インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

希望なき島 ~革命政党は現れるのか~

2009-07-28 20:26:05 | 自己主張
 眠いがカフェインでも飲んで、何か考えなければならない(勝手に考えろ!)

 それにしても、どーでも良い品物は安くなるが、必需品は値段が落ちない。ミネラルウオーターは安いが、水道代が高い。ガソリンがℓ124円…(カードで)。不況で円高でこの値段ということは、石油はこれからもっと値上がりする可能性がある。

 ふつう、1ドル95円なら輸入品は円高で激安にならねばならないのだが、高くなるわけである。世界不況かつ円高で、輸出品は売れないならば、日本人の暮らしはますます苦しくなる。

 その苦しさは、バブル崩壊時と比較にならない。

 1990年代は日本経済が悪くても、外需が強かった。公共事業で地方景気を支えたし、消費も堅実だった。しかし今は財政悪化で公共事業が縮小。アメリカは消費しなくなり、国内の財布も閉まっている。

 もうすぐこの国は財政難で滅びるかもしれない。大企業の赤字で税収が最悪となり、しかも少子高齢化が進み、福祉負担が増えるし、これまでの借金も利息を付けて返さなければならない。

 その中で、さらに景気対策で、借金で呼び水政策をするわけであるが…、エコポイントとかを液晶テレビやらハイブリッドカーをどんどん買っているわけだが、あんなものは一度買ってしまえば当分要らないから、反動不況が起こるだろう。

 救いの光は、あるのか? 没落する予兆を誰もが感じるが、見栄とか世間体で皆黙っている。ほとんどの日本人が10年前より生活水準を落としているのは、事実なのだから。

 20代前半の日本人なら、この希望なき島を出て行くかもしれない(それより前に、日本企業が出て行くのか)。税金は高い、賃金も高い、人口減少率も高い、おまけに通貨も高い。産業の空洞化は既に起こっているが、これ以上加速すると、日本は一体何で食べていくのだろうか。

 輸出するものがなければ、輸入は出来ないわけで、将来世界から「日本なんて要らないよ」ってなことになりかねない。そもそも農産物や鉱物を輸出してきた国が工業化されれば、日本と貿易する必要はなくなるのでは(そんなわけはないか?)

 結局、日本経済は、国内消費に頼るしかないのである。内需が弱いのは、将来不安もあるし、それは社会構造が弱者に厳しいからだ。貧乏な弱者からむしりとる?一部の金持ち連中、既得権益にしがみついて威張っている連中、権力を握って離さない爺様(息子には譲る)たちには…、

 革命でも起きて奈落の底に落ちてもらいたい。そして社会的弱者の視点で、この島を見つめてもらいたい(マンダラ思考)。

 8月の総選挙。自民党は奈落の底に落ちるだろうが…、

 官僚から既得権を奪い、金持ちから富を奪って貧乏人にばら撒くような政党がないから(あるのか?)、結局何も変らんわい(自分で頑張りましょう)

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿