２月を振り返って

今月は重賞制覇と言う夢のような出来事があり、幸せな１ヶ月でした。


シルク94から一口を始めて14年、自分にこのような幸せな事があるなんて…。

デビューは３歳の夏、出遅れて後方侭のいかにもシルク馬の出資馬でも良かった若き日のまさる青年からは各段にスキルがアップしました。
退会しようと思って天栄に行ってキュート、トワイライト、イグニションの出資をしてから一気に、一口熱がヒートアップ。
10年目にはキャロットに加入し、馬体重視の姿勢を打ち出しました。

DVDのスロー再生を何回も見る事で脚の振り出しを見て怪我の発生率を独自の数値ではじき出し、さらに馬体をよく見てカタログを風呂に持ち込み眺める事で成長したイメージを想像する事で出資。
確実に勝ち上がり率が上がりました。

そのような中で出てきたのがブレイクランアウトでした。
私の一口人生のピークであった月も今日で終わります。
明日から弥生３月。
競馬をやっていて楽しいなと思うのは季節をより強く感じるようになった事。
季節を感じるレース名などは実に美しい。

来月で新馬戦もついに終わりを迎えてしまいますが、とにかくどの馬も無事に走って欲しいと思います。

快感…

ああ…
いつも使っている馬三郎にこんな文句が書かれていました。
思わずパシャリ。

一歩リードしているとは凄い書かれようですね！
とにかく今はたくさんトレーニングを積んでさらに強くなって欲しいと思っています。

噂をすれば影が差す…

何とも皮肉な結果になりました。
いきなり記事にした途端に年明けからの連続出走は途絶えました。
連続出走は８週で終了です。
今週のまさる厩舎はお休みになりました(笑)
除外ですので仕方ないのですが、今回の事でやはり言葉は恐いなと思い知りました。


日本では古来から『言霊』と言われるように、言葉には力があり、言い続けていると本当にその通りになると言われています。
私はこの言霊を結構気にしていまして、このブログを初めてから三年半、1500以上の記事で一度も使わない言葉がいくつもあります。
意識して使わないようにしています。

出走が途絶えてしまった理由の１つには３歳馬の不振が挙げられます。
私の３歳はブレイクランアウト、メトロノース、シルクメビウスとハイレベルな３頭がいますが、まだデビューしていない馬が多すぎます。
私の自慢は勝ち上がり率でした。
今年はいまだに４頭の勝ち上がりですから３割にも満たない数字（昨年は約７割）と低調になっています。
まだ半分位しかデビューしていないので、少なくとも最低あと３頭は勝ち上がってもらいたいです。

まぁ、将来はこうして出走がない週も増やすつもり（頭数制限）なので慣れておかないといけませんね。
贅沢は敵だ(笑)


追記:皆さんの書き込みに私の中のNGワードが入っていたら、場合によっては消させて頂きますので、誠に勝手ながら予めご承知おきのほど、よろしくお願い致しますm(_ _)m

有終の美

今度の週末は競馬場で別れと出会いがあります。
個人的な話ですが、私も転勤は確定となっていて落ち着かない毎日を最近は過ごしています。
もうじき行き先が決まります。

土曜日には定年等で引退をする調教師が数名います。
私が競馬を始めた頃に大活躍されていたヒシアマゾンの中野隆師、ビワハヤヒデの浜田師、バンブーメモリーの武邦師なども含まれていますので、やっぱり寂しいです。
シルクライトニングの大和田師などの勇退も昔からのシルク会員には寂しいニュースですね。
アロハドリーム（懐かしいー）で重賞も取った岩城師は「厩舎経営は失敗したが、それでもやっぱり馬が好きだから」と調教助手の道を選んだのでした。
これはなかなか出来る事じゃないですよ！
調教師界に新しい道を開いたその心意気を応援したいと思います。
どの調教師も渾身の仕上げで臨むだろうし、サークル内でも不思議な力が働いて激走をする(笑)でしょうから、応援馬券を買いたいと思っています。
何とか勝たせてあげたいですよね。

また、日曜日には新人騎手がデビューしますね。
どのくらい乗せてもらえるのかわかりませんが、スタートで出遅れないで逃げる競馬を見せてアピールして欲しいと思います。
新人騎手は新人らしく積極的に逃げるべし（これなら他の騎手に迷惑かけようがないし）

競馬の社会も我々の社会も春はもうすぐそこまで来ているようです。

４年連続狙うか？いや、落ち着け。深呼吸しろ！

私の自慢は２００６年から３年連続で愛馬が新馬戦開幕週のデビューを実現している事です。
これは偶然以外の何物でもないのですが、実際に狙っているのも事実です。

２００６年　　イデアーレ　　（３着）
２００７年　　ルミナリエ　　(優勝）
２００８年　　エスクリム　（出走取消）←厳密には３年連続ではない。
２００９年　　エアデルフィーヌ０７　　（勝ちそう）

グリーンで募集されているエアデルフィーヌ０７がもうすぐ入厩するかもしれないとアナウンスがありました。
これは・・・。私の好きなパターンです。
森厩舎だし全兄は勝ちあがったし。
一口（42,000円）持っておこうかな？などという気持ちがむくむくしてきました。
もうこれは病気です。
４年連続で開幕週のデビュー馬を持てたらこれはまぁまぁ自慢できる事なのかなと思っています。
こんな事しか自慢できません（笑）

３月入厩の予定ですので、もう少し様子を見ながら決めようかと思っています。

ああ、ついに競馬ブックの表紙を・・・

週間競馬ブックの表紙を「ブレイクランアウト」が飾りました。

買うつもりが無くてもこれでは買ってしまいます。
私の夢でした。

凄くいい写真です。
思わず頬ずりしたくなるような写真です。
逞しい胸前に聡明な顔立ち。
さらに嬉しい事に「よしだみほ」さんの馬なりにまで書かれる馬になりました。
http://futabasha.pluginfree.com/weblish/futabawebmag/Yoshida_Umanari_492_1_510D0/index.shtml?rep=1

とにかく無事に。とにかく無事に。とにかく無事に。
私の夢が突き抜けます。

連続出走記録更新中！

年明けから２ヶ月競馬が行われてきましたが、今のところ毎週愛馬が出走してくれています。
いまのところ『８週』に記録が伸びています。
「それがどうしたの？」と言われればそれまでなんですけどね（笑）


愛馬が毎週のように走ってくれると週末が楽しみになります。
このために出資馬を増やしてきたのですが、その目標は達する事が出来ました。

将来は年間に４頭くらいの出資にしようと思っているのでこの記録は今回限りのものになるかもしれませんが、０７産も出資馬が多いのでもう少しこんな感じで楽しめるのかな、と思っています。
その前座として０７産からは出走回数の少ない厩舎にもチャレンジしているので、そこで少しずつ慣れていきたいと思っています。

先日の奥平厩舎の件で、出走回数が少なくてもキッチリと結果を出してくれる厩舎も悪くないと考え始めているからです。
厩舎選びは馬選びと同等と考えています。もっと勉強をしないといけません。

今日の結果

２月２２日（日）
シルクストレングス 　　 小倉６Ｒ 　　 ４歳上５００万下 　　Ｄ１,０００ 　　５７ 　長谷川 　　 ７着


出脚がつかず真ん中からのレース。
全く良いところ無し。
気合いも見せない長谷川騎手には二度とストレングスに乗って欲しくないです。
非常にストレスのたまる競馬でした。
せめて情報がもっと充実していれば納得行く事もあるでしょうが、現状のシルクにはそれは無理。

従って岡田厩舎にお願いしている馬を全て引きあげたい気持ちです。
どうせなら全部関東に持ってきて下さい（笑）
現地応援が可能ですから。
【２００９年愛馬成績　　３－２－３－５－０－９】

おお！天上のマックイーンよ…

私がメジロマックイーンを神と仰いでいる事は何度も話して参りました。

今日、孝行娘ディアジーナが強敵揃ったクイーンＣを前に行って押し切る強いレースを見せました。
順調に使われていた分、有力馬の猛追を凌ぎました。

マックイーンの子供も少なくなってますので応援にも力が入ります。
とにかくホクトスルタンの復帰が待ち遠しいです。
ディアジーナももう十分ですから繁殖に上がって下さい(笑)

どの馬も無事に走って欲しいです。

頑張れシルクストレングス！

２月２２日（日）
シルクストレングス 小倉６Ｒ Ｄ１,０００ ４歳上５００万下 57 長谷川


先週の出馬ラッシュもあったので、今週の出走はさすがに無いかなと思っていたら、１０日前に栗東に戻ってきたストレングスが急遽出る事になりました。
今回の出走も二転三転しています。
しかも長谷川騎手をまた乗せてきました。
何とも残念です。

岡田先生は私のシルクエリタージュを三回栗東に入厩させ、三回連続で速攻で放牧に出しています。
一体何が行われているのか…。
調教師も何を考えているのかシルクの近況レベルでは全くわかりません。
残念ですがこの厩舎も今後は出資対象厩舎から外させて頂きたく思います。

ストレングスは思い入れの強い大好きな馬なのでとにかく無事に走り切って欲しいです。
こんな扱いばかり受けているからストレングスは下痢をしてしまうのです。
馬がかわいそうに思います。
このクラスにいる馬ではないのですが…。

09産駒は狙い目かも？

先日の村上春樹さんのエルサレムでのスピーチには感動しましたね。二日酔いのまさるです。

今年は暖冬だと言われています。
埼玉には一度だけちらついた程度で未だ雪は降っていませんし、このまま春を迎えてしまいそうです。
ひょっとしたら今夜未明から積雪があるかも、と言われているのですが、どうでしょうか。
私が幼少の頃はかまくらが作れたくらい埼玉にも雪は降ったものでした。


サラブレッドの世界、特に馬産地に目を向けてみると暖冬は良い面と悪い面の両方が出てきます。
まずはよい点。
雪が例年より少ないために繁殖牝馬の運動量が多くなり、この事が子供に影響するという話です。
また、運動しているために安産になりやすいみたい。
悪い点としては、十分な水（雪）が無いことから、牧場の草の生育に影響するという点です。
幼少期の栄養はその馬の基礎を作る非常に重要なものですから、栄養のある草をたくさん食べられるかどうかは極めて大切。

良く世代について「○○世代は最強世代」とかいう話を耳にしますが、生まれ故郷である北海道の気候に関係しているのだと考えてみると、何だか楽しくなりませんか？

実は私は今年一年でこの事について勉強しようと思っているのです。

奥平調教師再考

カラベルラティーナが我が一口人生初の３勝目を挙げてくれました。
彼女の頑張りと共に感じたのは調教師の力です。
以前私はこの厩舎はもう出資はしたくない！と批判しましたが、今回のいきさつを見るにつけて、陣営の作戦勝ちであったと改めて感じたのです。

美浦の奥平師は実績を積み上げ、今では社台を中心に素質馬を多数預かっている若手の注目調教師としてかつて私も期待して積極的に選んでいました。
出資してみると色々とわかってきて、これが馬房の回転がままならないようでして、滅多にレースを使わない厩舎だったのです(笑)
使ったら放牧、「疲れが見られますから次の府中開催を待ちましょう」などと言ってすぐに放牧に出されてしまい、１・２回使ってもらえたら４ヶ月休みみたいな事が当たり前に行われています。
一年の殆どを山本トレセンが明智SFで過ごすという感じ。
さすがにこれには私以外の会員さんも怒りを露わにして私同様に「この厩舎には二度と出資しません」みたいな話があちらこちらから聞こえてきました。



今回は待ちに待った府中開催。
カラベルラティーナの出番です。
しかし奥平師は出馬投票の際に意外な手段に出ました。
何と京都に遠征してデムーロで戦うというではないですか！
私は怒りました。
あれだけ府中府中と言っていたにも関わらず、右回りを使うならあんなにも放牧しておく事ないじゃないか！と。
私は惨敗する事を想像しました。
当日はマイナス16キロ。
初の長距離輸送に加え、休み明けの牝馬でマイナス体重ですから心配が高まります。
しかし、私はパドックを見て出馬表を見つめ、奥平師はより勝てる条件を選んだのかな？と思いました。
（実はその天秤に掛けられていたレースは日曜日のシルキーキュートが４着に来たレース。メンバーは２勝している馬も多く、前走掲示板に来た馬ばかりで調子の良さそうな馬が多いメンバー構成）
京都の方はメンバーは中途半端で明らかに格下とも言えるもの。
パドックも細くはないし、入れ込んでないし、これはカラベルラティーナの力が存分に出れば勝つぞと思えたのです。
馬券も買いました。
カラベルはあまり人気が無かったからです。

レースはデムーロが上手くスタートを出して、カラベルを気分良く先行させて、早め抜け出し、最後は押し切るという格上のレースを見せつけて優勝。
私は奥平師の慧眼に恐れ入ったのでした。

これで奥平師へ気持ちが戻った訳ではありませんが、改めて注目してみようと考えています。

ダイワスカーレット引退

ゴールのあと拍手が湧き上がるレースってそんなに無いんですよね。
長い写真判定の末に着順が表れた時も拍手。
馬券を離れた素晴らしいレースを見られたという感動と興奮が競馬場には溢れていました。素晴らしい競馬場の風景でした。

あのレースは差し切ったウオッカの頑張り以上にダイワスカーレットの底力による差し返しに皆が震え上がったものだと思っています。府中の2000を逃げてあの底力は名勝負を形作った1番の要因であったと考えます。
そう、ダイワスカーレットがウオッカの年度代表馬をプロデュースしたのです。
そして後続に影をも踏まさない有馬記念での逃げ切りは史上最強牝馬を連想させるのに十分な走りでした。


私が見てきた牝馬の中でも最強牝馬と言えるダイワスカーレット。美しくて強い。
残念ではありますが、牝馬ですからこのあたりで十分だったのではないかと思います。
数年後、素晴らしい子供が出てくることを楽しみに待つ事としましょう。

クラシック候補！

こんな日が来るなんて夢のようです。
週間競馬ブックの１ページが割かれてブレイクランアウトが紹介されているではありませんか！
思わず買ってしまいましたよ(笑)

まさかこの馬がクラシック候補になるとは…。
私の出馬馬がこうした活躍を見せてくれるなんて、本当にありがたいです。


武豊騎手は昨日のリーチザクラウンにダービーも乗るでしょう。
せめてNHKマイルカップは武豊騎手に乗って欲しいです。
ダービーは勝利経験のあるデムーロ騎手はどうでしょうか？

とにかく無事に行ってくれればいいなと思います。
気のいい馬ですから休み明けでも走れるでしょう。
まずはマイルカップを全力で狙って欲しいです。
もちろん勝利を期待。

ダービーは余力があったら出走するくらいの気持ちでもいいと思っています。
私はそんなスタンスで応援をしていきます。

今日の結果

２月１５日（日）
シルキーキュート　　　　東京７Ｒ　　４歳上５００万　　Ｄ１，３００　　５５　　武士沢 　　 ４着

シルクオーソリティ　　　京都３Ｒ　　３歳未勝利　　Ｄ１，２００　　５６　　武英 　　 １４着

シルクユニヴァース　　　京都５Ｒ　　３歳未勝利　　芝１，４００　　５６　　安部　　　２着



・シルキーキュート
本当に偉い馬です。期待して臨んだレースでしたのですが、惜しいレースでした。もう一歩なんですよね。現級は勝ち鞍もあるのでこのメンバーであれば前が早くなってズドンとキュートの末脚が炸裂すると読んでいました。いつもいつも人気は無いのですが、人気以上に走れる馬です。武士沢騎手だと本当に走ります。馬が合うとはまさにこの事を言ったものだと思うのです。もう一回東京で走らせてあげたかったですが、連闘になりますので中山でしょうかね。

・シルクオーソリティ
パドック解説者に「馬体を見るともっと走ってもいい」と推奨馬に挙げてもらえたことが唯一の収穫。正直相当低いメンバーでしたので、いい競馬も可能かと思いましたが、痛恨の出遅れ。もう私はそのままテレビの電源を切ろうかと思いました…。それにしても大型馬は場合によってはこういう結果も考えられるという事を教えてもらった気がします。レースに見所も無くコメントの仕様がありません…。

・シルクユニヴァース
実に素晴らしいスタートを決めました。こうです。こうでなくては競馬はいけません。元々スタートセンスがいい馬でしたが、今日もいいスタートを切った事からジワリ先頭に立ち、逃げる競馬になりました。いいペースでラップを刻み、４コーナーでも手応えが残っている様子に私は布団を飛び出ました。最後交わされはしましたが十分変わり身を見せてくれました。元々調教でも走る馬でしたし、気持ちの問題だったというわけです。天栄でユニヴァースに気合を注入してきた甲斐もあったというものです。マイルくらいの方が現状は良さそうです。次にも期待が持てる結果にホッとしています。音無厩舎にもっともっと鍛えてもらって勝ちあがって欲しいです。

【２００９年愛馬成績　　３－２－３－５－０－８】