まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

『教えて!福永祐一先生』

2021年10月31日 04時48分51秒 | 今日の日記
今や余暇の過ごし方でも結構な比率を占めるようになってきた動画視聴。
私も暇さえあれば見ています。
そのような中で、極めて勉強になるし、ここまで話して大丈夫なの?と思われる動画を紹介します。

カンテレ競馬『教えて!福永祐一先生』です。

毎週ではありませんが、ビッグレースの同週に、福永騎手が週末のレースの展開や考えなどを話す番組なのですが、福永騎手の考えが良くわかる番組になっています。
正直、現役のジョッキーが企業秘密をここまで話ししてもいいのかな?と思ってしまうくらいのトークを聞く事が出来ます。
私なんかは見ていて、番組が強制終了とならないかヒヤヒヤします。そのくらいぶっちゃけています。


福永騎手は相当相手を研究していますし、かなりの理論派だと言う事が解ります。
私も毎回観て勉強してる次第です。


皆さんの中でもまだ観ていない方がいらっしゃいましたら、是非視聴する事をお勧めします。
ひょっとしたら、これは関西では昔からあった番組なのかも知れませんが、紹介させて頂きます。

頑張れ!コントレイル!
2.6倍も付くならば単勝勝負にしようかな٩( ᐛ )و

天皇賞(秋)に寄せて

2021年10月30日 07時38分57秒 | 今日の日記
私は藤澤和雄調教師、角居勝彦元調教師の本を読んで以来、調教師の存在が競馬界においていかに大きいかを知りました。
「サラブレッドの活躍は調教師でほぼ決まる」
これが私の競馬人生30年の結論とも言えるものです。

長年、多大な金銭と貴重な時間を費やしてきた『一口馬主』も、結局はどこの厩舎に属するかによって大きく変わると言うのが、私の持論です。
評価が高い馬は腕の立つ厩舎に行くのが当たり前であり、さらに言えば調教師の経験や適性などを十分考慮した結果のクラブの振り分けだと考えています。我々はたまたま活躍馬を引き当てると、さも自分に馬を見る能力があるのでは無いかと勘違いしがちですが、サラブレッドはそんなに簡単なものでは無いことを知りましょう。プロにも解らない部分がたくさんある世界なのです。



だいぶ脱線してしまいましたが、天皇賞の予想を致します。

そんな調教師論に気付かせて下さった藤澤和雄先生がグランアレグリアという稀代の名馬で挑む三階級制覇の夢は応援したいのですが、私の見解ではあまりにもキレ過ぎる馬であり、大阪杯も不良馬場に泣かされた(5着はサリオス)にせよ、やはり本質はマイラー寄りであると考えます。東京2000はスタミナよりスピードが重視されますから、展開次第では余裕で差し切る可能性もあるとは思いますが、スローが予想される今回、かかり癖や出遅れの心配があり、天皇賞は種牡馬選定レースであるとの認識。5歳の牝馬に上がり目なしとの考えから▲の評価までにさせて頂きます。
※藤澤和雄調教師の話は年明けにでも改めてしようと思います。


本命はコントレイルです。
この馬は強いですよ。みんな三冠馬をバカにし過ぎです。大阪杯は不良馬場に泣かされて3着(5着はサリオス)でしたが、あれだけキレるディープ産駒ではあの馬場は難しかったと思います。決して力負けでは無い。
今回、福永騎手には静かなる闘志を確実に感じますし、トレーナーである矢作先生は非常に強気なコメント。さすがですね。あのコメントは三冠馬コントレイルに対しての敬意のコメントです。
能力は疑いようがありませんし、良馬場で走れば3馬身ちぎるくらいの勝ち方すらイメージできます。

対抗は3歳馬エフフォーリア。
この馬も強いです。来年はこの馬中心に競馬界が回るでしょう。ただ、3歳で天皇賞を勝つと言う事は難しくて、さらに言うなら今年の3歳馬レベルは(牡馬は)あまり高くは無いと言うのが定説です。夏以降の世代混合戦でもそれほどの活躍が無いとの専門家は言ってます。
しかし、本馬は世代トップの馬であり、一概に比較はできません。ダービーのタイムだけ見ても優秀であり、能力は相当。
前目につけてコントレイルを脅かす存在となるでしょう。ひょっとしたら逆転だってあり得る話です。横山武史騎手は一気に活躍し過ぎて逆に怖いです。もう5年くらいかけて今の地位についてもらいたかったかな。


◎コントレイル
◯エフフォーリア
▲グランアレグリア
△カレンブーケドール(サイン馬券)
△ヒシイグアス(未知の力あり)
△サンレイポケット(父・今年死去)
△ポタジェ(段々と力つける)

JRAからのプレゼント

2021年10月27日 19時50分18秒 | 今日の日記
JRAにいつも貢献しているからだと思うのですが、いきなりプレゼントが届きました。
永久指定席招待券とかそういうものだろうと思い封を開けてみたら・・・



ブエナビスタのクオカードが当たりました!

こんなのもらっても、カッコよすぎて使えないよ。


ブエナビスタ
私の知りえる限り、最強の牝馬でしたね。
実際、アーモンドアイよりジェンティルドンナより強かったと思っている。
本馬を見たことがありますが、本当に素晴らしい馬でしたね。
馬体バランス、バネ、骨格、脚の振り出し、顔つき…。

何とかブエナビスタの子供で夢を見たかったのですが、難しいのかな?
個人的には現役時に走りすぎちゃったかなと思っています。

名前も最高、強さも最高。
こんな名馬、滅多に出てくるものではありません。

さて、今週は天皇賞。
思うことがありますので、また記事にしようと思っています。

今週の出走馬

2021年10月14日 18時35分23秒 | 今日の日記
何だかこうした記事を作ると、毎日記事を作っていた昔を思い出しますね。
確かに今よりも競馬に充てられる時間もありましたし私も若かったですね(笑)
今は寝ても疲れが取れない(^_^;)

先週とは打って変わって心穏やかに過ごせる週末になりますね。
やはり私は新馬戦が好きなんだと思います。先週は特に期待高い馬ばかり揃ったものだから、テンションがある意味異常でした。
もう、大抵の事では動揺しなくなってきた私なのに、負けたショックを引きずって月曜日の仕事に臨みましたし、体調も崩してしまいました。



さて、今週の話。
今週はメインレースを中心に6頭の実績馬がエントリー。
土曜日の重賞を走るサンクテュエールは得意の府中であっと言わせてもらいたいところ。

日曜日、阪神最終のシハーブは実力はなかなか。正直、遠征競馬が嫌ですが、まともに走れば勝ってくれると思っています。
騎手中心でローテーションを組まれるのは正直嫌だなぁ。何頭それでおかしくなったか、数えたくもありません。
とは言えルメールだから文句は無いし、難しいところ。
このメンバーで勝つことが出来れば、先々楽しみが広がります。

さて、どうなりますか(o^^o)

コリエンテス、次こそは!

2021年10月11日 20時52分48秒 | まさるの「この一頭」
私は200頭以上の馬に出資してきました。それなりに馬を見て出資をしてきた自負はあります。
そのような中でも今回のコリエンテスは非常に素晴らしい馬で、私の25年の一口馬主人生の中でも「一番」かなと思っています。集大成かもしれません。惚れ惚れするくらい良い馬です。








昨日のパドックでは、ちょっぴり気持ちが入っていましたが、馬体の良さや顔つきは実に素晴らしいもので、初めて会った私は『こんな馬に出資できたなんて俺は幸せだな』と本気で思っていました。
これはとんでもない馬なんじゃないか?とさえ思える馬です。


馬場に入ってキャンターで目の前を駆けていきましたが、その柔らかさや素晴らしいフォーム、軽やかな走りを見て、私の体には軽く電流がはしりました。
「絶対勝つ」と確信しました。
馬券売り場が近かったら取り敢えず財布のお金を全部行ってもいいかと思わせる程の走りでした。
結果は残念でしたが、堀調教師も既に前を向いています。私もいつまでも落ち込んではいられませんね!

以下はクラブ公式より
レース結果
コリエンテス[父 ディープインパクト : 母 イスパニダ]
 10/10(日)東京3R 2歳未勝利〔芝2,000m・12頭〕3着[1人気]

外枠からスタートは五分に決めますが、中団で脚を溜めます。リズム良く追走して、直線では一番外目から脚を使うも、前の2頭には及ばずに3着で終えています。

堀宣行調教師「レースへ向かうまでの過程がまずまず良好でしたし、パドックで少しチャカチャカしてはいましたが、特に問題になるような部分はありませんでしたから、初戦よりも課題のメンタル面に関しては良かったと思います。また、道中周りの物音に反応したり、余計なこともしなかったので、内容的にもデビュー戦より良くなっていたとは思うものの、トモに弱さがまだ残っているためか、坂の部分でやや反応が鈍ってハミに頼った走りになりましたね。騎乗したルメール騎手もレース後に『反応が鈍かった』と言っていましたが、ここの部分だったと思います。舌を縛った効果で、坂を上がってからは自分のバランスで走れてはいますし、持っているポテンシャル的にもギアをもう一段上げられそうなので、この馬の良さを活かせるよう今後も調整していきます。今日は最初のコーナーで内から主張されて引く形になり、結果的にはスローペースであの位置からでは厳しかったと思いますし、レース後の歩様や息遣いから使って良くなる余地はありそうですので、体にダメージが出なければ続戦する方向で考えておきたいと思います。根本的にメンタルは良い方に向いたので、あとは体をしっかりケアして進めていければ次はもっとやれるはずですから、次こそは決めたいですね」


次こそは一番目指して頑張ろう!
また会いに行くよ、コリエンテス!


すぎやまこういちさんのファンファーレ

2021年10月10日 17時27分48秒 | 今日の日記
競馬は難しいですね。
楽しみにしていた今日の2歳戦の3連戦でしたが、期待していただけに、落胆が大きくガッカリしてしまいました。馬も私も一から出直しですね。

先日、作曲家のすぎやまこういちさんが亡くなりました。
すぎやまこういちさんと言えば、我々世代はドラゴンクエスト。
どのくらいドラクエをやったか見当もつきません。あの音楽が無かったらドラゴンクエストは成り立たなかったでしょう。
JRAのファンファーレも作曲されていた事は、ダービースタリオンで知りました。
ご冥福をお祈りします。


2歳戦、3連敗で膝をついた私は、もう帰ろうかとも思っていたのですが、毎日王冠は見て帰らないといけないと、気持ちを奮い立たせて残りました。他にも出資馬はいるし。

今日の毎日王冠は、すぎやまこういちさんの作曲した関東G1ファンファーレが流れました。
JRAにしては粋な事をしてくれました。今日はこのG1ファンファーレが期せずして聞けた事が今日1番良かった出来事でした。



さらに追い討ちをかけるように、変電所火災により、帰りは電車が一部動いておらず、今も遠回りしての帰宅中。
今日は散々な目に遭ってしまいました。厄日だ。


今年も現地観戦に行きますよ!

2021年10月07日 18時30分20秒 | まさるの「この一頭」
私は毎日王冠の週が、年間でもある意味1番好きな週です。昨年を除いて毎年競馬場に足を運んでいます。

この話はこのブログでも30回くらいは言ってきたので、昔からの熱心な読者の方には「またかよ」と呆れられている事かと思います。

数年前は連休の絡みもあり、三日間開催となり、毎日王冠と京都大賞典が日曜日と祝日に分かれて実施されていた年もありましたが、あれは断固反対します!しらけてしまいます。
毎日王冠と京都大賞典は一緒に見ることで、その秋が展望できるのです。
とはいえ、最近の調教技術の進歩もあり、ぶっつけでG1を使うレース選択や、ローテーションの多様性により、毎日王冠や京都大賞典の持つ意味も、平成末期から変わりつつあります。昔はチャンピオンホースがこのレースから出てきて、しっかりと結果を出して、存在感を知らしめていたものです。
時代は変わりました。本当に悲しいものです。

昨年は毎日王冠にサリオスが出走してくれました。
こんなに幸せな事は無いと言うくらいに、私の一口馬主人生のピークを彩ってくれました。



今年は毎日王冠に出走こそないものの、期待馬のデビューなど、楽しみしかないメンバーがエントリーしてくれました。
さらに言うならば、ジョッキーも素晴らしい面々。
さすがに秋の東京開催を待っていた素質馬揃いですから、メンバーはかなり強力で、勝つことはそんなに簡単ではないと思いますが、出資者の欲目から言わせてもらうと、土曜日からのククナから、日曜日の2歳戦まで4連勝とかならないかしら。。なんて妄想を今からしています。
どの馬も人気になると思いますので、馬券は慎重にいかないと。


最近、辛いことばかりの私ですので、最高の週末にしてもらえたら最高です。愛馬から元気をもらいたいです!
神様、どうか良い週末となりますように(*´ω`*)



福永騎手の覚醒

2021年10月03日 16時16分33秒 | 今日の日記
今年のダービーを勝った時点で、この記事の原案はあったのですが、福永騎手は完全に別人になりましたね。
本当は今年のマイルCSでインディチャンプの結果が出てからあげようかと思っていたのですが、もう我慢できませんでした(笑)

元々、福永騎手は騎乗技術はありましたが、気持ちの面と言うか、頼りなさが目立つ騎乗で、何度もガッカリさせられたものでした。ノープランというか、対応出来ずに直線詰まるとか、普通にありましたからね。
しかし、最近の競馬ぶりは、彼の綿密なシミュレーションから導き出された「位置取り」が、他の誰よりも秀逸に感じています。チャンスある馬については常に勝てる位置にいる。

いわゆるキメ打ち系のジョッキーに転換したかと思いきや、非常に柔軟で、たくさんの引き出しを用意してビッグレースに臨んでいます。だから、想定外の展開になっても、慌てないし、応用が効くんでしょうね。
今年のダービーは本当に上手いと思ったし、騎手の力でシャフリヤールはダービー馬になったとさえ感じるレースでした。
この事は我々の普段の仕事にも大いに当てはまる事だし、『仕事は段取りが8割』と教わった記憶が改めて呼び起こされます。


彼はワグネリアンでダービーを勝って以降、完全に昔のひ弱さと言うか、ビッグレースを勝ちきれない印象は消え去り、今や日本人では最も信頼できるジョッキーに変わったと個人的に感じます。
彼はキャロットやシルクの勝負服がよく似合っています。



皆さんは福永騎手のYouTubeに上がっている「カンテレ競馬」の解説動画を見たことはありますでしょうか?
私はこの動画を見て福永騎手が非常に分かり易く、具体的に解説をする様に、本当に関心していました。
逆に「ここまで話して大丈夫なのかな?」と心配になるくらいにジョッキー目線で展開やレースプランを語ってくれます。
非常に勉強になるし、福永騎手の考え方が伺えるものになっています。私のような素人が言うことではありませんが、さすがに他の馬を良く見ているし、色々と調べて研究しています。


かつて、あれだけ福永騎手を叩いていた私がこうして手のひら返しで福永騎手を賞賛する記事を書いている。。。
時代は大きく変化しているのですね。私のなかでは今では1番信頼できるジョッキーに昇格しています。

この調子でチャンプをマイルCSに勝たせてあげて下さい!