まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

安田記念連覇に向けて視界良し

2020年04月26日 15時45分02秒 | まさるの「この一頭」
インディチャンプがマイラーズカップを圧勝してくれました。

音無厩舎の前哨戦ですから取りこぼしもあるかと内心思っていましたが、このメンバーでは全く力が違いましたね。
当週の調教も全体は50.8と好タイムですが、終いが13.6掛かっておりちょっと心配もありました。
馬体も太いと言われていたし、何だか弱気なコメントも陣営からはありました。

レース前にライバルと目されたフィアーノロマーノが出走取り消しとなって、インディチャンプはこれで負けたら安田記念連覇なんて言っていられないな、と却ってプレッシャーを感じながら競馬を見ていました。


レースは向こう正面でいい位置を取ったので「これは勝った」と思いました。
福永騎手はスタート・位置取りと完璧に乗ってくれました。4コーナーを持ったまま。痺れましたね。
マイルチャンピオンシップの再現を見ているかのようにも見えました。これは強い。

58キロでこれだけのレースが出来れば安田記念連覇を改めて狙えると思いました。
暮れの香港では不完全燃焼。中山記念もイマイチな競馬とストレスが溜まっていただけに、今日の快勝には心が救われました。
これだけの馬に出資していると正直なところプレッシャーもあり、応援も大変ですが、今日は本当に良かったです。ホッとしました。

本番はメンバーが全然強くなりますので、簡単ではないと思いますが、今日の勝利で最右翼の一頭になったと思います。
このまま無事にインディチャンプが無事に行くことを切に願います。
頑張れチャンプ!




堀宣行調教師について

2020年04月21日 05時18分08秒 | 今日の日記
サリオスは惜しくも皐月賞2着に破れ、戴冠とはなりませんでした。
個人的に皐月賞は大チャンスだと思っていたので、負けた事はショックでしたが、交わされても食らいついたサリオスの強さに感じいって、心はさほど乱れませんでした。
単なる一口会員でまだまだ素人レベルではありますが、ミホノブルボンのダービーがら競馬を熱心に観てきた私なりの自負もありました。
サリオスは歴代の朝日杯勝ち馬でトップクラスにあたるレベルの馬だと言ってきました。
毛色からもグラスワンダー級じゃないかと思っていました。そのくらいの期待をかけている馬です。

しかし、私なんかより遥かにこの敗戦を悔しがる人がいました。

堀宣行調教師です。

私は昨晩の仕事帰りに電車の中で、クラブから配信されていた公式コメントを見ましたが、堀調教師の熱い思いと、サリオスにかけていた期待の高さを改めて感じ入り、読んでいて涙が出てきました。

<以下クラブ公式コメント>

サリオス[父 ハーツクライ : 母 サロミナ]
 4/19(日)中山11R 皐月賞(GⅠ)〔芝2,000m・18頭〕2着[3人気]

まずまずのスタートからスッと行き脚を付けて、道中は中団グループの前目に位置します。馬群の中で脚を溜め、直線に向いてから満を持して追い出すと、外から脚を伸ばしてきた勝ち馬との一騎打ちとなり、惜しくも半馬身及ばなかったものの、後続を3馬身以上引き離し2着を確保しています。

堀宣行調教師「結果を残すことが出来ず申し訳ありませんでした。レーンさん(D.レーン騎手)は『久々に乗せていただきましたが、競馬に向けての雰囲気は良かったですね。3コーナーでラインベックが動いた時、一緒のタイミングで動いてしまうとまだ早いと思ったので内で我慢しました。ただ、それで馬場が悪いところを通らされることとなってしまったのが、一つのターニングポイントとなったように思います』と話していました。厩舎としては、ああいった一騎打ちとなった時にはこれまで勝ち切ってきた自負がありますし、勝ち馬は強かったものの、あの形で敗れてしまったのは本当にショックではあります。ただ、決して楽ではない流れの中で、馬場の悪いところを通りながら動いて行く厳しい形になったことを考えれば、条件が異なっていれば、また違う結果になっていた可能性もあるのではないかというのが、レースを終えてすぐの思いでもあります。サリオス自身も敗れたのが悔しかったのか、レース直後は少し気負ったようなところが見られましたが、上がりの様子に特に異常は見当たりませんでした。タフな競馬になりましたし、まずはトレセンに戻ってよく状態を確認させていただきたいと思います」





20年以上やっていても、なかなか堀厩舎の馬に出資する事は出来なかったのですが、運良くサリオスに出資できたのが実は初めての出資です。
堀厩舎の最初の出資がこのサリオスですから本当にラッキーでした。
確かに堀調教師はマスコミには殆ど露出しないし、受け答えもぶっきらぼうな感じもしますし、コメントは大抵は助手に任せている感じもしますし、昨年のJRA最優秀2歳牡馬のタイトルは、トラックマンにあまりウケが良くないから逃したなどの揶揄する掲示板の書込みは私も見ていました。
私にはコントレイルの走りよりもサリオスの強さの方が贔屓目なしに光っていたから、最優秀2歳を逃したことは皐月賞を負けたことよりもショックでした。

話が少しズレてしまいましたが、ここで断言しましょう。


堀調教師は本物の調教師です。


最高の調教師として藤澤、角居、音無を個人的に御三家と考えていましたが、堀調教師もこのメンバーに加えて四天王とさせて頂きます。
皆さんも是非、堀厩舎の馬に出資して下さい。
なかなかチャンスは無いと思いますが、出資馬が走ってくれたらきっとこの気持ちは分かります。半端じゃないですよ。
競馬文化の中ではマスコミに上手に情報発信する事も大切だと思いますが、こうした職人気質の本物の調教師が居てもいいじゃないですか。
堀調教師は本物の調教師なのです。馬を育て、鍛え、レースで結果を出す調教師です。


近時の調教師は競馬環境の変化により馬を育てるという意味合いが薄れており、馬房のやりくりや馬集めが大きな仕事になってしまったと言われることがあります。外厩を中心にトレーニングをして競馬の前だけ厩舎に入れて、レースを使い終わったら外厩や放牧に出す。この繰り返し。

堀先生は美浦トレセンより近いノーザンファーム天栄を使わずに、しがらきを使っている事でも有名です。
なぜにトレセンから遠い外厩を使うのか、馬の負担はあると思いますが、このあたりにも堀調教師の職人気質を感じます。
きっとノーザンFしがらきには信頼するスタッフがいるのでしょうね。


今回の皐月賞でもサリオスは10本の追切を経て完璧に仕上げられていました。
やや太いのではないかとネットでは揶揄されていましたがとんでもない。完璧でした。
現地でサリオスを見られなかった事が残念なくらいに素晴らしい出来でした。
堀厩舎渾身の仕上げでした。赤い栗毛にも光るサリオスに私は菊花賞の時のミホノブルボンを思いました。
競馬ブックの林茂徳トラックマンはサウジアラビアRCの時、サリオスを「日本のビッグレッド」と称したそうです。

これからはサリオスと共に堀調教師も熱心に応援していきたいと思います。
今後、マイルカップでも、ダービーでも堀先生の考えるサリオスのローテーションを支持したいと強く思いました。
この先生ならば、サリオスをグラスワンダーやミホノブルボンのような名馬にきっと育ててくれると強く思ったからです。


サリオス惜しくも2着!

2020年04月19日 15時51分08秒 | まさるの「この一頭」
サリオスは凄く強い馬だと言い続けてきました。
私の出資馬の中でも歴代最強の馬だと言ってきました。

今日の競馬もD.レーン騎手は完璧に乗ってくれました。文句ない騎乗です。
しかし、サリオスより強い馬がいました。完全に勝ちのパターンのレースだったと思います。
それを交わすのだからコントレイルは相当強いですね。


サリオスの強さは今日のレースで私の中でさらに1段上がりました。

是非、サリオスにはダービーに行ってもらいたいと思います。
2400の距離は正直わかりませんが、今日の3着以下の差を見たら絶対にやれると思うようになりました。

それにしても堀調教師はさすがの一言です。
完璧に仕上げていました。4か月ぶりとか全く感じませんでした。
その堀調教師が「何年に1頭の馬」と称するサリオス。

まずは今日の疲れを癒してもらいたいです。
本当に強い競馬を見させてもらいました。


サリオス最初追い後コメント

2020年04月15日 20時38分29秒 | まさるの「この一頭」
シルク公式より

近況
サリオス[父 ハーツクライ : 母 サロミナ]
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:15日に南Wコースで時計
次走予定:4月19日の中山・皐月賞(GⅠ)〔D.レーン〕

堀宣行調教師「先週、南Wコースでの強い調教を消化した後は、その疲れの回復具合をよく見ていました。前走の調整時に比べると回復具合がスローで、サウジアラビアロイヤルカップ時と同じような感じだったことから、そういった意味では休み明けの影響を感じました。ですので、今週はレースまでに少しでも長く回復する時間を確保できるよう、15日に最終追い切りを行いました。いつも通り南Wコースで行い、先週同様に脩(石橋脩騎手)に跨ってもらいました。終始ジョッキーの意のままに動くことが出来ていますし、直線での反応も先週より向上しており、良い走りを見せてくれたと思います。心肺機能はしっかりと整っていますし、右トモもリフレッシュした分、朝日杯の時よりも具合は良さそうです。馬体重は最新の計測で550㎏あり、おそらく中山競馬場までの輸送で10㎏ほど絞れると見ているので、そこまで大きな変動なく出走させることができそうだと考えています。初めての中山競馬場で距離も2,000mへと延びますが、これまでもそういった課題をスムーズにクリアして結果を残してくれていますし、メンタル面の良さがこの馬のストロングポイントですから、今回もこれまでと同様にしっかりと対応してくれると思います」


某スポーツ紙より

朝日杯FS覇者サリオス(牡、堀)は美浦ウッドの3頭併せで追い切られた。石橋騎手(レースはレーンを予定)を背に外カフェキング(未勝利)、中ストロングレヴィル(古馬2勝クラス)を追走し、楽な手応えで併入。朝日杯FSから直行というローテになるが、態勢は万全だ。

会見に出席した上原助手は「1週前追い切りを先週木曜にやった後に少し回復に時間がかかるところがあったので、今日、水曜にやる形になりました。最終追い切りから競馬までの時間を長くとりたいということです。馬の状態を最優先に、総合的に判断しています」と水曜に追い切った理由を説明。

動きについては、「幾分、朝日杯の前と比べると、のんびりしたところがあったので、気持ちのスイッチを入れたかった。狙いどおり、直線の反応は良かったですし、いい追い切りができたと思います。息の入りや心肺機能は常にモニタリングしているが、いい状態で競馬へ迎えます」と話した。

「一競馬ファンとして、今年の皐月賞は楽しみにしています。サリオスも全3走を強い内容で勝ってくれているし、能力を発揮できれば勝機はあると思っています。コントレイルの他にもサトノフラッグだったり、ガロアクリークだったり、強い馬がいると思うので、コントレイルだけが敵だとは考えていません。ライアン・ムーア騎手が非常に操縦性が高いとおっしゃっていました。距離延長やコース替わりでパフォーマンスを落とすとは考えづらいです。(レーン騎手への期待は)こういう大変な状況のなかできてくれることもあるし、デビュー戦でも乗ってくださっている。今回の騎乗をすごい楽しみにしてくれているので、それに応えられるように厩舎としては一番いい状態で競馬に向かえるようにと思っています。もちろん、期待は非常に大きいです」。

初の皐月賞

2020年04月13日 07時16分48秒 | まさるの「この一頭」


桜花賞でサンクテュエールは一生懸命に頑張ってくれましたが、馬場に脚を取られて最後は脚が上がってしまいましたね。残念。
サンクテュエールは持てる力を十分には発揮出来ませんでした。しかし、こればかりはどの馬も同じ条件ですから仕方ありませんね。
疲れを癒して次こそは全能力発揮と行きたいものです。ディープインパクト産駒はやはり重はダメですね。


今週はサリオスが皐月賞に挑みます。
愛馬では皐月賞は初めての参戦となります。あと走っていないレースはジャパンカップと大阪杯くらいです。
中山2000は早くならないし、前目につけるのが1番良いとされています。サリオスは先行脚質ですし、中山2000なら距離は問題ないでしょう。
私自身サリオスは2200までなら大丈夫だと見ていますが、ダービーはちょっと距離が長いかなと内心考えています。
従って今回はチャンスはかなりあると思うのです。

朝日杯を勝ったのに3ヶ月以上も次走が報じられなかった馬は記憶にありません。それはノーザンファームの使い分けが理由かなと考えています。文句を言っても仕方ないのですが、ひどいと思います。堀調教師の好きにさせてあげれば良いのです。堀先生に預けた馬なのですから、ローテーションも堀先生が中心に決めるべきなのです。牧場が1番強いっておかしくないかな?


大人の事情でひたすらノーザンファームしがらきで目標定まらぬ中、黙々と乗り込みを続けるチャンピオンがかわいそうで仕方ありませんでした。しかし、そんな中でサリオスは牙を研いでいました。



恐らく1番人気となるコントレイルは確かに相当強いのですが、サリオスも負けず劣らず相当に強い馬だと見ています。
2戦目もクラバシュドールに交わされた時は、負けた!と思いましたが、そこからファイトバックして交わしてしまうあたりにサリオスの勝負根性を見ました。タイムもレコードと優秀。上がりも33.1と切れまくり。口取りで吉田勝己さんは「来年はこの馬で決まり」と言っていたのを思い出しました。ダービーも勝つような事を言っていたような気もします。

続く3戦目の朝日杯は肉を切らせて骨を断つような凄まじい競馬。かなりのハイペースを3番手で追走して、最後はさすがにきつかったですが、直線に入り早め先頭から押し切りました。強い。
レースの中身が違う中で、これだけの競馬が出来るセンスは2歳馬のそれではありません。間違いなく私の歴代の出資馬の中でも2歳時としては最強の馬だと感じています。


サリオスには種牡馬になって欲しいという夢があります。
皐月賞馬は大体、種牡馬になれる夢のチケットとなっています。彼にはコントレイルを倒して、その夢のチケットをもぎ取ってもらいたいと思っています。頑張れサリオス。己のために。




桜花賞こそ牝馬最高の舞台

2020年04月09日 20時03分05秒 | まさるの「この一頭」
愛馬サンクテュエールが桜花賞に出走します。

私は桜花賞が大好きです。毎年桜花賞を狙える馬に出資しています。
かつて3年連続で2着になり、最後の年は阪神競馬場にいたのですが、それ以降、桜花賞制覇は私の悲願となっています。

サンクテュエールは競馬センスの良さが売りで、前走では牝馬ながらシンザン記念を勝ってくれました。なかなか味のある強い競馬でした。
私はそのレースを観て、すぐさま桜花賞観戦のため、新幹線と宿を押さえたのですが、今般の新型コロナで恐らく阪神遠征はダメだと思い、1か月前にキャンセルしています。
結局、今のありさまです。


緊急事態宣言が出される事で競馬そのものが中止となってしまう事を考えましたが、幸運にも回避されました。
あとはサンクテュエールが持てる力を発揮できれば言うことはありません。
この舞台に立てた事が嬉しいし、最高なのだと思っています。


私の一口人生の最も華やかな今、「サンクテュエール桜花賞制覇」の文字が刻まれる瞬間を楽しみに、サンクテュエールの頑張りを応援したいと思います。

緊急事態宣言

2020年04月07日 19時37分02秒 | 今日の日記
いよいよこの時が来ました。
私の住む埼玉県もこの緊急事態宣言が出されました。
私の会社も対応の文章が出ています。


今週末には桜花賞でサンクテュエールが走ります。
来週は皐月賞でサリオスが走ります。


他のスポーツは軒並み行われていない中で、競馬だけが行われている事は我々競馬ファンにはありがたい話です。
しかし、この緊急事態宣言が出された以上、競馬自体が中止となる事態も覚悟しないといけません。

せめてJRAが無観客競馬を発表している5月19日の皐月賞までは行われて欲しいと思っています。
最大のチャンスが無くなってしまう事はサンクテュエールもサリオスにも将来の夢を摘まれてしまう事となります。


身勝手ではありますが、何とか後2週間は競馬が行われて欲しいと思っています。