走前目に付けていい競馬を見せました。
ただ、まだ本当の力が解っていないので今回の走りは重要になります。
チャンスはあります。
・シルクトワイライトは今回勝つでしょう。期待できます。
ただ、乗り難しい馬なので、毎回のように騎手が変わる事についてはあまり感心しません。
川田騎手にしっかり追ってもらいたいです。
・シルクザイオンは私の04産最後のデビューとなります。
体質が弱くようやくデビューにこぎつけた感じが否めません。
でもこの馬一次募集で満口になったんですよ。

ウオッカやりました!(後編)

2007年05月30日 03時58分02秒 | 今日の日記
ウオッカを生産育成したカントリー牧場にスポットを当ててみます。

カントリー牧場はタニノハローモアというダービー馬を出し絶頂期を迎えますが、谷水雄三さんに代が変わり、土壌が痩せて活躍馬を出せなくなったそうです。
どうやら馬を入れすぎたようでした。
土地はどんどん痩せて、ひ弱な馬ばかり育ってしまったそうです。
失敗でした。

そこで繋がりの深かった故戸山調教師の協力もあって牧場の馬を減らす事で痩せた土地の回復から牧場を立て直したそうです。

痩せた土の痩せた草を食べた母親は弱い子供しか生まない。
強い母親をつくる為には健全な土に生い茂る健全な草を食べさせる事が必要、と考えて数年をかけて回復をはかったそうです。

どこの牧場にもこのような苦労話はつきものでしょうが、父も母も自分の牧場から育った馬で、その子供がダービーを勝つなんてあまりにも凄い…。
なんと素晴らしい事でしょうか!
まさに競馬のロマンです。
だから今回のウオッカの勝利は格別に美しいのです。

ウオッカやりました!(中編)

2007年05月29日 04時07分42秒 | 今日の日記
今回、ウオッカはあのディープインパクトもダービーの時に初めて履いたという「勝負蹄鉄」を身に付けたそうです。スパイク鉄。

これは早く走れる代わりに脚元への負担も増すという両刃の剣のようなもの。
陣営は本気でダービーを狙っていた事が伺えます。

それに応えたウオッカも見事でしたが、常識的には無謀ともいえる挑戦を成功させてしまった陣営の努力にも注目しなくてはなりません。

角居調教師をはじめとするスタッフの、そして、装蹄師の西内さんの積み上げてきたノウハウ(情熱)が府中の直線で爆発したと言う訳です。
本当に爆発したかのような直線でした。

私の06産の出資が決まりました。
ズバリ角居厩舎に入厩予定の馬です☆
角居先生のスパルタ調教に耐えられるようなしっかりとした脚をした馬だといいなぁ(笑)

ウオッカやりました!(前編)

2007年05月28日 06時10分20秒 | 今日の日記
ダービーで牝馬のウオッカが完勝しました。
素晴らしかったですね!3番人気で2分24秒5の勝ちタイム、3馬身の差をつけました。
上がりのタイムも33秒0とサラブレッドの限界とも言えるタイムで豪快に突き抜けました。

オーナーブリーダーである谷水オーナーは凄いですね!本当に立派です。ブライアンズタイムも良き後継が出来ました。
社台にありながら、やや冷遇されている感のあったタニノギムレットにもこれで一気に光があたる事でしょう。
ギムレットの素晴らしい所は、どの繁殖牝馬にも交配できる血統の柔軟性があります。
主導となる血脈を持たない分、どの牝馬にも配合できる利があると考えます。

ダービーに向けて

2007年05月27日 11時42分13秒 | 今日の日記
私はサンデー亡き後、一時的でもブライアンズタイムの復権を予言しました。
サンデーの子供達はそれぞれ立派な成績を出していますが、どうも一長一短。ディープインパクトの仔に期待は高まります。

さて、ダービーを前に気になる格言を2つ紹介させて下さい。。

『皐月賞を勝ったBT産駒は三分の二の確率でダービーも勝つ』
唯一ノーリーズンはダービーを取れませんでしたが、その年のダービーはタニノギムレットが勝ちました。
晩年の傑作、ヴィクトリー、また孫のウォッカ、ヒラボクロイヤルには期待が高まります。
ブライアンズタイムの底力は侮ってはいけません!

『ダービー馬はダービー馬から』
今回のこの格言はフサイチホウオーの事を差します。
府中専用機のトニービンの傑作、JPのまさに生き写し。
中山で取りこぼし、今日勝つことは父の辿った道。まさに府中専用機。

関口オーナーが亀田親子を表彰式に招待しないことを願います(笑)

愛馬の写真

2007年05月26日 07時21分00秒 | 写真館

イデアーレ(理想)ちゃんです。


イグニションです。舌を出しています。この馬の癖です(笑)


幻の桜花賞馬オルティスローザです。こうして見ても足元がやはり…。


トワイライトも天栄ではこんなにも優しい目をしています。


大先生(シルクトライアンフ)です。ちゃんと乗馬になっているだろうか…。


大先生の唯一のパドック。この馬を見に私は新潟へ。


当歳時の大先生。雰囲気あります。


私を出資に踏み切らせた「目」です。


シルクファイナルです。蛯名騎手がこの馬でダービーに行きましょうと言ったとか…。

ダービーは・・・

2007年05月25日 20時16分23秒 | 今日の日記
やっぱりダービーって言うのは特別なレースであるわけで、一口に夢中になった昨年あたりからダービーを大きな区切りとして年間の競馬を考えるようになりました。
有馬記念が年の締めくくりとして鎮座していますが、やはり競馬はダービーです。
いままでダービーなんて早熟の馬しか勝たないレースレベルの低いものだ!
なんて思っていた節がありましたが、今では実に重みを感じます。

思い起こせば一年前の6月17日、2004年産駒の一番最初の新馬戦に愛馬イデアーレが出走しました。
私のブログもそれを契機に始まっています。
そのレースの勝ち馬「ローレルゲレイロ」がダービーに出走します。
本当に感慨深いものがあります。

応援しない訳がありません。

リヴリア×ラディガの血

2007年05月24日 19時41分12秒 | 今日の日記
関東人である私は結構ダービーを見ています。
あの日の混みようは異常。
有馬のように狭い中山での混雑とはまた違います。疲労感が倍です。

私が初めて見たダービーはウイニングチケットのダービー。
私の本命はビワハヤヒデでしたが、あの時のナリタタイシンのパドックを思い起こすだけで、いまだに鳥肌が立ちます。
最高でした。私には極めて良い状態に思えました。
私がパドックにこだわり、今なお追いかけているのはあの時のナリタタイシンの躍動感と気合いなのかもしれません。
あの馬が基準となっている訳ですから、かなりハードルが高いです。

いずれにしてもリヴリアの早逝は残念でした。

トワイライト必勝体制整う

2007年05月23日 22時06分32秒 | 今日の日記
勝ち上がりに向けて非常に期待の高いシルクトワイライトがダービーの日に岩田騎手を鞍上に未勝利突破を狙います。

岩田騎手の東京コースの成績は他と比べると落ちますが、リーディング上位のジョッキーを配してきた池上先生のやる気の高さを感じます。
今回は素直に勝ちを期待できます。

実は私は再来週が試験なので、週末は山ごもりして勉強しようかと思っていましたが、口取り申し込んじゃおうかな(笑)
当たったら山ごもりは中止して府中に応援に行こうかと気持ちが揺れています。

ダービー後は一層色濃く…

2007年05月22日 20時35分46秒 | 今日の日記
我が厩舎(架空)の先兵部隊として2歳馬2頭を紹介させて頂きましたが、その内のシルクアンタイドが極めて順調に行っています。

山内厩舎の早期入厩組の中でも一番いいとお褒めを頂いた模様です(喜)
しかも鞍上には藤田騎手を擁して来月にもデビューとの事。期待の表れ!
去年の期待馬コンゴウダイオーのような感じがして、私の中でも期待が高まってきました。


とは言えこの時期、2歳馬の話をするにはイマイチ気持ちが入りません。
そうです。まだ勝ち上がりを果たせずに懸命にもがいている3歳馬が我が厩舎にはたくさん居るのです。
勝ち上がり、全ては無理でしょう。分かっています。
でも、その内一頭でも多く勝ち上がってくれる事を強く思わないではいられません。
どの馬も持てる力を全て出し切れるようなスムーズな競馬を祈るだけです。

ダービーという頂点のレースの裏で行われている熾烈なサバイバルレースが繰り広げられている事を我々は忘れてはいけません。