まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

天からの後押し

2010年05月31日 20時45分42秒 | 今日の日記
エイシンフラッシュの藤原調教師はダービー前日は恐らく眠れなかった事でしょう。

金鯱賞で厩舎功労馬のタスカータソルテがゴール直前でアクシデントに遭って予後不良という悲しい出来事がありましたし、また毎日杯ではザタイキが星になりました…。

藤原調教師にとっても期する所があるダービーだったかと思います。


最内のエイシンフラッシュはじっと脚を溜めて最後の直線、坂を上がってから光のような脚を見せて見事優勝。
馬場のど真ん中からはローズキングダムの乾坤一擲の早め抜け出しを黒い馬体が白く光って交わしました。
白く見えたのは天国のタスカータソルテやザタイキが彼の走りを後押ししたのかもしれません。


そんな事ある筈ないだろうと言う人もいるでしょう。
確かにそんな事は実際には無いのかも知れません。
でも、私はあると信じたい。

競馬はロマンだと競馬を始めた時から思っている私の競馬を続ける理由がそこにあるからです。



ヴィクトワールピサやペルーサが負けたショックはありましたが、私は素直にエイシンフラッシュを祝福する事ができました。

エイシンフラッシュには強い世代のダービー馬としてこれからも頑張って欲しいと思います。
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ど真ん中から突き抜けろ!

2010年05月30日 07時36分15秒 | 今日の日記
今年の日本ダービーは激しく混みそうだし行くつもりはありませんでしたが、指定席(料金はいつもの倍!)が当たっては万難を排して駆けつけるのが礼儀と言うもの。


開門は何時だったのでしょう?
私が到着した7:25ではスタンドが埋まっていました(笑)



岩田騎手には堂々と馬場の真ん中から早めに仕掛けて突き放す王者の競馬をして欲しいです。

どの馬も精一杯がんばれー!
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今週の出走馬

2010年05月29日 13時00分32秒 | 今日の日記
今週の出走はありません

ちなみに来週はシルクイーグル、シーズンズベスト、メンブランツァ、ヴィヴルヴォンなどが予定されております。




昨年はブレイクランアウトの出走で全くダービーを楽しめなかったので、それも合わせて今週は神様が与えてくれた休養週だと考えています。

やっぱりダノンシャンティは故障しましたね。
追い切りで故障したとは言え、前走のダメージがあったからだと考えるのが普通。
素晴らしいダービーに水を差してしまいましたね。
本当に残念です。
サンライズプリンスも脚を故障しましたからこれはJRAの責任と考えます。


日本はやたらと高速馬場を作り出しますが、これに意味はあるのでしょうか?
私はそれほどタイムにこだわる事はないのですが、どう考えても3歳の春に1.31.4は速すぎます。
サラブレッドの限界のタイムでしょう。
安全な競馬が何よりも求められるのに何故?



どうせ凱旋門とかキングジョージとか欧州のレース目指した日本競馬の指向であれば馬場を欧州仕様に近づける方がよいのでは?
日本の気候であれば可能だと思います。
だから地理的な面だけでなく馬場の事を考えて海外からは敬遠されているかも知れません。

ダービーも良馬場で2.31.5とか掛かる競馬にすればいいのに…。
ブツブツ…。
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明日のエースは君だ!

2010年05月29日 00時15分59秒 | 今日の日記
今年のダービーは大変盛り上がっています。
超良血馬もしっかり本番に間に合ってくれたことがさらに奥行きも与えてくれました。
決して侮れません。競馬は血統だからです。

トライアルなど別路線からの挑戦馬が非常に強い勝ち方で名乗りをあげた事が例年以上に面白くしてくれています。
例えば青葉賞やプリンシパルといったトライアルは実は本番は用無しが一般的でした。
しかしペルーサにしてもルーラーシップにしても圧勝しています。
あの勝ち方はインパクト十分ですし、ひょっとしたらとは誰もが思った事でしょう。



長くなりそうなので結論です(笑)

◎ヴィクトワールピサ
○ペルーサ
▲ルーラーシップ
△アリゼオ
△ヒルノダムール
△コスモファントム
△エイシンフラッシュ


皐月賞をとんでもない瞬発力で勝ったヴィクトワールピサはダービー馬の資格十分、底力が違います
ペルーサも素質高く楽しみですが、やはりトライアルはトライアル。
ピサとは戦ってきた相手が違います。

面白いなと思うのはアリゼオ、コスモファントム、エイシンフラッシュです。




実はダービー当日の指定席が当選したので東京競馬場に行く事になりました。


私はどこまでも武豊騎手を気遣う岩田騎手にダービーを取らせてあげたいです。
毎日杯の落馬事故の時も書きましたが、武騎手が落馬直後に左を見て心配していた勝負師としては優しすぎる岩田騎手。
仮にそれでルーラーシップから降ろされてもこうして強い馬が回ってくる運や人間関係を持った人物です。

彼はトップジョッキーにも関わらず、月曜日以外は栗東トレセンに朝から駆けつけて調教にも積極的に乗る努力を続けている事実を見逃してはいけません。
トップジョッキーの割にはスランプが多かったり、大舞台を前に緊張したり、勝つとすぐ泣いたりする人間くさい所も魅力です。

彼はどこまでも謙虚で貪欲。
私が言うのもなんですが、仕事も一番伸びるタイプはこういう人物だと思います。


武豊騎手も自信を持って勝ちに行けとエールを送っているように岩田騎手にはダービーを勝つ資格があると思います。
今や彼は武豊騎手の代打ではありません。

現地で私も岩田康誠の一世一代の騎乗を応援したいと思っています。
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「我々のダービー」

2010年05月28日 00時00分32秒 | 今日の日記
戦前、上半期の締めに相応しいと話していたシルクメビウスが重賞制覇という福音をもたらしてくれた事でかなりのメンバーが揃う日本ダービーを前に一足早くピークを迎えてしまいました。


まさに東海ステークスこそ今年の我々のダービーでした。


休み明けを叩かれたメビウスは成績が示すようにグンと良くなります。
しかし、この良化には領家厩舎スタッフの意地と執念が込められていました。
「この一戦」には大きな意味がありました。


領家先生も助手の方も戦前から強気なコメントをしていましたが、表彰式の場で助手の方が「スゴい脚だった」と漏らしていたように自信もあった事でしょうが、パフォーマンスが半端ではありませんでした。


メビウスは競り合いになった時には分かりませんが、自分の形に持ち込んだレースでは全て差し切っています。
面白い事にメビウスの勝ったレースは逃げ馬が残っているケースが多いようです。


気性もどっしりしてきたメビウスはついに王座を狙えるポジションにたどり着いたように思います。
最後の差し脚はダート界では最右翼。
次は帝王賞が予定されています。
今度の相手はダート界のチャンピオン。
とにかくこれからも無事にいってもらって我々をボーナスステージに連れて行って欲しいです。

月末ですが、メビウスの頑張りを何とか見に行けるように根回しをしておかなくては(笑)
私も頑張ります!
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シルクメビウス観戦記・その後

2010年05月27日 00時00分25秒 | まさるの「この一頭」
びしょびしょになった背広姿の男たちは思い思いの感慨に耽りながら集合場所に戻ってきました。

夢にまで見た重賞口取り…。
噛みしめるように僅かな時間を振り返ります。


メビウスのゼッケンを持ったシルクの社員さんが、しばらく待っていてもらえれば田中博康騎手のサインをもらってくると告げて再び関係者のエリアへ消えました。

私は荷物を取りに指定席に戻り、傘を持っているのにずぶ濡れの背広を着たおかしな奴とチラチラ見られながら再びのインフォメーションセンターに向かいます。


しばらくして会員の方と会話する機会を頂きました。
皆さん穏やかな方で私は心地良かったです。
中でも印象的だったのは「ユニコーンSを勝ったあとはボーナスステージのようなもの」というある方の一言でした。
重賞を勝つ事がどれだけ難しく、またこんなに強い馬を持つ幸せと怖さを知っている言葉。

別に勝たなくてもいい、とにかく無事に長く走って欲しいという心からの叫び、夢のような舞台に連れて行ってくれるシルクメビウスを長く見ていたいという純粋な思いからきた言葉がとても嬉しくなりました。


こうして重賞で本命視される馬を持つ脇目もふらずにメビウスを応援する真っ直ぐな気持ちを皆さんとの会話の中から感じました。
私はとても心強く思いました。
お会いした会員さんたちはみんな共通の思いを持っている同士でした。


この時間がどれだけ私の砕けたシルク魂を繋ぎとめたかしれません。
私は依然として降り続く雨の中、晴れ晴れとした笑顔で埼玉に戻ったのでした。
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シルクメビウス観戦記・後編

2010年05月26日 08時00分06秒 | まさるの「この一頭」
ゴール板前にいた背広姿の人たちは思い思いの喜びを表しながら集合場所に集まります。
そこには阿部社長が会員におめでとうございますと通行証を配る姿がありました。


私の1つの夢は「馬場で口取りをする」即ち重賞レースの口取りを経験することでした。


検量室前です。騎手が引き上げてきます。
吉田豊騎手は目の前です。

主役のタナパクとメビウスはまだ馬場から戻ってくるところでした。



しばらくするとJRAの女性職員がトロフィーやら杯やらを運んできます。
そうです、今回は重賞レースだったのでした。


戻ってきたメビウスは軽い脚取りで戻ってきました。
タナパクはメビウスの首筋に抱きついていましたね。


さて、我々出資者も移動です。
ここから傘を差すことは禁止(笑)
本降りの中、我々はウイナーズサークルに向かいます。
そこにはカメラを待ち構えているカメラマンが待機していました。

「あっ!」


私の認識は甘く、今回は馬場に出て撮影をするものではありませんでした。
東京競馬場なら重賞なら馬場に出たんだけど京都は違うんだーと思いながらメビウスの到着を待ちます。
重賞ですからたくさんの会員が左右ふたてに別れて真ん中にメビウスを入れるスペースを空けて待ちました。


田中博康騎手が到着です。
ありがとうございますと言いながら我々の元に。
口取りではマナーが求められます。
素晴らしい騎乗でしたと声を掛けたかったのですが、他の会員さんもありがとうございますとお礼だけを口にして頭を下げます。
タナパクは調教助手の方とレースについて話していました。
こんな近い場所で関係者の会話が聞けるなんてものすごい事です。
程なくして領家先生もメビウスも厩務員さんも到着。
メビウスは息が入っているような感じで脚にも異常はなさそうな感じ、スッスッと歩いていました。
ただ、目は充血しており白眼の部分は真っ赤。
懸命に走ったレースの激しさを物語っているように感じました。


写真撮影は一瞬です。
メビウスに触れたかったですがガマン。
助手さんや厩務員さんと話してみたかったのですがガマン。

一口会員ですから決して度を越えてはいけません。


すぐさま表彰式が始まり我々は袖で式を拍手をしながら見ていました。
左手のターフビジョンではオークスが始まっていたようですが、全く無視(笑)
勝った馬も同着になった事も知ったのは三時間後くらいでした。



生産牧場の森本牧場の方は欠席して阿部社長が代行で受け取っていました。
厩務員さんはレース後のメビウスの引き運動で助手さんが代わりに表彰を受けていました。

調教師の領家先生はゴムの長靴を履いていたので表彰台にあがる時に照れくさそうな雰囲気が素朴な先生のお人柄を見たようで実に良かったです。


表彰式が終わり引き上げ指示を受けましたので、田中博康騎手のインタビューが聞けずに残念でした。

待機所でしばらく待っていると田中博康騎手が花束を持って戻ってきました。
すぐさま待ち構えていた新聞記者たちに囲まれていました。

重賞はやはり違うんだと改めて感じたのでした。
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シルクメビウス観戦記・中編

2010年05月25日 06時00分01秒 | まさるの「この一頭」
メビウスは張りが出て以前よりはるかにダート馬らしく逞しくなっていました。
前回ナマで見たのは武蔵野Sでしたが、体が一回りくらい大きくなっているかのように感じました。


相変わらず舌を括ってはいますが気性も大人になってきている事は明らかでした。

騎乗時に領家調教師と言葉を交わす事は無く、周回の間に助手の方と話をしていました。
しかしメビウスは頭が良いのでしょうね。
田中博騎手を背にした途端スイッチが入りグッと気合いを表に出すようになりました。


さて、シルクでは口取りに際して事前に受付を済ます事になっています。
総合インフォメーションに向かい、雨の中、濡れる事を厭わずにパドックの周りにいた背広姿の人間は殆どがメビウスの出資者である事が判明しました。



まずまずのスタートを切りメビウスの行く気のままに自然と後方の位置取りに。
2コーナー過ぎではペースも落ち着き先頭との差は10馬身程度、メビウスは幾分行きたがっているようでしたがガマン出来ていました。
ポイントは前に壁を作って内に入れていた田中博騎手が向こう正面で外に出したところ。
いよいよ追撃態勢に入ります。

3コーナーを過ぎレースは一気に動きますが引っ張りきれない手応え。
私は仕掛けが遅いと現場では思いましたが、田中博騎手がギリギリまでガマンさせて4コーナーではいつもの勝ちパターンの進出を見せ、解き放たれたメビウスはトパーズSの時のように物凄い末脚を見せました。

私は「博康、博康!」と叫びながら最後は失神しそうになりました。

ゴール後は近くにいた背広姿の方とガッチリ握手。
「やりましたねー」「強かったですね」と声を交わしながら集合場所に向かいます。

たくさんの笑顔の出資者が集まり私もついに夢が叶ったと心の中で何度もガッツポーズをしながら口取りに向かったのでした。


しかし、私の夢は叶いませんでした(笑)
いや、叶ってはいなかったのです。
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シルクメビウス観戦記・前編

2010年05月24日 00時00分36秒 | まさるの「この一頭」
朝から雨が強く降っていました。
昨日までの強気な自分がいつも通りの弱気な人間に戻っている事を感じてその自分の弱さを記事にしました。


ビシャビシャ雨の降る競馬場に着き、私は指定席に荷物を置きました。
いつも通りに馬頭観音に行き愛馬の無事を祈り、少し奥にあるライスシャワーの碑に手を合わせて「メビウスを守ってくれ」と語りかけました。
雨は小止みになるどころか常に降り続けます。
馬場にはどんどん水たまりができ、光る部分が馬場の内側にとくに多いように見えます。
もう、私の心はメビウスが力を出し切れるのかどうか気になって仕方がありませんでした。

途中のレースで領家厩舎の馬に田中博康騎手が乗って好走しました。
これだって領家先生が田中博康騎手にメビウスの前にダートレースでの騎乗を用意してくれたものだと思うし、好結果を出したタナパクも少し緊張が取れて良かったのではないかと、何だか少しホッとしたのを覚えています。

『大丈夫だ、俺があれこれ心配しても意味はないし仕方がない』
と思う事が出来ました。


いよいよ50分後と迫り緊張も最高潮。
私は傘を持ちパドックへ向かいました。

雨が激しく降っているので皆屋根の下に待機していました。

いよいよメビウスが出てくる時間です。

メビウスは落ち着いています。
昔はもっとチャカチャカしていたのですがいい感じでどっしりとしてきたように感じました。


相変わらず舌を縛っています。


私は腰に手を当ててメビウスをじっと見つめる領家先生から助手に出された指示が気になりました。
実はその後、少しの間メビウスはパドック周回から外れて脇の装鞍場に消えたのです。
聞いた話だと舌を縛りなおしたとか(笑)


領家先生の動きを追っていた私には騎手の控室も正面に見えました。
私の見立てでは(黄色い帽子と勝負服から)村田騎手がタナパクに「おいおいそんなに緊張するなよ」と肩を揉んで声を掛けている姿が見えたように感じ、ありがたいな~とジーンとしました。
そのやりとりを美浦の先輩として後輩を思いやっているように見えたのです。
その後すぐに田中騎手は鞭を使ってストレッチをしていましたし。


村田騎手だって十分色気のある馬に乗りながらこの気遣い。
甘いと言えばそうかもしれませんが、私は村田騎手の思いやりに見えました。
これぞスポーツマンシップです。
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祝杯!

2010年05月23日 18時12分05秒 | 今日の日記
新幹線に乗りました。

メビウス万歳!
シルク復活だぁ!
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