インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

シュプレヒコール(Sprechchor)

2009-11-19 17:15:54 | 悪魔か、踊りか、占いか、禅か、無か
そういえば、昔、「さあ、踊りましょう 」と(団体ではないが)スローガンめいたようなことを書いていたが(自作小説でも)、最近は何らスローガンも無い(疲れてPCの向こう側で転げた相手にれ!というのがどだい無理な話だ)。

 若ければ「甲子園(花園)へ行こう」とか「一流大学(会社)へ入ろう」とか、あるいは「資格を取ろう」「起業しよう」「上場しよう」「議員になろう」とかスローガンを立てて頑張るかもしれないが、もう30代も半ばになると全く冷めてしまっているので(?)、「それでどうなる?」「そうなってどうだというのだ?」と何かしら熱くなれない。

 「作家になろう!」と創作に励んでいる人々もいるだろうが、新人賞を獲ったからといって、印税生活で一生を送れるわけでもない。むしろ出版社の要請で書きたくないものを書かされたりして、自己実現どころか、ど貧乏生活で終わる可能性も高い(実際ほとんどそうだ)。

 yes,we can!   yes,we can write! 

  yes,we can write weblog!

 …でオバマのシュプレヒコールみたいに、大勢がこぞってブログを書き、いわばネット作家になっているわけである。

 現在、このブログは志が低いブログと化しているが、

 まあ、個人ブログで、精神性やら理念を主張したところで、どうなるものでもない。

 霊性やら光明は、そこら辺にある空気のようなものだから? 誰もが吸ったり吐いたりしている。

 それを「言葉」で表現するのも容易ではなく、我々は「哲学」「科学」といった翻訳で理解した気になっている、明治以降の日本人に過ぎないのかもしれない。

 言葉やら概念に置き換えて、アタマで考えることは、ひょっとして低次元なのかもしれないと、思うのであった。

 …

 そういえば『JIN~仁』の時代に、ええじゃないか踊りが流行ったが、あれもシュプレヒコールなのか。ゴースト・ダンスに通じるものがあるのではないか? 歴史は繰り返すなら、再び復活するかもしれない。

 生命の根源的なものを見直す踊りになるのですか(ヒヨコ・ダンスとか)

 宇宙にでも働きかける踊りになるのかも知れません(ユニバーサル・ダンスか) 

 どっちにせよ、一時的な現象に過ぎずyes,we can dance!って感じで、バブルって弾けるわけか(後で、虚しさだけが残るわけか)。

 そこで一曲、

 youtubeより中島みゆき『世情』をどうぞ(これもキンパチ先生を思い出しますねぇ)

 

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