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まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

ありがとうグラスワンダー

2025年08月08日 21時01分21秒 | まさるの「この一頭」
グラスワンダーが亡くなりました。30歳だそうです。
あのグラスワンダーが30歳と聞いて、驚きとともに、改めて自分も年を取ったのだと感じます。


この馬には個人的に2つ大きな印象が残っています。
朝日杯のパドックを見て「この馬絶対に勝つよ」と思った数少ない馬です。
パドックを見ただけで、これは物が違うと確信級の自信を持てた馬でした。
あの朝日杯の唸るような強さは今でも忘れません。

そしてもう一つ思い出すのは、阪神競馬場での朝日杯を圧勝した愛馬サリオスの強さを見て『この馬、グラスワンダー級の馬になるんじゃないか?』と本気で思ったものでした。
私の中で朝日杯の勝ち馬の名馬というとまずはグラスワンダーということになっているのだと思います。
実際にサリオスは毛色も似ていたし、かつて朝日杯を圧勝したということもあってサリオスをグラスワンダーになぞらえてしまったわけです。



私はグラスワンダーの子供には1頭しか出資していませんでしたが、父の迫力には遠く及びませんでしたが毛色は似ていましたね。
その馬はシルクエリタージュ。シルクメビウスと同期なんです。
なかなか渋い馬でしたが、ヤナガワ牧場の生産馬だったと記憶しています。

ヤナガワ牧場の社長や息子さん(今の社長さん)も当時のシルクの天栄ツアーには毎回顔を出してくれていましたね。
社長はとにかく腰の低い方で、ヤナガワ牧場の馬に近寄って見に行くと、目を細めて「頑張ってくれると思いますよ。出資お願いします」と言ったやりとりをさせて頂いたのを思い出します。
本当に応援したくなる、そんな馬達ばかりでした。
やっぱり昔のシルクは本当に楽しかったし、良かったな・・・。




グラスワンダーはなぜ社台スタリオンに繋養されなかったのでしょうかね?
今でも疑問です。当時はいろいろな意味で排他的、閉鎖的だったのでしょうか。
テイエムオペラオーにしてもグラスワンダーにしても怪物級の強さを持った馬が種牡馬としてどちらかと言えば不遇だったことは本当に勿体ないと思っているのですが、いかがでしょう?

それでもしっかりとスクリーンヒーロー→モーリス→ピクシーナイトと繋げているのは立派です。
こうなるとやはりグラスワンダーの血を継いだモーリス産駒にはさらに期待せざるを得ませんね。
偉大なグラスワンダーの血をいつまでも残せるように頑張ってもらいたいものです。

ありがとうグラスワンダー。ゆっくりと休んでおくれよ。大好きなタンポポが天国でもたくさん咲いていますように。

グレイスザクラウンの挑戦

2025年08月03日 20時00分00秒 | まさるの「この一頭」
競馬とは本当に分からないものです。
そして一口馬主も未だによく分からない(笑)

前回、1勝クラスを快勝したグレイスザクラウンがレパードSに登録をしました。
鞍上は前走と同じ木幡巧騎手予定です。
出走表明が多く、除外の可能性も普通にありますが、それでも取り上げないといけません。

この馬を私が語るよりも、皆さんには衝撃のデビュー戦、2戦目のレース映像を見て頂きたいです。
スタートを決めていいポジションでレースをしていても、馬に気に入らないことがあったのかレースをやめてしまいました。逆噴射もいいところ。
まさか故障したのではないか?と思う程の失速ぶりに、2戦とも現地で応援していた私も正直言って「これは相当厳しいな」と膝に手をついて思ったものでした。
それでも陣営はこの馬を諦めず、放牧→放置せずに「去勢」という手段を早々に決めてくれました。

これが凄い効果を及ぼしました。
去勢が大成功だったのです。

復帰戦ではまだ怪しい所は見せていましたが、長浜騎手の叱咤激励に馬もピリッとしてきてレース振りが変わり、以降まともに競馬が出来るようになったのです。
勝ち上がりが意識できるようになりました。

そうして未勝利を勝たせてくれた長浜騎手は田んぼのような馬場の昇級戦でも上手く乗ってくれて、クラス突破の足掛かりを作ってくれましたが、北海道シリーズに遠征のため、次走鞍上は交代になりました(その後、長浜騎手はもらい事故で落馬被害に遭い、骨折で休養となってしまいました。期待している若手騎手なので早く戻ってきて欲しいです)。

乗り替わりの木幡巧騎手はテン乗りでしたが、上手に乗ってくれて1勝クラスを強い競馬で勝たせてくれました。

この馬が3歳の6月で2勝もしてくれるなんて、あのデビュー戦からすれば奇跡のような出来事でした。


写真はクラブ公式から引用。もちろん許可は頂いています(笑)


そして、山元トレセンでも順調に調整が進み、公式に踊った近況ではグレイスザクラウンは今回は重賞に挑戦するというじゃありませんか!
もちろん社台の馬で重賞に挑戦するのは初めてです。
3歳限定戦とはいえ、ついに社台の勝負服で重賞に愛馬が出走するなんて本当に感慨深いものです。
ルーベンスメモリーから始まった夢がようやくここまで来ました。


正直言ってメンバーは強力です。
グレイスザクラウンももちろん良い素質を持っていますが、将来のダートのスター候補が揃っている中では、贔屓目に見てもさすがに家賃が高いかなと思っています。
まだ出走も確定していませんが、こうしてワクワクする時間を与えてくれているグレイス君には本当に感謝です。

今朝も美浦の坂路で最後は減速ラップとなっていますが、なかなかの時計を出して調整しています。どうやら陣営は本気のようです。


出走叶っても当日新潟に行けるかは、ちょっと難しいのですが、全力で応援したいと思います。
まずは抽選に通ると良いなと思っています。
そして出走叶ったら出来るだけ包まれない枠の並びでお願いしたいと思ってます。

(新潟だから外は嫌なんだよな)

先行抜け出しであっと言わせる競馬がひょっとしたら出来るかもしれません。馬場も渋ったほうがいいかも。

楽しみな一週間が始まります。
さて、明日からの仕事頑張ります。

新潟競馬観戦記(ソニックキャット編)

2025年07月30日 09時00分00秒 | まさるの「この一頭」
正直、前日のビタールートの敗戦はショックでした。
もちろんそんなに甘くは無い事を承知していますが、勝てる見込みはあったと思っていたからです。
その期待のビターが思ったよりも走らなかったことにより、自分自身の出資馬選定のスタンスを考えてしまう出来事にもなりました。
「もう、本当に気に入った馬にしか出資しないほうがよいのかな・・・」
そんなモヤモヤした気持ちを持ちながら競馬場に向かいました。


今日はソニックキャットのデビューです。
何だかんだで及第点のつけられているソニック君ですが、スピードがあるのかイマイチわからない感じではありました。
そんな私の評価は昨日のビタールートを10とすると、今日のソニックキャットは3。
同じレースには血統馬もいるし、評判馬もいる。ここでもし新馬を勝つようなことがあれば、それはソニックが重賞級の馬なのだろうと思っていました。
まぁ、掲示板レベルかなと思っていました。


正直に言うと、昨日は朝一で馬頭観音を訪れませんでした(これについてはまた別の記事にて紹介します)。これがビタールートの敗戦に繋がったのではないかと反省もしましたので、今日は席を確保したらすぐに馬頭観音に行って手を合わせました。
その他馬連ワイドを数点買いました。


いよいよソニックキャットの登場です。
一口馬主の1番楽しいところでもあります。
1番の馬がパドックに現れるや否や「ヒヒ―ン」と大きく鳴くものですから、他の馬も不安になったのか伝染して、みんな落ち着かない様子です。
他の馬も呼応して「ヒヒ―ン」「ブルルル」と不安さを表現しています。
期待のソニックキャットも何だか落ち着かない様子で精神状態としては悪い感じに映りました(過去最高のサリオスの新馬戦を10とすると今回のソニックキャットは1でしたね)。

馬体のつくりは思いのほかメリハリが無く、もっさりと重い感じにも見受けられましたが、悪くはない印象です。菅原騎手に「大丈夫だよ」と首すじを叩かれていましたが、ソニックキャットには届いていなかったのではと思います。何だか落ち着かない感じで集中力と言うか精神面に不安があると思って観ていました。

馬場に出てきたソニック君ではありましたが
緊張しているんでしょうね。本馬場に入ってボロをしたりこれから競馬であるという気持ちが出来ていないように見えました。

案の定、レースは出遅れました。大外の最終枠入りであったにも関わらずの出遅れ。私はこの瞬間に埼玉に帰りたい気持ちになりました。
私がデビュー戦で最も嫌うのは「出遅れ」です。こころの中では大泣きです。もうG1サラブレッド馬には出資しないとさえ誓いを立てたくなりました。
とにかくこの馬は幼いですね。体のバランスというかメリハリも子供っぽいし、昨日の新馬で勝ったエコロの調教パートナーだから一緒に連れてきたのではないかとさえ思ったものでした。

レースは近年稀に見るドスローの競馬。後ろの方で走っていたソニック君ですが直線に入って先頭に立つような場面もありました。
ここからグンと加速が付けばよかったのですが、そういう馬ではありません。
早々に手応えを無くし後方にまで着順を落としゴール。

私は流れる涙を拭う事もせず(競馬場では泣いていません)、ソニック君の帰りを見届けました。

これは厳しいデビュー戦ですね。
早々にダートが良いとコメントがあったようですが、馬が緩いのでまだダートを走るには心許ないという調教師の判断で次も芝を走るようです。

これはかなり厳しい船出となったと正直思いました。
私はこの2戦を観てガッカリするために埼玉から来たのかとさえ思いました。

本来であれば当日の更新にするのが今までの私でしたが、レースを振り返りたくない、現実を直視したくない、と感じており、精神的に結構ダメージが大きくて今もなお引きずっているというのが本当です。
いつも以上に記事の内容が薄い事をお許しください。


新潟競馬観戦記(ビタールート編)

2025年07月28日 21時00分00秒 | まさるの「この一頭」
4年ぶりの新潟競馬場でした。
暑さに苦手な私が真夏の新潟に行きたいと思わせたのが「新馬2頭がデビューする」というビッグイベントでした。

夏の新潟はそれこそオルフェーヴルの新馬戦以来かもしれないと感じました。本当に久しぶり。
帰りのバスで尾関調教師に挨拶したのはもう遥か昔ですね。




今日はインディチャンプ産駒のビタールートの応援です。
事前にも書きましたが色々頓挫もありましたが、2歳の夏にデビュー出来る運びとなり、直前になってピッチも上がってきていることから、不安はありながらも、内心はかなり期待していたことは間違いありません。
ビタールートが私の前に姿を現しました。
もちろん実馬を見るのは初めてです。出資馬という事もあり贔屓目に見ていた部分はありましたが、馬体の出来は少し抜けているように感じました。
インディチャンプにはあまり似ていませんでしたかね。
しかし、入ってきた時は良い印象も、パドック周回登場後15秒で不安に変わります。
前脚の運びが悪いな(コズんでいる)、右トモの踏み込みが浅い、歩きのバランスが悪い…。
正直言ってパドックでの印象は良くは無かったです。

それでもノーザンファーム育成馬で戸崎騎手が返し馬でほぐしてくれれば直線は弾けてくれるだろうと楽観的に考えて応援をしました。

戸崎騎手は牝馬で上手いという自分の理論を全面に考えて良い方に良い方にと考えるようにコントロールして観戦していました。

スタートはポコッと出た感じでしたが、二の脚を使ってしっかりと先行して出てくれたのですが、実況の山本直也アナが馬名を「ビターブーケ」と言ったのを聞いて私は凄くイヤな感じがしました(怒)
初めて呼ばれた名前がなんと間違い(ビターブーケと呼ばれていました)。
これはゲンを担ぐ私にとってはとても不吉なものです。

直線も力の入らなくなった私は短く「戸崎!」と叫びましたが追って伸びず。
4着に終わりました。


正直言ってメンバーにも恵まれたなと思っていただけに追って伸びずの競馬にはガッカリしました。
でも、戦前に私も言っていたように追切の本数がそもそも少ないし、こうなることも予測できただろと自分に言い聞かせました。

不安も大きかったのですが、かなり期待していたデビュー戦でしたので私はショックのあまりヤケ酒。
競馬場で立て続けに3杯も飲む始末。こんな事初めてです。
買う馬券もなんだか適当。当たる訳もありません。
完全に力の抜けてしまった私はその後、夕方の5時まで競馬場に居ましたが、何をやっていたのかあまり覚えていません。



ビタールートの走りを見ていいなと思ったところは、しっかりと先行できる二の脚と脚捌き含めた走りのフォーム、首を使った走法、騎手の指示を聞いて真っ直ぐと走っていた事などたくさん良いところがありました。
結果は4着となりましたが、馬がしっかりとしてくれば楽しみだと感じることは出来ました。
この馬には桜花賞を期待していましたが残念です。
ビタールート、初めてのレースで頑張って走ってくれました。
実際に速い追切も足りていなかったし、まだまだこれからの馬だ、と思い聞かせ、泣きべそをかきながら初日の競馬場を後にするのでした。

夏が来た!③

2025年07月22日 10時00分00秒 | まさるの「この一頭」
もう一頭のデビュー馬「ソニックキャット」について書こうと思います。

この馬の出資動機はちょっと弱いというか、「G1での実績を減らさないため」という消極的理由から来るものでした。それと、元々ダイワメジャー産駒に相性が良いという事もあり、さらに産駒を持てるのもこれが最後かなと思い、確実に取れそうな馬で良さそうだったので(厩舎についてはあまり良くは聞かないけれど)いっちょ行ってみるかみたいな感覚でした。
今年の私であれば出資しなかったかもしれません。

それでもこの馬は募集当初からサイズもあり、血統的にもダイワメジャーの成功している配合と思い、同じクラブのセリフォスの活躍もあって「晩年の傑作」となる可能性は無いか?と感じたのでした。



ソニックキャットは結構順調に牧場でも乗り込みが進められました。
トモが緩い、前向きさに欠ける気性(うぅ、ディオデルマーレと同じだ)という本馬の性格がウィークポイントとしてが語られましたが、よく食べてよく運動をして育成も順調に進みました。
案外といいかも、と期待は少しずつ膨らんでいきました。

早期のデビューを目指して美浦の田村厩舎に入厩しますが、これもまた順調そのもの。逆に不気味でした。
あとはスピードの絶対値が競馬で足りるかどうかという感じにも受けるんですよね(まぁ、これが一番大切なんだけど)。健康でも脚が遅ければ競馬ではアウトだからね。

田村厩舎独特の平日2本の坂路追いに個人的に少々戸惑っていますが、将来のチャンピオンホースも集まる開幕週の新潟1600でどのくらいの走りができるのかワクワクしながら当日を待ちたいと思います。
それでも今回はチョット相手が強いかな?と感じています。

ダイワメジャーだからやっぱりキレというよりは持久力で勝負するタイプのように感じますね。
開幕週の新潟を前目に行って押し切る競馬を今からイメージしています。春の新潟はBコースで行われていて、内の芝はずっと養生されており、根付きも良くしっかりと走れる絶好の状態かと思っています。
そうなるとやはり前目の先行馬を狙いたい。

ソニックキャットにはスタートをガツンと決めて先行して欲しいです。
あとは菅原明騎手の感性にお任せしましょう。

あまり人気にもならないでしょうから、皆さんに応援してもらえると嬉しいです。
デビュー戦に立ち会えそうなので、凄い楽しみにしています。何だかんだで期待度はMAXになりつつあります(笑)


夏が来た!②

2025年07月21日 10時00分00秒 | まさるの「この一頭」
まず、ビタールートについて書いてみたくなりました。

このビタールートはインディチャンプの子供という事で票読みをして出資をした馬です。「出資馬の子供を追いかける」という新しい一口馬主人生のスタートと言った感じも受けています。

父のインディチャンプは何回も観ているので、父に似ている所がたくさんあると良いなと思っています。今から彼女にパドックで会えるのが楽しみです。

このビタールートは中間も熱発があったり、カイ食いが悪くなったり、調教でも走りを理解していない(フォームが悪い?)、さらに小倉のデビュー予定が新潟に後ろ倒しとなったり、と厩舎に入ってからは気になる情報が多かったのですが、こうして何とか2歳の夏にデビューを迎えられることとは良かったなと思っています。デビューは早ければ早い程良い。
正直言って、中間の調整は時計を出した本数が少ないので、本気度はやや低めに感じますが、良いタイムは出ています(って言うか厩舎の追切が私の基準になっちゃっているのがおかしい。比較しちゃダメなんだよね。あそこは特別なんだから・・・)。

【ビタールート デビューまでの追切】

参考【ディオデルマーレ デビューまでの追切】

私も調教を学び始めて半年が過ぎました。
一つの結論としては、競馬は調教が良ければ絶対に走る!というものでは無いという事。それでも調教は時計という客観的な数値で馬の調子を知るバロメーターの一助には十分なり得るし、追切を行う厩舎の方針や意思を感じ取れるものであるという事です。
でも、調教って「速い時計を出していればそれで良いのではないか?」とざっくりと括ることも出来ますが、おおむね間違いではありませんが、そんなに単純なものではありません。
馬の個性と厩舎の得意な調教パターンを掴むことが何よりも大切だと思います。

預託されている奥村豊厩舎は栗東の調教師にしては少数派のウッド追いが得意。元々が藤岡健一厩舎で修業をした人ですので、その師匠の馬のつくりに倣っているといった感じのようです。
先週はウッドで終い2F結構いい時計出しているんですよね。楽しみが膨らみます。「ウッド5F70秒以上のやや遅い時計に加えて前日坂路追いがあると激アツ」との事(竹内裕也さん書籍より)
土曜日の競馬ですから前日追いはなさそうですが、本追切も無事に終えてもらえればと思います。


このビタールートで驚いたのは陣営が鞍上に戸崎騎手を配してきた事です。
今まであまり良いことが言われていなかったので一気に期待度が上がりました(笑)


そして書きたい事がもう一つ(実はこれも書きたかった)。
この7月第4週の新潟芝1400はかつての愛馬ブレイクランアウトが当初デビューを予定していたレースなんです(その時予定していた鞍上は坂井瑠星騎手の父だったというのは小ネタ)。
結局、もう少し乗り込みを行いたいという事で芝1600でのデビューとなった訳ですが、そこで岩田康誠騎手に鞍上が決まったという次第です。


話が少し横道にそれましたが、このビタールートのデビューを迎えるにあたって思い出すことが結構あったものですから、このような記事を作ってみた次第です。


とにかく元気に頑張って欲しいです。



ついに出た極秘情報?

2025年07月01日 21時48分07秒 | まさるの「この一頭」
私のブログを熱心に見て下さっている読者の方なら「D.D」でお分かりになるかと思いますが、この馬の情報をおよそ半年経ったのでそろそろ公開したいと思います(ずっと公開したくて仕方なかったと言うのが本音)。

なお、馬名については今回だけ伏せさせていただきますので、皆さんも取り扱いはそのようにお願い致します。
まぁ、極秘情報と言っても普通の話ですので、まぁいいかなと。
満を持して公開させて頂きます(いわゆるサムネ詐欺となりそうですが、まぁ、たまには刺激的なタイトルにしてみました)。



私は今年の1月に某有名トラックマンの方とわずかな時間ではありましたがお話をする機会を頂きました。
本当に楽しく最高の1日でした。
そのトラックマンは2戦ともD.Dに本命を打って下さっており、昔から大好きなトラックマンだったので、それはそれは嬉しかったものでした。

その時の会話はざっくりこんな感じでした(以下 ま=まさる、ト=某トラックマン)
ま:いつもコラム楽しみにしています。先週の「D.D」のコラムありがとうございました。
ト:「おっ、一口持っているの?(私は出資しているとは言っていない)おめでとう、走るよ!」
ま:はい、出資しています。(うわー嬉しい!この馬を覚えてくれていて、何も言わなくても出資者であることを見抜き、おめでとう、走るよ!とまで言ってくれた。気分はサイコー!!)
ト:〇〇(騎手)に「騎乗ミスじゃねえかって言っておいたよ」、「走るよ。オープンまでは行く」
ま:(重賞を勝つとは言っていないな・・・)
ト:「とにかくズブいね。次は馬具を工夫して走らせるって言っていたよ」「距離は短いところだね」「ダートでも全然いけるよ」「楽しめる馬ですよ!」
ま:(ダートの可能性を示唆している。それでも期待してくれていることに違いは無いんだ!!)

とまぁ、こんな感じでした(まずます省略しています)。

*写真はクラブ様から使用許可を得ております。


ようやく外厩でもメドが立ちつつある本馬。
移動は今月中かな。
上手く調整が進めば札幌開催を使うんじゃないかなって個人的には思っています(芝1500あたり?)。
厩舎的にも近年、北海道開催を得意としているし。



そしてこの記事をいよいよ書こうと思ったきっかけは、キング騎手の再来日が決まったからです。
これで恐らく鞍上はキング騎手になるのかな?それとも前回の騎手の継続騎乗かな?(非常に将来を期待していますが、まだ少し乗り方が荒いように思う)。
ただ、気になるのは夏に弱い父の産駒の傾向を受け継いでいそうな点。あの馬の子供って明らかに夏場が苦手だよね。



結構、ヒントをちりばめているので熱心な読者でない方でもこの馬がどの馬かはお分かりいただけたかもしれません(笑)


この馬の今年の目標は大きく出て「年内にあと2勝する」と定めたいと思います。年内に準オープンにまでいけたら最高です!

復帰したらみなさんにも応援いただけると嬉しいです。


おかしなことは書いていませんが、これも内部情報ですので何卒ご内密に願います←そんなにビクビクしているなら公開するなと突っ込まれそう(汗)


答え合わせの週末

2025年06月30日 21時00分00秒 | まさるの「この一頭」
今度の土日は私にとって大注目の2頭が出走を予定しています。

まずは「アランカール」(父エピファネイア 母シンハライト)

この馬は私が昨年厳選してバツ2を投じた馬です。
しかしなんとビックリ落選。
この馬2口にしか出資希望を出さなかったので結局キャロットでは一頭も取れないという事態に。
これはキャロット入会以来初めての事です。
まぁ、この一頭に2口行くから他の資金を捻出出来なかったというのが本音。
まさか落選するとは思わなんだ。
1800でおろすって事は狙いはオークスなのかな?
キャロットも欲しい馬はまず取れなくなったからね。
昔は残口有りまくりの状態だったのに。
時代は変わったよね。


そしてもう一頭は元出資馬インディチャンプの初年度「ブレナヴォン」(父インディチャンプ 母ラナモン)

社台の馬です。この馬は価格的にも思った以上に高く、「値付けが良いと言う事は出来が良いのでは?」と思い、入院中ずっと出資の夢を膨らませていた馬です。
しかし、蓋を開けてみればなんとビックリ上位人気となってしまい、私の実績ではアウト濃厚(というか無理)。
泣く泣く諦めて別の馬(フォーチュンローズ)にしたという次第です。
インディチャンプ仔は早くも新馬勝ちを2勝もしており、なかなかの好発進を決めていますね!嬉しい!!
この馬は切れる脚が無いのか1800デビューとなっています。


以上、昨年の大注目馬2頭がそれぞれ福島・小倉の新馬戦を予定しています。
どんな走りを見せてくれるか個人的にとても楽しみです。
私は出資叶わなかった馬は基本的にその後は追いかけない(走ったら悔しくて悔しくてたまらない為敢えて記憶を消すように努めています)のですが、今回は自分自身の集大成と考えての出資希望でしたので特に気になった次第です。

2頭とも頑張って欲しいです。
出資者の方、おめでとうございます。
この馬、走りますよ!(私ごときに言われたく無い?)

インディチャンプ仔初勝利!

2025年06月21日 14時33分24秒 | まさるの「この一頭」
インディチャンプの初年度産駒、タイセイボーグが阪神の芝1400で嬉しい初勝利をあげてくれました!!

なかなか味のある競馬で最後グイッと伸びてクビ差勝ち。
父に似てスタートセンスもよく、切れる脚と言うか高い持続力を活かした競馬でした。


6月に初勝利をあげるとは素晴らしい船出となりました。
頑張って父を超えるような子供が出てきてもらいたいですね。


アメイジンググレイス・後編

2025年06月16日 07時13分32秒 | まさるの「この一頭」
見事に強い内容で勝利してくれたグレイスザクラウンの口取り記念撮影に当選していたので、集合場所に向かいます。
レースはゴール板前で観ていたので、結構距離があり走って向かいます(汗)

それにしても40分の1は大体口取りに当選するので良いですね。
上のクラスや重賞となると口取り当選も難しくはなるのでしょうが、それでも他のクラブとは比較になりません。

今日は前回の未勝利戦とは違い6名の参加でした。


走って集合場所に行ったという事もあって汗びっしょり(当日は非常に蒸し暑かった)。口取りが解散するまでずっと汗を拭いている感じでした。


撮影も終わり地下馬道を歩きながらクラブの方がグレイスザクラウンの事について話してくれました。
陣営やジョッキーの思惑や感想、考えられる適性コースや距離についても言及してくれて、なかなかに貴重な時間でした。


それにしてもこのグレイスザクラウン。
デビュー戦ではタイムオーバーの16着。タイム差はなんと11.5秒。聞いたことありません。
当初は熱中症か?と言われていましたが、馬が走るのをやめてしまったのが主たる原因と思われ、さらに2戦目でも同じような内容で4.8秒差の15着。
これはかなり相当厳しい(単刀直入に言うと無理)と思いました。


これがラストになると思いながら迎えた3戦目。
陣営はこの馬の気性を矯正しようと中間に「去勢」を敢行します。決して諦めません。
この去勢が本当に吉と出ました。
この数年で私は相当数の出資馬の去勢を経験していますが、最も成功した一頭であると思っています。
大半は意味をなさない去勢ですが、この馬は全く別馬のようになりました。

去勢後は少しずつレースに集中できるようになり、持てる力が出せるようになって見事未勝利を脱出。なかなか味のある勝ち方でした。
これだけだってかなり凄い事(デビュー戦・2戦目を観れば意味がわかります)なのに、3歳春の時点で2勝もしてくれました。これは奇跡です。

今日なんか4コーナー持ったままでスーッと先頭に立ったときには「勝ち」を意識しました。これから500mの直線が待ち構えているにも関わらずあの抜群の手応えを見せられたら慎重な私も勝ちを意識。
あんなにも競馬に不真面目だったグレイス君が自らグイグイ位置を取りに行って、こんなにも強い競馬が出来る馬になるなんて、と思ったら胸が熱くなりました。


次は2勝クラスとなります。
それでもこの馬なら上のクラスでも好勝負してくれるかもしれない、と期待を持たせてくれる今日の走りでした。

愛馬の想定外の強い姿に満足して、ウールデュボヌールの悲劇をふと思い出した時、「この馬も去勢に再起を賭けるしかないだろう」と思いながら、いつものB指定席に戻るのでした。



なお、宝塚記念は◎べラジオ〇ドゥレッツァ▲メイショウと予想は良かったのですが、買い方をミスってしまい馬券はハズレてしまいました。
さすがにメイショウさんは頭はないかなと思ってしまったのが私のミスでした。

それでも素晴らしい勝利に大満足、大感激のレースでした。競馬はロマンだね。