まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を楽しんでいます。競馬以外では男声合唱、野球観戦、旅行、食べ歩きで余暇を楽しんでいます。

グラントリアノンを思い出しました(;ω;)

2020年02月29日 15時41分40秒 | 今日の日記
今日の阪神メインを藤岡祐騎手がデビュー時に所属していた作田厩舎の馬で勝ちました。素晴らしいシーンでした。作田調教師は今週で引退。


作田調教師の思い出と言えば、私にはグラントリアノン(それしか無いとも言う笑)。
あの頃の私はキャロットに入って間もなく、シルクがメインで今のように勝てない時代でした。
グラントリアノンは勝てない馬の象徴のような馬でしたが、毎回頑張って走る馬でしたから応援には熱が入りましたね。

グラントリアノンの名前を出しただけでも涙が出てきそうなくらいに懐かしい馬ですが、作田先生はスピードの足りないグラントリアノンを色々と試してくれました。

デビュー戦も川田騎手が乗ってくれる予定がケガで急遽、武幸四郎騎手に変更とか、アクシデントの多い馬でした。折角準備した障害戦も雪で中止になったりとか、とにかく運が無い馬でした。散々障害の練習をしましたが、結局、飛越センス無しと判断されて引退だったと思います。

芝がメインで1800.2000.2200.2400.2600など、未勝利馬ではなかなか走れない中長距離を専門に走ったり、格上を使ったり、障害馬に転向したりと作田調教師は諦めずにグラントリアノンに接してくれた思い出深い調教師。

見た目も派手で名前も最高にカッコいい愛馬でした。一口もあの頃の方が楽しかったなぁ...
一口馬主は勝つ事が1番だと言う思いに変わりはありませんが「それだけじゃないよ、まさる君」と作田調教師は今の私に諭してくれているのかもしれません。


やはり、頭数減らして昔のスタイルに戻さなきゃ!



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現地で応援が出来ないなんて...

2020年02月27日 20時51分18秒 | 今日の日記
JRAは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2月29日(土曜)以降の中央競馬について、当面の間、開催競馬場へのお客様の入場をお断りして実施(いわゆる「無観客競馬」)いたします。

ついにこのような日が来てしまいました。お客さんがいない中で競馬を開催する、これはいかがなものか?
ネット環境の充実している昨今ですから、競馬を見る事は出来るでしょうが、サラブレッドは博打の駒に成り下がってはしまわないでしょうか?

今週は中山記念にインディチャンプを応援に行こうと、苦労して指定席を取りましたが、それもパー(昭和の表現だね)。しかし、こればかりはやむを得ないですね。ここまで大事になってしまってはパンデミックを回避しないといけません。

あまり政治のことを言いたくないのですが、現政権は危機管理が甘いですよね。差別と言われてしまうかもしれないし、極端な話かもしれませんが、このコロナウイルスが広がりそうだなと発覚した時には、一部中国からの流入だけではなく、中国人は全て渡来禁止として、ヒトの流入を回避すべきでした。
私も2週間前には5日間北海道にいましたが、どこに行っても中国人ばかりで、当時ちょっと嫌な感覚はありました。菌をもっていないよな?などと内心思っていました。
お友達内閣の長過ぎた故の弊害か、だからといって変わって政治が取れる野党がいないことに対する庶民の嘆きが降り積もったか、今の日本は腐っています。対策も後手後手でしかも緩い。全て民間に委ねる形での規制。ようやく昨日、イベント中止の要請がありましたが、あまりにもお粗末。今日になってようやく本気で取り組みはじめたように感じます。諸外国はトップが毅然とした態度で早々に政策を表明しています。福祉とは名ばかりの消費増税増税もやり遂げ、アベさんもオリンピックまでは頑張るんだろうけど、あまりにもひどい。とにかく国民を騙して騙し抜く嘘つき内閣でした。わからなければいいだろうと。国民は舐められてるし、また、おとなし過ぎます。他の国ならば暴動レベルでしょう。こんな日本に誰がしたのでしょうか?結局は選んでしまった我々有権者なのでしょうか?


話が脱線しましたすみません。
この2週間、正念場でしょうから、ウイルスの拡散を押さえ込み、事態の収束を願うばかりです。 
サラブレッドだって人が見ていないと頑張りませんよ。騎手だって楽な方に流れます。
競馬とは人と馬のドラマです。人がいなくちゃサラブレッドへサラブレッドたり得ないし、馬だけでは単に馬の動物園になってしまいます。どちらが欠けても競馬ではありません。



この週末は中山記念にインディチャンプが福永騎手で走ります。本当は池添騎手が良いのですが、福永騎手なら中山1800は大丈夫。彼の競馬センスは一流ですから信頼して任せましょう。
最近のインディチャンプは先行差しのスタイルが定着しつつあります。先行差しは強い馬の脚質です。
とにかく休み明けに弱い音無厩舎の仕上げではありますが、今回は出来はかなり良いように感じます。
一週前に栗東坂路で50.2のタイムでフェブラリー3着のサンライズノヴァを置き去りにしてしまい、併せ馬にならなかった唸るような調教には、私は単なる休み明けには感じませんでした。
とは言え音無厩舎です。過度な期待は禁物でしょう。あくまでも香港への叩き台としての内容あるレースを期待したいですね。

そして西の阪急杯にはレインボーフラッグがグリーン専属になりつつある松山騎手で走ります。松山騎手は将来、関西で頭を張る騎手になるかもしれません。性格がおとなしく優しい感じなので実はリーダータイプではないのかもしれませんが、彼の腕は確かです。レインボーフラッグのベストの距離ですので、一発穴をあけて欲しいものです。レインボーは決して重賞に手が届かないとは思えません。展開やタイミング一つで重賞は勝てる力はあると見ています。

楽しみな週末がやってきます。
早く愛馬の頑張りを現地で応援できる日常に戻って欲しいものです。
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次の5000日に向けて

2020年02月21日 12時00分00秒 | 今日の日記
このブログも本日で開設以来5000日を迎えることができました。
これも偏に皆様がこのブログを見てくださり、コメントして下さって可愛がってくれたお陰です。
この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。

命名馬「イデアーレ」のデビューから初めたこのブログには私の競馬に対する思いがたくさん詰まっています。
大袈裟かも知れませんが、私の青春がたくさん詰まっています。
シルクで始めて以来10年間、1人で一口をやっていたので、一口の仲間が出来たことが嬉しくて、今まで以上に熱心にやるようになりました。
以降、紆余曲折あり、ブログも今のような形となり落ち着きましたが、多くの一口馬主ファンと交流を持てたことは本当に嬉しいことでした。私の財産だと思っています。


このブログがきっかけで実際に競馬場でお会いした方も数名いますし、交流が広がる事は嬉しい事でした。
中でも特に印象に残っているのは、このブログを愛馬の厩務員さんが見てくださっていて、直接コメントをくれたこと。かつての出資馬が引退し、地方に移籍となった際に、その地方競馬の厩務員さんが近況を伝えてくれたこと。この2つは奇跡といってもいいでしょう。本当に嬉しく、貴重な出来事でした。

特に個人的に嬉しかったのはこのエピソード。
かつての愛馬グロリークロス(知っている人は相当競馬歴長いですよ)がレース中の事故で予後不良となってしまい、それがトラウマで一口から遠ざかっていた方の奥様が、「主人が私のブログを楽しみに見ていて、あの事故以降開かなくなった懐かしい愛馬たちのアルバムを開いて、また久しぶりにやってみたくなったと言っていますよ」とその方の奥さんから御礼の連絡をもらったのには本当に感動しました。こんな私のブログでも、競馬文化の維持永続の役に立てているかもと嬉しくなった出来事でした。


一口馬主とは非常にあいまいなものですし、不確実なものです。のめり込むのは危険かも知れません。
何が正解とかも無いし、要するに自分がどのように一口(競馬)と関わっていくかが大切なのだと言うことなのだと思っています。
ブログは私の競馬観の押し付けにならないように気を付けてはいますが、なかなか実現できなかったと思います。

タイトルにありますが、「次の5000日」は正直難しいかもしれませんが、私の青春をかけたこの一口馬主をこれからも皆様と楽しんでいけたらいいなと思います。

皆様には毎日とは言いませんので、これからも時間あるときに見に来て下さると嬉しいです。
マイペースですがこれからも頑張ります。暖かい目で見ていただけると嬉しいです。
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さっぽろ雪まつり

2020年02月11日 09時17分27秒 | 今日の日記

今年は雪不足で東北から雪を集めたようです。相当お金が掛かっていると言っていました(笑)

凱旋門が右に見えますね。日本人のホースマンの積年の夢と言ったところでしょうか?


この写真を撮った後、前方が見えないくらい雪が降りました。
寒さは常識的な寒さ(氷点下5度)ですね。私は寒さには強いので平気です。

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ディープインパクトのお母さん

2020年02月10日 12時15分17秒 | 今日の日記


ノーザンホースパーク内のウインドインハーヘアです。私の見ていた時間は殆ど寝ていました(笑)
さすがに多少歳をとっていますが、子供であるディープインパクトより大きくて骨格もしっかりとした印象でした。日本競馬界に偉大な功績を残した母ですね。長生きして欲しいですね。


裏話を話しますと、実は社台ファームにいる私の40分の1出資馬に会いに行こうと申し込みをしたのですが、雪道を走り慣れていない私は急に不安になり、牧場見学をキャンセルしました。
昔、営業中に雪道を走り、橋の途中でスリップして非常に怖い思いをしたのを急に思い出したのです。
今年は雪は少ないとは言え、この1週間で50センチくらい降ってます。

牧場見学は雪を心配しないで済む夏にしたいと思います。

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ラスト1年で頂点に

2020年02月01日 19時20分04秒 | まさるの「この一頭」
あと20日でブログ開設から5000日になります。最近、色々と振り返ることも多いし、折角の記念ですから、最近は多めに記事を作っています。

さて、今日の京都メインの舞鶴Sを愛馬マグナレガーロが快勝しました。これで5戦4勝。堂々のオープン馬です。
マグナレガーロは素質は疑いようがありませんが、体質が極めて弱く、5歳を迎えて5戦とかなりのんびりと頑張っています。前回も1年以上休んで出走しましたし、今回も3か月ぶり。次はどうなるのでしょうか?賞金を加算しないと重賞レースは出られないでしょうし、ダート馬でありながら体質が弱いとは困ったものです。
体質が弱いというか、この馬の走りのフォームが前脚を擦ってしまうようなのです。だから、走ると大なり小なり外傷を負ってしまうのでしょう。フレグモーネとか気をつけないとならないし。
しかし、5戦4勝は凄いですよね。大変な素質馬だと思います。

管理するのは角居調教師。
角居調教師は私の知る約30年の中央競馬界ではトップのトレーナーだと思っています。最近は競馬以外で色々とありましたが、トレーナーとしての能力は師匠である松国先生や藤澤先生を軽く超えていると私は考えています。こんな調教師はいないですよ。

どうしても角居先生の馬に出資したいのだけれども、キャロットじゃ無理だからと、わざわざ東京サラブレッドクラブに入ったくらいですから(笑)東サラはその点は優秀です。
しかし、世の中そんなに上手くはいきません。角居先生の所に入る私の出資馬はことごとく未勝利引退。しかも価格が高いから悔しい思いばかりしてきました。そんな中、今回のマグナレガーロがようやく結果を出してくれました。
マグナレガーロはコース追いが出来ないくらいに脚が弱いのでしょう。坂路とポリトラックでしか追われていません。それでこの強さです。能力はG1級かもしれませんが、果たしてこの先、更に鍛えることが出来るのか?ダートのオープン馬は層が極めて厚いので、ここから先は簡単ではないでしょう。
もう、角居先生にお任せするしかありません。マグナレガーロは年に2戦、3戦でも仕方ありません。一戦一戦がメイチの勝負なのです。

角居調教師も来年2月で勇退されると以前、話題になりました。家業を継ぐとの事です。残念ですがこればかりは仕方ありません。角居先生は引退後のサラブレッドの行き先を作ったりと、単に現役馬の調教だけでなく、広い視野で競馬界を支えています。このような人物の損失は極めて残念です。

マグナレガーロが面倒を見てもらえるのも、あと1年しかありませんが、残りの時間で角居先生の腕でマグナレガーロをダートの頂点に持っていってもらいたいものです。


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