まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

やったぞレインボーフラッグ!

2019年05月25日 18時51分50秒 | まさるの「この一頭」


レインボーフラッグが今日の朱雀ステークスを差し切り、30戦目にしてとうとうオープン馬となりました。

本当によく頑張ったと思います。

このクラスでは勝てそうで勝てないレースがずっと続いていたので、年齢的にもさすがにこのクラスを勝ち上がるのは無理なのかなと思う事もありました。

でも、いつも上位人気になっているから毎回ワクワクしながら応援していました。

今日は久しぶりの最良のパートナー川田騎手を背に落ち着いたレース振りを発揮して見事差し切り勝ち。コツコツ積み上げてきたものが見事花開きました。30戦5勝。大変立派な成績です。本当にこういう1勝は嬉しいものです。私の出資馬では積み上げてオープン馬になった馬はマデイラに次いで2頭目の快挙です。

 

とは言え、レインボーフラッグは決して底辺から上がった馬ではなく、強烈な末脚を武器に3歳の春の毎日杯では、後のダービー馬マカヒキの0.4差4着の実績もあり、マカヒキを上回る末脚を繰り出して、知る人ぞ知る素質馬ではありました。相当のポテンシャル、実力はありました。


しかし、なかなか勝ちきれない。気持ちの問題でした。非常に乗り難しい馬なのです。父のジャングルポケットに似て激しい気性と鋭い末脚はそのまま受け継がれ、それはレインボーフラッグのセールスポイントになっています。顔にも父の特徴が見えますね。かわいい。

乗り難しい為に数多のジョッキーが乗っても勝ち切れません。2着が7回、4着が11回と30戦のうち18戦が2、4着とは驚きです。定位置は4着。私もこの馬は毎回3連系の馬券を買うので、馬券では相当負けています(泣)でも、出資代金の回収率はこれで1000%を超え、グリーンファーム愛馬会でも獲得賞金が歴代4位になったかと思います。凄い馬になりました。


それにしても5勝とは本当に立派な成績です。でも、ここまで来ると重賞を勝たせてあげたい。何とかあと一つ勝たせてあげたいと応援の気持ちをさらに強めた次第です。
明日走るトゥザクラウンと芝1400オンリーとカテゴリーが重なるので、正直複雑ですが、まだまだ走れる事をアピールしたレインボーフラッグにもスポットが当たる日が来るといいなと思っています。


来週安田記念を走るインディチャンプは言ってみればエリートです。エリート馬にはエリートの魅力があり、大きな夢を乗せられます。私もこの馬にはG 1制覇を夢見てます。
しかし、私は自分自身の人生を重ねて、泥臭くコツコツと積み上げてきたこのオープン馬にも強い魅力を感じるのです。
私の一口馬主の原点は社台ルーベンスメモリーですからね。

自分はまだオープンクラスにはなれていないけど、努力を続けていけば、いつかは花開くのではないかと、自分に対して道標を示しているかのように感じるのです。だから、レインボーフラッグにはこれからも無事に最後まで走りきって欲しい、ただその気持ちです。



馬は教えてくれる。言葉こそ話さないけど自身の命をかけたその走りで我々に懸命に語りかける。
だから競馬は面白い。

さぁ、明日はどんなドラマが見られるかな。

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トゥザクラウン重賞を勝て!

2019年05月10日 22時28分00秒 | まさるの「この一頭」
正直諦めていました。レースも見ていませんでした。最後、何着だったのかな?と夜に結果を確認したら、まさかまさかの「優勝」。こんな事ってあるんだね。いや、無い。25年競馬見てるけど、こんな事、普通無いよ。競馬はそんなに甘くない。競馬にはいつも現実を突きつけられる。ロマンなどは人間の勝手な後付け理論。だから、トゥザクラウンのラストにも期待はしていなかったし、さよならレースも見たくなかった。まさかラストチャンスをモノにするとは血統のなせる業か?陣営の執念か?はたまた出資者の祈りが通じたか?私にはその全部だと思った。奇跡だと思った。前走だって惜しい2着とかじゃない。前に行って交わされて0.9差。見どころなしの9着。前走を見る限り、いくら長期休養明けを叩いたとはいえ、今回一変を期待するのはさすがに無理だと思った。限定未勝利の18頭立ての芝マイル戦で勝つなんて、25年競馬見てる俺だって微塵も思っちゃいない。経験からは、この時期の芝のスーパー未勝利を勝つなんて、愛馬が重賞勝つより難しいことだ。手替りの北村友一騎手は末脚を活かす競馬をしたんだね。スタートはやや遅れたのかな?名手ルメールもホワイトも前に行って沈んだけど、よく控える競馬をしてくれたよ。友一は私の馬ではレッドデイヴィス以来のエスコート。あの時はミソが付いたけど全く怒らなかった。デイヴィスに強い競馬をさせてくれたから。あれでデイヴィスは自信付けたし。確かに今回は展開も見事ハマった感はあるけど、よく度胸決めて控える競馬をしてくれたよ。有力馬はみんな前に行っていたし、スーパー未勝利は大体前の競馬になる事が多いし。脚余らせて終わるわけにはいかないし。馬も本当に頑張って走ってくれたと思うよ。スゲーカッコよく走っていた。馬体は未勝利で終わるには惜しい馬だよね。神様もここで終わるには惜しいと羽を付けてくれた様な直線の伸び。久しぶりに競馬で痺れたね。ラストの素晴らしいストライドには感激したよ。現地ならまず泣いているね。池江先生、この馬、友一に命を繋いでもらったのだから、これからも北村友一で行こうよ。トゥザクラウン=北村友一。このコンビに俺は全く異存ないよ。ラストまで行こうよ。今まで逃げていた馬を、最後のこの舞台で差しに転換させて実行してしまう大胆さ。外人やトップジョッキーじゃなくてもいいんだよね。きっと苦しかっただろうと思うんだ。昨年のPOGで一番人気のあった馬が、大絶賛されていた馬が入厩後まさかまさかのトーンダウン。夏にデビュー出来る予定が怪しい怪しいと思いながらも秋にデビュー。圧倒的な1番人気で結果大凡走。レース後公表された重度の喉なり。その後の骨折や喉の手術。弁だけでなく声帯まで除去するなんて。しかも、そこまでやっても今なお完治していない。。。あまりにも色々あり過ぎた。掲示板などでも悪口を散々叩かれ、陣営やスタッフも苦しかった事だろうね。我々出資者も心が踏み躙られた。私は怒り狂った。最終戦の舞台を瞬発力がより求められるマイルに定めた池江師は慧眼にも恐れいった。私は戦前はマイルには否定的だったので。最低でもクラシックには乗っかると期待して出資した馬で、あのデビュー戦、そして事後報告には、俺も頭から水をぶっかけられて一口熱も一気に冷めてしまったのは事実。そんな馬が今日勝った。長くやっていても、まだまだ競馬はわからない。こんな事もあるんだね。でも、分かる事はトゥザクラウンが本当に頑張ってくれたと言うこと。そして凄くカッコ良く走る馬だと言うこと。久しぶりに心が震えたレースになった。この馬のカッコ良い走りを出来るだけ長く見続けたいと思うようになった。
 
 
私がこの文章を書いてからおよそ1年半が過ぎました。
競馬は血統である。この言葉を再認識させてくれた奇跡の馬トゥザクラウンが京王杯スプリングカップに出走します。
しかも、いま確認したら何と1番人気です。人気になり過ぎだとはと思いますが、良血馬ですから皆んなスターの誕生を待っているのかもしれません。
あの未勝利戦の惨敗からよくぞここまで本立派な馬に成長してくれました。ただただ感謝です。それしかありません。





 
走ってくれるだけであとは全部ボーナスステージ。
 
私はスーパー未勝利を勝った時からこのように思っています。でも、この馬はいつもいつも人気になるし、ついつい馬券もたくさん買ってしまうのです。府中では口取りも経験してしまいました。
喜怒哀楽を共にしたトゥザクラウンはついにはオープンにまで上り詰め、さらには重賞も取ってしまおうと頑張っています。
何とか何とか願いを叶えてあげたい。彼のこれからの馬生を考えたら重賞を勝つと勝たないでは余生が変わります。
 
 
 
だから明日は勝たせてあげたい。
 
 
 
福永騎手は明日はどのように走らせてくれるでしょうか?
外人騎手では勝てないトゥザクラウン。いいじゃないですか。
血統は派手だけど意外と庶民派なのかもしれません。
 
どん底から這い上がってきたトゥザクラウン。
その勢いはまだまだ底を見せていません。
勝って安田記念でインディチャンプと一緒に走らせてあげたいです。そしてあわよくば最強馬にひとあわ吹かせてもらいたいと思っています。
 
 
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トライアル挑戦

2019年05月03日 10時49分10秒 | まさるの「この一頭」


ザダルがダービートライアルであるプリンシパルステークスに出走します。

新馬戦での出走前取消の悪夢から2連勝してダービートライアルを走る馬になるとは。その当時考えた出資者は殆どいなかったでしょう。それ程ガッカリした取消でした。

気性があやしいので今回も陣営は工夫して当日輸送を行うようですが、まずは無事にレースに臨んでもらいたいものです。力を出し切れないで終わる事程悔しいものはありません。騎手はこのところノーザンファームに目を付けられている中堅の石橋脩騎手。関西では北村友一や藤岡康太らが最近有力な馬に乗っていますね。この辺りも色々語りたいのですが、またの機会に。

ザダルは自在性がありますので枠やスタート次第では前に行っていいと思っています。石橋騎手は新馬を勝たせてくれたジョッキーですから彼にお任せです。

トーセンラーの代表産駒として府中の舞台で躍動して我がチーム3頭目のダービー出走を果たして欲しいです。

 

パールSを走るフィニフティは私の連続桜花賞2着の記録の夢を馳せた馬。まぁ、それでも4年連続出資馬が桜花賞に出るだけでも凄い事。感謝しなくてはバチがあたりますね。ちなみに5年連続出走はなりませんでした。


今回は新しくMデムーロとのコンビです。
完全にルメールとの序列をつけられてから、お手馬を剥がされたり、乗り馬の質が悪くなったりと、完全にバイオリズムが悪くなっていると感じます。彼も早くも正念場でしょうか?
デムーロはここ1番のレースには高い集中力を発揮しますが、午前中のレースなどは酷いものです。あれではルメールには勝てません。
そうやって考えると武豊騎手は本当に凄いですね。1度落ちた人がまたトップに返り咲くのですから。本当に実力がないと、そして彼を信じる仲間がいるから復活できたのでしょう。
話が逸れましたが、私は騎手の話が大好きなのでまた機会を見つけてルメールとデムーロについて考えている事を話したいと思います。

フィニフティは今回勝てないとこのまま終わりそうなイメージがあります。実はあまり強く無いと言う感じがしています。デビュー2戦目で重賞2着が生涯最高のレースにならないよう、今回はしっかりと走って2勝目をあげて欲しいです。
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