領家先生にかけた出資

今晩、大井競馬場にて帝王賞が行われます。
シルクメビウスにとっては不運という他はありませんでした…。
本当に悔しい思いです。



さて、ご報告ですがシルクの募集が終わる日にシルクプラズマに出資しました。
領家厩舎のステイゴールド産駒です。しかも生産は坂東牧場。
この領家－板東牧場のラインは信頼できます。


東海Ｓで領家先生の仕上げに感服した私は「これだけお世話になっている訳だし、やはりプラズマにもいかないと失礼だ」と思いました。
しかも本馬はメビウスを持つお仲間も出資されているのを知っていたので、私もいかないと…と妙な使命感が湧き上がったのも事実。

みんなで応援する事が一口では何よりも楽しいと教えてくれた我が師匠の教えを守り、一口乗ってみました。
お仲間の皆様、あらためてよろしくお願いします。


シルクプラズマもメビウス同様領家先生の定年まで走っていて欲しいです。

ステイゴールド産駒を買え！・２

宝塚記念は関東馬ナカヤマフェスタが勝利。強かったですね。
さすがに東スポ杯でブレイクランアウトが交わせなかった相手です。
私もこの馬には一目置いており、敵となったダービーでも一頭だけ猛然と追い込んだ脚を見て「凄い精神力だ」と以降ずっと応援しておりました。
馬券は三連単の３着が外れたのでもう少しでした。
欲を欠かずに馬単で十分でした…(笑)


さて、ステイゴールド産駒の出資を以前お勧めした私ではありますが、ステイゴールド産駒の母の父をみると
①ドリームジャーニー…メジロマックイーン
②ナカヤマフェスタ…タイトスポット
③シルクメビウス…ポリッシュネイビー
④マイネレーツェル…サクラユタカオー
と比較的地味な繁殖牝馬からでも活躍馬を出す事がわかっています。
相手を選ばない順応性はステイゴールドの競馬そのものだったと思うと感慨深く思えてきます。
実は彼はものすごい優秀な種牡馬ではないでしょうか？
何故に社台は手放してしまったのか？


ステイゴールドはスピードの持続力とタフさには特筆すべきものがある馬であったと思います。
50戦も上級レースで走りケガもなく競争生活を終えた丈夫さは賞賛に値します。
ステイゴールドは持続力に秀でた馬でしたので究極の瞬発力が求められる日本の高速馬場では競走実績につながらなかったと感じており、馬場が違っていればもっと活躍していた馬だと私は考えています。
従ってナカヤマフェスタの凱旋門賞は案外面白いと考えています。

ステイゴールド産駒はやはりお勧めできると思います。
タフで丈夫。
これは大切な要素です。

天国と地獄

少々大袈裟な題名となってしまいましたが昨日の出走馬２頭は「優勝」と「競走中止」という極端な結果になりました。
私の心は乱れに乱れました。


＜マーレーヒル＞
２７日の函館競馬では先に転倒した馬に触れて転倒し、騎手が落馬したため競走を中止しました。「先に転倒した馬がスタートしてからフラフラして気持ち悪かったので、いったん控えて距離を置いていたのですが、コーナーの遠心力で外側に転倒してきてしまい避けることができませんでした。デビュー戦でこのような結果となってしまい申し訳ございません」（吉田隼騎手）
レース後馬体をチェックしたところ、両前膝の擦り傷と肺からの鼻出血が確認されました。しばらくは厩舎で治療を行います。患部の状態が落ちついてきたらデビュー戦でアクシデントに巻き込まれてしまった精神面の今後への影響を考え、いったんノーザンファームへリフレッシュ放牧に出る予定です。

→肺からの鼻出血は気になりますが、むしろこの程度で済んだ事は不幸中の幸いでした。
ゆっくりとケアしてもらってまた元気な姿を見せてくれる日を待ちましょう。
マーレーヒルの競争生活はまだ始まったばかりです！
頑張れマーレーヒル！


＜リンドブルムのコメント一部抜粋＞
出走停止を覚悟で臨んだ一戦でしたが、出遅れて絶望的な位置から猛然と追い込んで見事初勝利を挙げてくれました。調教師が何度も発走委員と交渉し、出走に踏み切った執念が実を結んだ一戦と言えるでしょう。決して最後まで諦めない執念の勝利には感動さえおぼえました。本馬は枠入り不良のため、次走までにゲート再審査を課せられています。３週間は出走停止となりますので、その間にしっかりとゲート練習を行う予定です。

→これです。これ。大久保洋先生はリスクを承知でこの馬の出走を決め、見事に結果を出してきました。さすがは熱血漢の戸田先生の師匠です。温度が違います。熱い…。大好きなメジロのメインの預託先として認められる厩舎の事はあります。
リンドブルムには今後も大久保先生の愛あるスパルタ調教に耐え一歩一歩強くなって欲しいです。

取りあえず今日休んだら明日から朝昼晩にゲート練習30本だな(笑)

今日の結果

６月２３日（日）
リンドブルム　　福島１Ｒ　　３歳未勝利　　Ｄ１１５０　　吉田豊 　　　 優勝

マーレーヒル　　函館４Ｒ　　２歳新馬　　Ｄ１０００　　吉田隼　　競争中止



リンドブルム…なんともひどい競馬でした（笑）先入れにも関わらずゲート入りを拒み、お約束の出遅れ。終わったと思いました。しかもスタート直後は最後方。完全に終わったと思いました。福島ダート１１５０で追い込んで勝った馬など長年の競馬人生の中でも殆ど見た事が無いからです。４コーナーでも全く勝負になる場所ではなかったのですが、リンドブルムは絶望と思われた位置から猛然と追い込んできます。最後はその名の通り、翼が生えたかのように豪快に外から差し切ってしまいます。嬉しさより驚きがまず先に来たレースとなりました。勝つには勝ちましたが課題の多い馬である事は間違いありませんね。しかし今日の勝利は大きい。負けていたらゲート再審査で残りのチャンスがスーパー未勝利の一戦となっていたと思います。
今日の勝利は先日も記事にしましたが「陣営の勝利」です。大久保洋吉先生とスタッフが執念で勝たせた１勝だったと思わざるを得ません。さすが名トレーナーです。


マーレーヒル…とにかく無事であって欲しい、その一念です。

２０１０年愛馬成績　（６－５－３－４－７－３６）

今日の結果

６月２２日（土）
グロリアスフラワー　　函館５Ｒ　　３歳未勝利　　芝２０００　　　荻野　　２着



勝てたレースを落としました…。初めてスタートを五分に切れたのでシメシメと喜んでいました。４コーナーで内から外に出す際にロスが見られたので勿体無く思えました。勝ち馬には完全にマークされ半馬身差負け。もっと積極的なレースでも良かったのでは？音無先生も次は騎手を変えてくれると信じています。実に悔しい思いです。

２０１０年愛馬成績　（５－４－３－４－７－３５）

今週の出走馬

６月２２日（土）
グロリアスフラワー　　函館５Ｒ　　３歳未勝利　　芝２０００　　　荻野

６月２３日（日）
リンドブルム　　福島１Ｒ　　３歳未勝利　　Ｄ１１５０　　吉田豊

マーレーヒル　　函館４Ｒ　　２歳新馬　　Ｄ１０００　　吉田隼


グロリアスフラワー…とにかくスタート。出遅れ癖があるので早いゲートが切れれば末が切れる馬なのでこのメンバーでは勝ってほしいというのが本音。この馬がこんなところで走っていては困ります。

リンドブルム…バクシンオーの割には胴が長くコテコテの短距離馬には見えない本馬。中間もすさまじい大久保流の調教によって数をこなしてきました。勝ち上がれるレベルにはありますが気性が悪く、ゲートが下手。さてどうなりますか。

マーレーヒル…０８産の初陣はマーレーヒルとなりました。早期デビューを狙って追加出資をした馬がこうして順調にデビューまで来た事は素直に嬉しい。しかし、あまり能力を感じさせるコメントが無く、陣営も「今回は公開調教」的なニュアンスが伝わってくるほどのコメント内容にガッカリしてしまいました。私の思いはただ一つ。スタートをきちんと決めてほしい、ただそれだけです。

大久保洋吉先生の気合！

本日キャロットクラブ「リンドブルム」近況コメントより

「今日ゲート練習をした際はまずまずでした。扉を閉めた状態でも悪くはなかったし、機嫌さえ損なわなければ我慢は利きます。隣に馬が来ると落ち着きもあるので、発走委員とレースを使うことを前提に相談してみました。実戦では、先入れになるかもしれませんが通常通りに扉を閉めた状態でゲートに入れてみて、ダメだった場合は前回と同様に前扉を開けた状態でゲートインさせることになりました。ただし、前扉を開けることになると２度目になるのでゲート再審査の対象になるということです。一か八かですが、ずっと出られないとなると精神的にも余計に苦しくなってしまいますし、以前に比べればだいぶ進展は見られるようになりましたので、今週勝負に出ます。わかっている乗り役でないとダメですし、ウチの吉田にはリンドブルムのために空けさせました。１７００ｍも考えましたが、やはりスピード色のほうが強いでしょうし、スタートさえまともならば１１５０ｍでも対応できるはずです。前回の内容からも勝ち切るだけの力はあるので、何とかいい結果を出してほしいですね」（大久保洋師）２７日の福島競馬（３歳未勝利・ダ１１５０ｍ）に吉田豊騎手で出走いたします。


熱い…。熱すぎますぜ洋吉先生。


大久保先生は丈夫な馬が配されればドンドン使ってくれます。
逆に走りすぎて大丈夫かと心配してしまうほど出走させてくれます。
こうして気合の入ったコメントを見るとリンドブルムにも気合いが乗り移りそう。
ゲートを決めて先頭でゴールに入って欲しいです。

新種牡馬好発進！

２歳新馬戦が始まりました。

それにしても今年産駒がデビューする新種牡馬がいきなり開幕戦から結果を出すなんてすごいですね！
そんなに簡単な事では無いはずですがいきなり３勝！
スニッツェルにスズカマンボにソングオブウィンドが早くも片目を開けました。

ディープインパクトが凄すぎてその陰に隠れてしまいそうな世代ですが、この早い時期からの結果には生産者にとって非常に嬉しい事でしょうね。

今や種牡馬でも早い時期から結果を出さないとどんどん種付け頭数が減ってしまいます。
ずっと種牡馬でいるためにも子供たちがいきなりの新馬勝ちで仕上がりの早さをアピールできた事は何よりの親孝行。

特にソングオブウィンドなどは菊花賞馬なだけに晩成・中長距離向きと言うイメージがつきまとうだけに値千金の新馬勝ちだったと思うのです。


ディープインパクトの子供は本当に楽しみです。
どんな走りを見せてくれるのかはこの夏の楽しみの１つです。
繁殖の質を考えても間違いなく走るでしょうね。

キャロットツアーに参加します

９月のキャロット募集馬展示ツアーに参加しようと思います。
申込みも完了しました。

北海道に一泊二日は残念ですが、仕方ありません。
目一杯その２日間を楽しむ事を考えた方が前向きというものです。

どんな馬に出会えるか楽しみに待ちたいと思います。

外・外・外…また外？

先週の出資馬はやたらと外枠が目立ちました。
桃帽子が４頭。これは多いです。
案外私のラッキーカラーなのですが今回は不発に終わりました。
特にスムーズな競馬が求められる時には桃帽子は有利に働く場合も多いです。

シルクメビウスのように内枠を得意として内枠に入ると殆ど勝つ馬もいますが、内枠には内枠のリスクがあります。
うまく捌けないと詰まってしまい力が発揮できません。

逆に外は露骨に距離の損をする事も多く、ずっと外を回らされて最後の直線で力尽きる事もあります。

どちらが良いのかわかりませんが私のラッキーカラー「桃色」の神話はあてにならないことが分かりました(笑)