まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

馬体派やめます⇒馬を見ることは不可能

2024年02月18日 21時15分14秒 | 今日の日記
今まで私は少々ばかり馬体を見ることができると思っていました。
一口馬主はもうすぐ30年になりますが、熱量は相当のものがあると思っています。
かつてのシルクの天栄ツアーで佐藤伝二さんや元調教師の矢野進さんに一日弟子入りを数年続け、馬の見方を褒められた事もあって多少は馬を見る目に自信がありました。

【インディチャンプの募集時】


【サリオスの募集時】



最近の私は第3の一口馬主生活として「お終い」を見据えた活動に入っています。
幸いにもG1を4つ勝たせてもらったし、かつての「出資馬の仔を追いかけていく事」と並行して、「40分の1クラブでG1を取る」ことを目標として活動をしていますが、いまいち結果が出ません。
例えば勝負馬のウールデュボヌール(いまだに名前が言いにくい)は新馬こそギリギリ勝ちましたが、その後は平凡で私が出資の際に考えたアルゼンチン共和国杯や菊花賞に出走できるのか怪しい感じになっています(今後化けると強く信じています!)。
同じくマルチライセンスも先週ようやく2着になり、少し前向きになれましたが未勝利を勝ち上がれるのか本当に不安。芝のマイル戦で活躍すると見ていましたが、現在はダート中距離で勝ち上がりを目指しています。

このいずれの勝負馬は馬体を見て選んだ部分が大きかったということです。
このブログをずっと見てくださっているお仲間の方は、私が「厩舎」で馬を選んでいることはご存知だと思います。
言ってみれば厩舎35%>馬体25%>血統20%≒価格20%という感じです。
上記の勝負馬は私の財力では敷居が高い40分の1クラブの馬、欲しい馬を買えません。
人気厩舎の馬はまず引っ掛かりません。良血馬もまず取れません。とにかく納得できる馬を取ることが出来ないのです。
ならば自分の強みである「馬体を見る」ということを更に深化させて先輩方と戦うしかない!と考えたわけです。
もちろん馬体に欠点もあるのはわかりますが、その中で最善を尽くして選んだ馬が「ゆりかもめ賞惨敗」と「未勝利」な訳です。自信なくしましたね。今までの30年近くのノウハウのすべてを注ぎ込んでいるのに・・・と。

実はこの文章を書かせるのには他にも失敗をしている訳でして、2年前の「コリエンテス」昨年の「プレドミナル」は心に大きなダメージを与えてくれました(泣)
【コリエンテスの募集時】

【プレドミナルの募集時】



【シルクメビウスの募集時】



さて今日の本題に入りますが、私が馬体は良いと思った馬(血統だって素晴らしい)なのに走らないのは全て気性難なのです。

気性難とは入れ込むとかチャカチャカするとかそういう類のものではなく、人間に対して反抗的で真面目に走らないということも含まれます。
競走馬においてレースで勝つための脚の速さが足り無いからには「なにくそ!負けるものか!」といったレースに対して前向きな気性が求められます。天性の脚が無ければ、少しでも速く走りたいという本能が備わっている馬かどうかを見抜く必要があると言うことです。
私にはこの能力(視点)が欠けていたと思っています。

勝負馬であるウールデュボヌールもマルチライセンスもコリエンテスもプレドミナルも全て真面目に走っていないんです。
どんなレースでも掲示板に来ていたインディチャンプを見習って欲しいものです。



馬は馬体が悪くても一応走れます。速く走れなかったり、怪我しやすかったり、長く走れないことはあるかもしれませんが。
でも、『走る気のない馬を速く走らせるのは相当困難だ』という事に今更気付いたのです。


余談ですが、ここ数年の出資した牡馬は大体3頭に1頭は「騙馬」にされています。
気性の強い馬を好んで出資してきたのですが、この数値は異常ですよね。
今後は「レースで走る賢さを備えた気性の強さ」を持った馬を探さないといけないのです。
ただ単にバカではいけないと。

手綱の長さや眼を重視しなさいと言われていますが、限られた募集時の1分やそこらの映像でそれを見抜くのは難しいかもしれません。
やはりツアーに参加しないといけないのかなと考えます。
【ブレイクランアウトの募集時】

【トゥザクラウンの募集時】


【メトロノースの募集時】





久し振りに超長文を書いて少々疲れたので馬鹿の独り言もこの辺りにしておこうかと思いますが、ウールデュボヌール、マルチライセンス等々、今後は私にネタ馬にされないように頑張ってもらいたいと思います。



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次こそ勝ち上がれ!マルチライセンス!!

2024年02月11日 20時03分27秒 | まさるの「この一頭」
東京競馬場に2週連続で応援に行きました。
今週はたくさんの馬が出走してくれました。

そんな中でも一番気持ちが入っていたのがマルチライセンスのレース。
私にとってサンデーRの初出資の馬で、思い入れもひとしおなのですが、普段から真面目に走らなかったり、返し馬で騎手を振り落としたりと「相当の癖馬」だということが判明してから、不安で不安で仕方がありませんでした。
何だかんだ言ってこの馬は私の勝負馬な訳ですしこのまま終わってしまうようなことがあったら・・・。

実は今回、口取りに抽選漏れしたんです。40分の1クラブで口取り外れたのは初めてです。
出資の際の抽選が激戦だった人気馬でもないし、重賞でもない単なる一般馬の未勝利戦なのに抽選になるとは・・・?

私はピンときました!『明日、勝つんだ!!』と。

私のような一般人は知らないだけで、相応のパイプを持っている人には様々な情報が入ってくるように聞いています。
かつて仕事で訪問していた社長さんが馬主をやっている人で、その方は社台・サンデーにも出資をしていました。
その社長さんは友道厩舎のディープ産駒とか持っていましたし、一般人の持てない情報なども持っているのだろうなと感じました。ちなみにそのディープ産駒はオープンまではいきませんでした。


前置きが長くなりましたが、マルチライセンスが勝つということで、疲れていましたが府中に応援に行きました。

来ました。マルチ君です。

私、パドックでこれが出ている馬は好きじゃないんです。評価を確実に落とします。

残念!!今日もしっかりと出ていますね(泣)


「今日も元気に『舌』が出ています」(笑)

前走で少し良いところが出たとのことで今回はさらに距離を伸ばして2100m。スタミナも要求されます。
パドック解説者からも上位評価でラジオ日本は2番手、ラジオNIKKEIは3番手評価でした。
解説者の野口誠さん(勝馬)からは「非常に品があり、よい馬体をしている」と少しだけ私の溜飲が下がるようなお褒めの言葉も。


珍しく目の前で止まれの号令がかかりました。高柳瑞先生も来てくれています。すごく細くて背が高い!

ピーヒュイック騎手が乗りました。2戦連続の騎乗ですので何とかして欲しい。舌も収まりつつあります(笑)



とにかく気性に問題のあるマルチライセンスです。スタート地点まで厩務員さんが歩きで付き添ってくれています。
返し馬をしない愛馬のレースは逆に初めてで心配になりました。また騎手を振り落とそうとするかもしれないからでしょう。


まずまずスタートを決めてくれました。こんなまともなスタートは初めてじゃないかな?


頑張ってくれましたが2着でした(勝ち馬とは8馬身差)



ようやく「勝利」が見えてきました。今日のレースは着順もそうですが、今までで一番走りが良かったです。
ここで休養を入れるようですが、時間も無くなってきています。中山かな?春の府中まで待つのかな?
高柳瑞先生、マルチライセンスをどうか勝たせてやってください!よろしくお願いします!!







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アライバル引退

2024年02月06日 19時20分01秒 | まさるの「この一頭」
私はクルミナルの出資者だ。
クルミナルの桜花賞制覇を信じて阪神競馬場にも応援に駆け付けた。
クルミナルは好走こそせよ、桜花賞2着、オークス3着と結果を出せなかった。
素晴らしい能力はあるのだが、突き抜けるものがなかった。

私はもちろんクルミナルの子供にも出資してきた。母の果たせなかったクラシック制覇を夢見て。
イルミナル、ククナ、アライバル、プレドミナル....
そしてついに私はクルミナルの仔には出資しない事を決めた。
まぁ、そう言う事だ。



今般、デビュー以降、体質の弱さが常に言われていたアライバルが引退となった。私は少しだけ寂しくなった。
私はいまだにあの時の京成杯を使った事に、スプリングSを使った事に疑問を感じている。
いわゆるノーザンファームの使い分け。
アライバルには王道路線を張ることは出来ないと考えられていた事は多少なりとも理解できるが、私はまた一頭の大切な出資馬をノーザンファームの使い分けで失ってしまった。


インディチャンプもサリオスも使い分けに遭ったと認識している。
一口馬主は社台グループでないと充分に戦えない。それを理解しながらも納得出来ない自分もいる。

そしてまた私の少なくなったオープン馬がまた一頭姿を消す事となった。
こんなかわいい顔した出資馬は他にいなかったぜアライバル!

素敵な余生を過ごしておくれよ。
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死中に活を求む→奇跡が起きた

2024年02月05日 19時55分08秒 | まさるの「この一頭」
昨日のウールデュボヌールの惨敗は私に大きく暗い影を落としました。
一口馬主の引退も頭をよぎった程です。
これから自宅の埼玉に帰れるか心配となるくらいに失意の中にいました。
とにかく真面目に走らない馬は手の施しようがありません。実は重症なんです。
かつてコリエンテスという馬がいました(今も現役ですが)が、血統や馬体は満点と言えるくらいに素晴らしいのですが、どうも走るのが好きでないのか、ふざけているのか、真面目に走らないのです。
自分はサラブレッドで、速く走る事こそが求められているのだ!とボヌール君には早く気づいて欲しいです。
ボヌール君には第二のネタ馬になって欲しくないんです。もう二度とこんな扱いをしたく無い!




ウールデュボヌールのレース後、取り敢えず指定席に戻り、もう家に帰りたかった私ではありましたが、取り敢えず一生懸命予想したメインレースまで見て帰ろうと言う結論に。



最近、馬券の購入を少しコントロールできるようになってきたので、今日も朝一番から競馬場にいながら、8レース程度の購入でいけるくらいになってきました。今日は途中で寝ていません(笑)
毎レースを買うならば、その分狙いのレース(固い軸馬がいる、愛馬が走る、重賞、とにかく荒れそう等)に倍の金額を投入するスタイルに昨年より変わってきています。要は回収率重視です。
何でもレースに手を出すのではなく、自分なりに考えたレースで馬券を買うようにしています。
やはり後半のレースが中心にはなりますかね。


東京新聞杯の馬券はウールデュボヌールのレース直前にPATで買いました。
前日から決めていた感じでしたから、オッズは見ていなかったのですが、これが後に大変な事となりました。

東京新聞杯はかつての愛馬インディチャンプの時を思い出してしっかり応援しました。
①この時期の府中は外から差すのは無理(Dコースだから?)
②外目の枠に入った有力馬より内枠の東京巧者(コース実績は大切)
③このレースは差す馬よりは前に行ける馬(春や秋の府中とは違う)
みたいなことを根拠に馬券を購入。


席に戻り、いじけた私は周りから見たら泣いていたように見えたかも知れません。もう心はメチャクチャです。乱れていました。
そんな中、保険的な意味合いから馬連6点を買い足しました。
ボヌール君の惨敗で「もうどうにでもなれ!エイヤ」的な気持ちがあったのは事実。
最低な買い方だったかも知れません。
実はレースも集中して見ていた訳ではなく、ウールデュボヌールの惨敗を思い返しては1人涙ぐんでいました。
ウインが残ったのを見届けた私は帰り支度を始めました。当たったかもしれない、と言った感覚でした。
なぜならS指定席だったのでゴール付近は良く分からない(見えない)のです。



びっくりのオール的中、かなり大きな配当となりました。
ちなみに前日予想で▲→◎→○の順。4着もしっかり買っていましたから完璧でした。
競馬の神様ありがとうございます!

馬券が大当たりで本来なら嬉しい筈の私でしたが、昨日はニコリともせずに無表情のまま埼玉に帰ったのでした。
やはり、馬券の大儲けよりウールデュボヌールの勝利が欲しかったです。
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ボヌール、力出し切れず

2024年02月04日 14時42分15秒 | まさるの「この一頭」

パドックで見た時からあまり調子は良さそうに見えませんでした。



遠征が良く無かったのかな?
落ち着きがあると言う事は良いのですが、覇気に欠けるというか、気まぐれボヌール君はあまり走る気には無かったのかも知れません。サラブレッドにおいて気性というものは極めて大切です。

挙げ句の果てにパドック解説者にも太いとダメ出しをされてしまいました。私は泣き出したくなりました。

レース前の高揚感が早くも無くなってきました。



レースは痛恨の出遅れ。前に行かないとダメな馬です。
結局、レースは前に行った馬が1.2.3着。
ボヌール君は全く見せ場も無く、掲示板にも乗れませんでした。
菅原明騎手(悪い騎手ではありませんが)しか確保できなかったあたり、そう言う事なんでしょうね...
笑っている場合じゃないよ!

デビュー戦で争ったウインマクシマムは非常にやる気にも満ちていていかにも良さそうでした。
今日は残念ながら完敗です。いつか3倍返しをしたいですね。



今日の走りを見る限り、菊花賞は出走は難しいでしょう。須貝調教師ですから、順調にいって夏の北海道で2勝目、と言うローテーションでしょうか?
今日の一戦で残念ながらウールデュボヌールに夢見ていた菊花賞出走と言う期待が消え去りそうです(泣)


秘密の場所から撮ったレース前のボヌール君

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ボヌールよ、府中で躍動せよ!

2024年02月02日 12時35分37秒 | まさるの「この一頭」
ウールデュボヌールが日曜日のゆりかもめ賞を走ります。
長距離に適性があると川田ジョッキーから進言もあり、およそ2か月間じっくりと乗り込んで来ました。

笑劇的なあのデビュー戦で争ったウインマクシマムも走りますし、ホープフルS4着のアドミラルシップなども走りますので勝つのは簡単では無いでしょう。
しかし、秋の菊花賞を勝つにはこのメンバーで負けてはいけないのです。
しっかりと練習をしてきたボヌールは身体も逞しく、良くなってきました。



ボヌール君には私の夢を叶えて欲しい。
日曜日には口取りの権利を持って東京競馬場に応援に行きます!
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偉いぜ!ライトウォーリア!

2024年02月01日 20時26分17秒 | まさるの「この一頭」
今日の川崎競馬メインレースのオールスターカップ(地方重賞)を愛馬ライトウォーリアが逃げ切りを決めてくれました!
前回の勝島王冠を悔しい2センチ差の負けで涙を飲んだ訳ですが、今回は好発から思い切って逃げの手に吉原騎手は持っていきました。見事な逃げ切りでした。
2100メートルは正直長いと思っていたので、逃げてくれた事はほんとうに良かったと思います。
前回の負けは私の中では相当ショックでしたので、今日勝ってくれて本当にホッとしました。


ライトウォーリアは地方に移籍となり成功した稀な存在です。
こうして今なお頑張ってくれて本当にありがたい存在です。明けて7歳でありながら結果を出し続けてくれています。
こうなったらレインボーフラッグのように9歳秋まで走って欲しい(ちなみにレインボーフラッグは現在、栗東の乗馬苑にいるそうです。会いにいきたいな)
実は先日のキャロットのキャンセル募集にも、願をかける意味もあってライトウォーリアの弟に申し込んだのも良かったのかも知れません(キャンセルは当然ハズレです)。


日曜日のウールデュボヌールにも勝ち運が乗り移りますように!


ライトウォーリアの次の目標は川崎記念になりました。シルクメビウスに少しだけ近づいてきました。
今から部署内で上手に立ち回って4月3日はライトウォーリアの応援に川崎に行けるように頑張ります。
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