まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

夢、いまだ半ば・・・

2009年12月07日 00時59分49秒 | 今日の日記
2着 シルクメビウス(田中博騎手)
「落ち着いていたし、頑張ってくれました。内に潜り込もうかとも思ったんですが、わざわざ行ってまでと思ったのでスーニの後ろでジッとしていました。直線まで手応え十分でしたし、追い出しも我慢出来ましたが、勝った馬には完全に抜け出されてしまいましたからね。でもこの馬はこれからもっと強くなる馬ですよ」


シルクメビウスが人気がある理由としてやはり「田中博康」騎手とのコンビが作る部分も大きいと思います。
田中博康騎手は減量の取れた2月にシルクメビウスと出会い小倉のくすのき賞を圧勝し当時「これは相当な馬だ」と思ったそうです。
通常ならば美浦所属の若手騎手の田中騎手は縁が切れてもおかしく無い立場。
ミスをしたら降ろされてしまうというプレッシャーの中で頑張ってきました。

くすのき賞…優勝
端午S…優勝
ユニコーンS…優勝
ジャパンダートダービー…2着
武蔵野S…8着
ジャパンカップダート…2着

そしてタナパクは苦しい時にメビウスに出会って助けられたと言います。
メビウスで結果を出し、少しずつ周りに認められてきていると言います。
思い入れも違う事でしょう。
謙虚でまじめ、義理がたい性格は彼の美徳。

これからもタナパクとのコンビで頂点を目指してほしいですね。
昨日のレースを見て私もGⅠを取れる馬であると確信しました。


現在のダート界でもトップクラスの実力がある事が本当に嬉しかったです。
おのれの競馬に徹して2着に来たシルクメビウス。
それは我々に勇気を与えてくれた2着でした。