インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

予言を知っても…

2011-04-13 06:19:26 | 悪魔か、踊りか、占いか、禅か、無か
  何か地震が未だに収束しないせいか、予言な検索での訪問者が多い(オニ三郎、ラビバトラ、マヤの…)

 やはりこれからどうなるのか心配だから、ネットで「予言者」を調べているのですね(こんなブログに依存するようではネットも…)

 ただ南海地震、東海地震、南関東地震がもうすぐ来るとか、浜岡原発とかの危険性を知っても、引っ越さねば意味がないし、現実問題、ほとんどの人は無理だろう。地域に根付いているからである。収入やら人間関係やらおいそれと一気に放り投げるわけにもいかない。

 死ねば全てがなくなる。しかしもうすぐ自分が死ぬとは誰も思っていない。やはり人間みな、自分だけは特別だと思っているわけである。

 カスタネダの本にも、昔のメキシコの呪術師も(伝統に従って修行し、術を身につけていたにもかかわらず)スペインに戦略され、「小暴君」に大勢が蠅のように殺されたとあるし、今回の津波とかでも、(無限の力は)文明人から容赦なく何もかも奪うのだ。

 プライドの高い現代人に対して、大自然は「お前はただの生き物の一つに過ぎない」と力を見せつけているわけである。「人間は違う!」と叫んでも、放射能汚染が広がる現状ではあんまし説得力もない。

 朝っぱらからこんなブログを書いて時間とエネルギーを消耗しているのも、単なる自己満足から来るのかもしれないが、やはり人間はそんな生き物なのである。

「知的に、冷静に、芸術的に」生きようとする人間を、頭で押さえつける力が存在するわけで、さらに麦踏されても直立するだけの生命力があるかどうか、試されるのかもしれない。まあ、プライドのないブログだと踏みつける気も起らんか(我が輩はインディオです)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿