まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

東京競馬場グルメ その2

2024年04月30日 09時08分28秒 | 今日の日記

⑥西海製麺所「西海ラーメン」
いわゆる西門近くのファストフードプラザ(ウエスト)にある西海ラーメン。いつも行列が出来ていますね、でも、西海ラーメンなら「馬そば」や「梅屋」になってしまう私。結局、食べ慣れた味ってことになってしまうんです。
それといわゆる豚骨ダシ(ここはアゴダシ)よりは淡麗系の醤油ラーメンが好きなこともあり、個人的には世間の評判ほどは贔屓にはしていません。


⑦馬耳東風軒の「麻婆丼」
フジビュースタンド2階の25番柱付近にあります。
結構痺れがある味でボリュームもあります。650円だったかな?安い!!
ここは昔、チンジャオロース丼(当時800円くらいした)が好きだったのですが、最近は売っていないのかな?(場所は同じでも店が変わった?)

⑧KASUYAの「かすうどん」。
関西では一般的ですが、東京競馬場にも数年前からありますね。中山競馬場にもいつの間にかあったし。
私も最近おいしさに気付いた者です。牛ホルモンの油の染み出したつゆが実にうまい。でも、どうせうどんを食べるなら「馬そば」「梅屋」ってなってしまうんですよね。

⑨フジビュースタンド1階 パドック側  中津からあげ「もり山」 
鶏めしおにぎりからあげセット800円。やや高いもボリュームあり。
唐揚げは作り置きにあたると味は一気に落ちる。買い時を見極めて。
ちなみに私は日本唐揚協会の会員です(笑)

⑩どみそ 「みそらーめん」
開店は中山競馬場のが早かったんだけどどんぶりがしっかりとしている分、こちらの方がいいね。しょっぱいものを食べたいときにお勧め。
掲載したもののあまり食べません(笑)
むしろ東京競馬場の味噌ラーメンと言えば「北斗」でしょう。
残念ながら閉店しています(泣)

飲食に関しては「また今度にしよう」は要注意です。
どれだけの店の味が「また今度に」でに食べられなくなったか・・・。涙が出てきます。私にとってもパッと思い浮かぶ味がいくつかあります。
案外とまたの機会はおとずれないものです。その時に食べないと永遠に食べられなくなるのです。
もちろんこれは食べ物に限ったことではなく、すべてのことに通じる事なのです。『いまはそのとき』なのです!

ロマンあふれる天皇賞

2024年04月29日 05時15分33秒 | 今日の日記
私は天皇賞(春)で競馬を始めたといっても過言ではありません。
いわゆる1992年「トウカイテイオーVSマックイーン」の時です。
競馬自体は始めてはいたものの、この天皇賞をきっかけにハマる事となった訳だ。そういう意味では私の人生を変えた本当に罪(?)なレースだったと考えます。このレースが無かったらここまで競馬に手を染めていなかったと思います。
だから天皇賞には特別な思いがあり、出資馬の天皇賞制覇に夢を抱いています。そんな私の関西発遠征もやはり天皇賞(春)でした。
シルクジャスティスVSメジロブライト、メジロブライトVSスペシャルウィークなど数回観に行っています。

そんな天皇賞ですが、最近はその性格を変えてステイヤーが必ずしも活躍しないレースとなっています。スピード偏重主義になり長距離レース自体も減っている昨今のJRAの競馬にあって、3000mを超えるレースは実に限られており、年間に6つしかありません。
特に最近は持久力勝負のスタミナ比べといった競馬にならなくなており、スタミナはもちろん、最後の瞬発力が求められるレースになりました。


テーオーロイヤルは近年稀にみるステイヤーです。
年明けてダイヤモンドS+阪神大賞典と3000m超のレースを2つ使っており、この2戦の内容が素晴らしかったので3戦目である今回はちょっと厳しいのではないかと思っていました。さらに暮れにはステイヤーズSも走っています。
調教は動いているけど、目に見えない疲れが絶対にあるはずだと。余力が残っていないのではないかと。
でも、パドックを見て瞬時にこれは「究極のデキ」だと思いました。日差しの影響もあったかもしれませんが、私にはそのくらいに素晴らしく見えました。テイオーロイヤルは生涯で今が一番強い時だろうと思います。
年間に数回しかないのですが、パドックを見て、テーオーロイヤルが勝つと思いました。


テーオーロイヤルを管理する岡田稲男先生はかつて「シルクストレングス」でお世話になっていました(今こうやって見るとストレングスもいい馬体していますね)。
レースをガンガン使って仕上げる今では数少ない調教師です。社台・ノーザン系の馬は殆ど預かっていないと思います。一本筋が通っていますね。
そしてその岡田厩舎でデビューして13年、所属のままキャリアを積んできた菱田裕二騎手(この騎手は関西でも凄く巧いですよ。本当は内緒にしたいくらい)。言い方違うかもしれないけど、昔気質のこの二人をどうしても応援したかった。
テーオーロイヤルの強さとともに、馬に関わる人の物語を感じさせる素晴らしい天皇賞でした。


骨折などもあり順調に行かなかったテーオーロイヤル。
遅咲きの近年稀にみるステイヤーですね。
勝ち方も前に行って他をねじ伏せる私の理想とする長距離戦の勝ち方。
こういうレースをする馬こそが天皇賞(春)を勝つべき馬だと思うのです。
メルボルンCを目指す話がありますが、中距離G1を制してもらって種牡馬としての価値を高めて活躍して欲しい馬です。
でも、実際は中距離だと厳しそうだし、有馬記念とか勝たないかな・・・。

東京競馬場グルメ その1

2024年04月27日 07時26分08秒 | 今日の日記
私のブログの人気記事は昔から「天栄ツアー」と「競馬場グルメ」、さらには「指定席ネタ」の3つです。

現在の私は時間がありますので毎日更新していた昔を思い出してブログの更新を少し頑張っていきたいと思います。
さて、その人気コンテンツ(?)の筆頭である『競馬場グルメ』についてこれから数回にわたり語っていきたいと思います。

東京競馬場は私のホームグラウンドです。
学生時代に初めて行った競馬場だったというのもそうですが、とにかく広々としていて気持ちいいし、競馬に抱いていたイメージが180度変わりました。
リニューアルしてさらに競馬場内の居心地はさらに良くなり、可能ならば府中に住みたいとさえ考えているくらいです。
施設がちょっとデカすぎるという点以外は文句はありませんね。

そこで私のここ数年の東京競馬場に一人で行った際の食事を恥ずかしながらご紹介します。
20代、30代までは良く仲間とも声を掛け合って競馬場に行きましたが、ここしばらくは一人で行く事が殆どになりましたね。


開門と同時に入ることが必須。まぁ、実際は並んでいることが多いので実際に入るのは9:05とかになるんだけどね。とにかく朝の人の少ない競馬場の空気が好き。日頃のストレスが軽くなる大好きな時間。この空気感を感じるために競馬場に行くときは必ず開門時は競馬場に着いているくらいだ。
人々がスタンドに向かう中、私は一人内馬場に向かいます。


誰もいない地下通路を歩き、内馬場へ向かいます。

内馬場に行く目的は「馬そば」を食べるためです。

①深大寺 馬そば「とりそば+かき揚げ」
八王子にある(株)アーバンという会社が経営しています。
こういう話をするとキリがないのですが昔はもっともっと美味しかったです。
さらに昔の話をすると場所が馬場内投票所にあったときは凄まじい旨さでした。私の中で日本で2番目の旨さでした。

朝10時までに行くと煮卵か生卵をサービスしてくれます。

具体的にどこがおかしくなっているかと言えば「麺」が悪くなっています。
もちろん好き好きなので今の麺が良いという人もたくさんいるかとは思います。否定するつもりはありません。でも私には昔の方がはるかに美味しかったと思えます。昔はいわゆる立ち食いそばの麺(ゆで麺)だったのです。それが良かったのです。現在は冷凍の麺。いまいちここの絶品の汁と合っていない気がします。味のバランスというのかな?
私は中学生のころから立ち食いそばが大好きで、立ち食いそばを食べ歩くことはライフワークになっています。だからそれなりのこだわりがあるのです。
不満は他にもあり、とにかく価格の上昇が止まらず最近では開催ごとに値段が上がっている気がします。手軽で安価な立ち食いの割安感が全くありません。
あと、最近は汁がぬるいことが多いです。回転率を上げようとしているのか熱くないのです。アツアツでなくとももう少し温度を上げたほうが…。行くたびにとにかく不満がどんどん多くなってきている店です。
まぁ、それだけ私がこの店が好きだという証であると捉えてください。


②吉野家「牛丼」
平成13年の狂牛病問題(BSE)の時にも営業しており、競馬をやらない吉牛ファンがわざわざここに食べにきていたという伝説的な店。私は14歳の時から吉野家を食べていますが、値段は少し高いですが、わざわざ競馬場で普段より高い料金で食べる価値があります。ちなみに様々な一般店舗から競馬場や競艇場の吉野家を食べていますが、私の考えている中で現在日本一うまい吉野家はこの東京競馬場です。おそらく100店舗は行ったかと思いますがその中で一番だと思っています。それにしても昔の牛丼は今とは比べられない位においしかったなぁ・・・。肉も味もあの味はもう無理なんだろうね。
ちなみに私はお気に入りの店員さんがいて、その人が作っている時を敢えて狙っていきます。


③ハロンボウ「カツカレー」
ゲンを担いで大体カツカレーを食べています。カツは一枚ではなく半分。
カレーは全く辛さを感じない甘口のもの。それでも野菜のうまみなどが溶け込んだルーはおいしい。ラーメンも出していますが、私は食べたことがありません。頼んでいる人多いですからきっとおいしいのでしょうね。
頻度は少ないですが、それでも定期的に食べています。


④みまつ「中華丼」
ここはフードコートの一番端にあり、正直お客さんも一番少ないです(笑)
でも、根強いファンがいるのでしょうね。撤退して消えていくお店が多い中、しっかりと残っているのですから。ここで食べるのは中華丼がちゃんぽんです。味が昔から結構好きで食べています。値段がどんどん上がっています。
昔は馬券に的中したらここで食べていました。


⑤梅屋「天ぷらうどん」
馬そばの次に競馬場で好きな立ち食いそば。ひと頃は馬そばをやめてこちらで2食食べたこともあるくらい。しかし、ここの難点は「開催ごとに麵が変わる」こと。毎回ではないにしても、しょっちゅう変わっている点は疑問。とてもおいしいときもあれば、全然ダメな面の時もある。いわゆる「ゆで麺」を使っているのだが、太い時もあれば細いときもあり、味が安定しない点は不満が残る。仕入れ先を変えているのか、毎回製法を変えているのか不明だが、私のイメージだと毎開催ごとに麺が変わっている印象がある。食感が違うと味も変わるということをいつも考えさせられる店だ。
ここはもつ煮も美味い。濃い中山も良いが薄目で野菜の多い東京の方が私は好き。





まさる、入院を命じられる

2024年04月24日 20時00分26秒 | 今日の日記
実は今週の月曜日から入院しています。



先週の土曜日に持病の定期検査(2か月に1度)で通院したのですが、血液検査の数値が悪く、先生に「即入院レベルだ」と診断されてしまいました。自覚症状は余り無かったので本当に焦りました。
その場で職場に電話して月曜日から休ませてほしい旨を伝えました。


入院の内容は、手術をするとかそう言った治療では無く、あくまでも栄養療法・薬物療法とのこと。
パソコンやタブレットを持ち込んでいるので時間はつぶせますが、やっぱり入院は嫌なものですね。
悪いことばかり考えてしまうんです・・・。
社会人になり30年が経とうとしていますが、身体にもガタがきているのかもしれません。
ゆっくりと今後を考える時間を頂いたと考え、しっかりと療養したいと思います。
命じられた入院期間は1か月。かなり長いですね。これほど休むのは相当久しぶりです。



健康第一。皆さんは健康管理には十分に気を付けてくださいね。
私もあと20年は生きたいと思っているので、今まで以上に真剣に考えなくてはいけないと思っています。
私のように競馬場で多いときは4食も食べているとこういう風になってしまいます(爆)

今年の1月に京都競馬場に行った際、楽しみにしていたリニューアルした競馬場に行きながら、体調が悪くて殆ど動けずに指定席で寝てばかりいたという話をしましたが、今思えばあれは病気が悪化したサインだったのかもしれません…。
私が競馬場で動けずにご飯も食べられなかったあの遠征はやはり異常でした。

インディチャンプ仔募集となる!(予定)

2024年04月22日 16時49分09秒 | まさるの「この一頭」
私の25年以上の一口馬主の中で最も稼いでくれた馬はインディチャンプです。
その額なんと6億2,745万円!
23戦8勝(8-2-5-6-1-1)、G12勝を含む重賞4勝もしてくれた名馬です。
そんなインディチャンプの子供が社台・サンデーで募集されることが先週わかりました。



インディチャンプはステイゴールドの子供には極めて珍しくマイラーとして大成しました。
彼の走りを見に京都競馬場や阪神競馬場に行ったのは良い思い出です。
さらにサリオス・インディチャンプ・レインボーフラッグの3頭がマイルCを走ったあの日は、私の25年の一口馬主歴史のクライマックスだったと言えるでしょう。


インディチャンプは引退後、優駿スタリオンステーションで種牡馬をやっています。

2022年は120頭、2023年は115頭に種付けをして、順調に種牡馬生活を頑張っているようですが、受胎率が良くないそうで、そのあたりが気がかりです。

そんなインディチャンプですが、元々はノーザンFの馬でしたが、社台SSでは繫養とはならず、優駿SSに出されてしまいましたので、ノーザン系のクラブには余り回ってこないだろうなとちょっと悲観していました。

そんな中、社台・サンデー・G1の募集予定馬が先週発表されました。

いました!!
インディチャンプの仔がいました!!
社台ではラナモンの23、サンデーではロカの23とどちらも一頭ずつという内容です。



厳しいと思っていましたが、それでも募集となりそうなので良かったなぁと思っています。
特にロカの23はレガレイラの下となるので、これは実績金額ともに私には出資は無理でしょう(汗)
とは言え、ラナモンの23もバハルダール(現役・4勝馬)の下となるので、案外と出資は厳しそうです(汗)
でも、一応両方の票数をしっかりと読んで最良の出資をしたいと考えています(一口馬主やめるって言ってなかったっけ?)

この調子ならばシルクでも1・2頭は募集馬に入りそうな雰囲気です。
元出資馬の仔を追いかける。チャンプにサリオス。
この活動は恐らく私の一口馬主の最終章となるでしょう。



逃げろ!メイショウタバル!

2024年04月19日 08時18分58秒 | 今日の日記
本当は皐月賞の前にこの文章を作りたかったのですが、なにぶん土日休みで無くなったのもあり、休日は休日で結構忙しくてなかなか文章が作れませんでした。その辺りを汲んで頂きお読み頂ければ幸いです。


メイショウでおなじみの松本好雄オーナーの馬が皐月賞に出走しました。
私はこの松本オーナーが大好きでして、メイショウから大物が出るといつも応援しています。
どうしても応援したくなるのです。

毎日杯の強い競馬から結構な人気にもなっていましたね。私も対抗評価にしていました。
◎ジャンタルマンタル
〇メイショウタバル
▲アーバンシック
△ジャスティンミラノ
結果はご存知の通り結果は1000mを57.5秒というハイペースで逃げてビリという結果に(笑)
馬券も大勝負しましたが惨敗でした。


メイショウの松本オーナーは唯一無二の馬主さんで、この人こそ競馬会を支えている馬主さんだと言えると思います。
最近ですと誰とは言いませんが、ちょっと結果が出ないと転厩するような新しい馬主さんが出てきていますが、この松本オーナーこそ義理人情を軸とした「昭和の馬主」(私にとっては大変な誉め言葉)だと思っています。

松本好雄さんは中小の牧場からしか馬を買いません。
とある話だとセールで売れ残ったから買って欲しいと牧場から頼み込まれた馬を引き取ったりしているそうです。
言い方は悪いですが血統的には二流三流の馬ばかりです。
松本さんはこう言います。
『出自が機械屋であるから商売で高額な何億もする機械を購入する時は何年も色んな角度で検討して決める、なので道楽(である競馬)にほいほいと何億もする馬を何頭も買う事はできない。人との繋がりで巡り会った馬がある日思わぬ好走をしてくれる。私はそれだけで十分』
しかも、厩舎に対しても調教や騎手の起用についても口出しは一切しない、購入する馬の選別も調教師や牧場の方の言う事を聞いて購入しているそうです。
本当に凄い方ですよね。ロマンの塊のような人物です。

そして、馬産地だけでなく騎手も支える松本オーナーの話には涙が出てくる話が多いです。
メイショウサムソンに石橋騎手を乗せ続けた熱い話、メイショウマンボと武幸四郎さんの話(もし知らない方はググってみて下さい。泣けますよ)。そして、ディープインパクト引退後、落馬事故もあり成績が一気に悪くなり干されかけた「レジェンド武豊」にもどんどん乗り馬を提供して、厳しいどん底期を支えた話など多数あります。
この人は実は生ける神様なのではないかと言うような話ばかり出てきます。



ちょっとカッコつけ過ぎなように思われてしまうかもしれませんが、私も一口馬主ではマイナー種牡馬を結構好んで出資しています。キャロットで言えばメイショウサムソン産駒の「ストレンジクォーク」、トーセンラー産駒の「ザダル」、ベーカバド産駒の「アップクォーク」などにも出資していました。これらの産駒はなんと5勝以上してくれています。
私が出資するマイナー血統の馬は走るので要注意です(ニヤリ)



話が脱線してしまいましたがそういう意味もあって、久しぶりに出てきたメイショウの大物「メイショウタバル」にはダービーでの逃げ切りを期待しています。
皐月賞ビリからダービー制覇なんて、もしあったら大変なことです。
恐らくダービーではノーマークになるでしょうからもっと楽に逃げられるのではないかとも思うのです。
一番不安なのは厩舎力です(汗)経験値が…。
調子が良かったにせよ皐月賞の前もあれだけ強い追切りをかけたら本番で馬も掛かってしまうでしょう。
あまりにも馬の調子に任せすぎだったのではないでしょうか?
ノウハウが無い石橋調教師が一番不安です(←さすがに失礼だろ!)
レース数も使っており、正直上がり目は厳しいかもしれませんが、私は密かにダービーでの逃げ残り(2・3着)に期待しています。


最後に松本好雄オーナーの座右の銘を紹介します。
『人がいて、馬がいて、そして人がいる』


松本オーナー、120歳まで長生きして下さいね!!
これからも松本オーナーの「メイショウ」は応援し続けます。
ちなみに小ネタですがメイショウは「名将」ではありません。
出身地の明石、それと苗字の松本から一文字ずつ取っているそうです。

藤岡康太騎手、天を翔けろ

2024年04月15日 20時16分03秒 | 今日の日記
康太騎手の落馬事故は知っていましたが、意識が無い状態であるという兄の佑介騎手のコメントをネットで見たのが先週の木曜日の夜でした。私が佑介騎手のコメントを読んでいたくらいの時間に藤岡康太騎手は天に召されました。


JRAの現役騎手が落馬事故で亡くなる事件は20年ぶりだそうです。
名前を良く知っている騎手が亡くなるという意味では歴30年を超える私でも初めての経験です。


藤岡康太騎手については不思議と愛馬に乗ることは殆どありませんでした。
一番の印象はブレイクランアウトが一番人気だったNHKマイルカップでまんまと逃げきったジョーカプチーノにまで遡ります。そして、昨年のナミュールで代打ホームランを打ったことでした。
今年は非常に調子が良かった最中での事故でした。本当に残念な出来事です。



今まで競走馬が故障してしまうさまを競馬場で何度も何度も見てきました。
中には私の目の前で壮絶な死を遂げる馬も見てきました。胸がつぶれる思いでそのまま競馬場を後にすることもありました。
サラブレッド(動物)が大好きな私にしてみれば、そういった事故があるとその日一日が非常に残念で辛い気持ちになります。
馬券を買う気持ちが失せます。
そして、競馬場に行きたくなくなります。
そういう場面に立ち会いたくないからです。
競馬が嫌いになるからです。
競馬を恨むような気持にさえなったりします。

私は今まで騎手は落馬をしても命を落とすことは滅多に無いと勝手に思い込んでいました。
骨を折ったりしても、何んだかんだ助かるだろうくらいに考えていたかもしれません。
とんでもないことですね。反省しきりです。
騎手も馬も命がけと言うことを今回の事件で改めて強く思いました。
もっともっと我々はリスペクトしながら楽しませてもらっているということを忘れてはいけませんね。



今まで競馬場に行った際に、可能な限り馬頭観音に行って手を合わせ「今日走る馬全てが無事にゴールできますように」と願ってきました。これからは「人馬すべてが無事に」とお願いするように致します。
そして、このような不幸な事故が今後起こらないように願います。

デルマーレ、堀厩舎一次試験不合格(笑)

2024年04月10日 20時49分06秒 | まさるの「この一頭」
先週のマルチライセンスの超絶出遅れを経験して一口馬主の引退を考えています(結局引退しないだろうけど)
こんないい加減なものに相当のお金と人生の大事な時間とパッションを捧げるのが馬鹿馬鹿しくなっています。
相当、心にダメージを負っています。これは事実です。


そのような中、期待していたディオデルマーレ(シーティスの22)の入厩後の堀調教師のコメントが私を更に泣かせます。
こんなに酷い入厩後のコメントは極めて稀。恐らくこれはダメ(走らない)でしょう。

まず先週の公式より抜粋
「中間も飼い葉を食べ、健康状態は安定しています。右トモの着きに硬さが目立ち、左トモの引き上げにも若干のぎこちなさが認められるので、バランスの修正に努めながら調整を進めています。前肢への負担が増している気配はないものの、今後も細心の注意を払い、改善に努めたいと思います。心身の釣り合いは良化しているとはいえ、前向きさに乏しく、人への意識も薄いままであり、扶助に対する反応が鈍い現状です。ゲート練習では枠入りを拒みがちで、発馬も完全ではありませんから、引き続き丁寧に教え込み、まずは試験の合格を目指します」(堀調教師)

そして今週の公式
「中間も飼い葉を食べ、健康状態は安定しています。血液検査ではスクミを示す数値が高めで推移しているとはいえ、心身のまとまりも良好です。ただし、身のこなしが硬めであり、促さないと進もうとしない傾向は変わりません。気性的なズルさを見せているというより、ここまでの過程で疲れが蓄積している現状にあり、それが体を使えない面や覇気の乏しさとして表れているのだと考えています。ゲート練習でも発馬の反応が鈍く、ステッキを使わないと行き脚がつかずにいます。まずは試験の合格を目指す方向ですが、まだこの時期だけに、無理せず一旦放牧を挟み、態勢を整え直すことも検討したいと思います」(堀調教師)


折角の早期入厩でこれは!と期待していたのにこのジャッジは凄すぎる。
名門堀厩舎だからってこともあるのだとは思いますが、入厩一発目で素質に全く触れずにウィークポイントばかりを列挙されているこの馬って一体・・・。
こんなに酷い評価を受けている馬は私の25年以上のキャリアの中でも極めて珍しいでしょう。
早期デビューはおろか、これは一旦出されたら結構な期間放置されるコメントにも受け取れます。

追分Fではなかなか良いコメントを出されていたのに、いざ入厩したらこれですよ。
全然出来ていないじゃないですか。もう追分Fコメントも信用できないね。


ディオデルマーレに関しては「これは期待しちゃダメなパターン」だと早くも諦め気味。
マルチライセンスも去勢話になっているけど、もう時間ないだろって感じ。
ウールデュボヌールもメチャクチャなデビュー戦を勝っただけの馬になっているし…。
もう泣きたいよ。


いよいよ俺も一口馬主から足を洗う時が来たかな。。。

ライトウォーリア川崎記念制覇!

2024年04月03日 20時18分06秒 | まさるの「この一頭」


ライトウォーリアが川崎記念(Jpn1)を勝ってくれました!!!
11頭立ての7番人気と全くの人気薄でしたが、まさかまさかの逃げ切り。
吉原騎手の手綱捌きに痺れました。度胸ありますね。

戦前は正直厳しいと思っていました。記事を書いていなかったのもその気持ちの表れです。
だって相手はセラフィックコールとかノットゥルノとか、アイコンテーラーとかグロリアムンディですよ。
最上級とは言いませんが結構なメンバーを相手にです。


キャロット公式の近況に、外厩のミッドウェイFの担当者が「唸るような勢いで坂路を駆け上がっており、今回は過去最高のデキ」とコメントしていました。状態もかなり良かったみたいです。
それにしてもまさかまさかです。
重馬馬も良かったですね。人気もなく比較的楽に逃げられたのも良かったですね。
私はライトウォーリアに関しては「大井競馬場の1800しかダメ」だと思っていましたので、今回の2100はちょっと(だいぶ)厳しいと思っていました。

ライトウォーリア、本当にごめんなさい

私はライトウォーリアの実力を見くびっていました。こんなにも強い馬になるとは。
本馬は中央時代にオープンまで上り詰めましたがすぐに頭打ちとなり、地方競馬に転籍しました。
しかし、そこからじわじわと力をつけて地方重賞を3つも勝ってくれました。
私にとってはもう充分でした。



それにしても7歳の春に「過去最高のデキ」と言わしめる彼の逃げ切りは本当に熱かった。
こんなにも長く走ってくれて、しかも毎回賞金を稼いでくれる馬になってくれるなんて・・・。



ここからは妄想なのですが、今回の勝利で種牡馬になれないかしら。
種付け料20マンとかで構わないので。
30戦9勝(Jpn11勝、地方重賞3勝)ですよ!!立派なものです。
私にとってはもう十分です。これ以上走って怪我でもされたらと思うと悲しすぎる。
どちらかというと寒い時期に良績が集まっているので帝王賞はどうかな・・・。


競馬はダートも熱いですね。
私ももっと真剣にダート馬を選ばなきゃですね。

地方に行って大成功をおさめるなんてカッコ良過ぎますよ。
私の中に新しい風を吹かしてくれたライトウォーリア。
今までの戦績でも感謝感謝の馬だったのに、まさかJpn1を勝ってくれるなんて・・・。
大興奮の夜となりました。