インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

夢見の第三の門

2013-04-22 05:44:51 | カスタネダ『呪術の実践』 !
  もうすぐ五月なのに寒い(12.5℃)。

 昨日は早めに寝たせいか、色々夢を見たし、夢見もした。

 『夢見の技法』p173より
 「眠っている他人を見つめる自分を夢の中で見つけたときに、第三の門にたどり着く。そして、その他人というのも、実は自分自身なのだ」
 ドン・ファンはいった。

  見ようと思って見たわけではなく、直角に何か(夢見の体、エネルギー体)が起き上がり、体外離脱したが、あまりにもリアルな光景に遭遇して、もしここで無茶な行動をしたら死ぬのではないかと思ったからだ。というのも、一昨日、海の中に飛び込んでみて、そのまま沈んでしまって苦しかったからである(田んぼからダイブして沈んでしまうし、エネルギー体が弱いのだろう)。

 夢で感じることが、今リアルに感じている自分そのままだった、、

 キティの貯金箱でカネの心配をしている自分もそこにいた、、

 こうなると、高いところから空を飛ぼうとしたら死にやしないか?  命の心配もし始めるわけである。

 そこで、今の体が本当に夢見の体なのか確かめようと、ちょっと恐る恐る自分の部屋に戻ってみた。すると白いソックスをはいた足首が見えた。近づくと倒れている自分の体があったのだ! 

 目を開けて、死んだように眠っている自分を見つめた。

 ただ、それは、今このアパートで寝ている自分ではなく、実家の「昔の」自分の部屋である(高校時代まで使っていた板間の部屋)。 

 目覚めた吾輩はどうもおかしいと、マジカルパスをして、再び寝る(効果はあるようです)

 すると、また抜け出して、自分の体を確かめたのだが、今度はうつ伏せになって寝ている自分を発見!

 ただ服が横に波打っている奇妙な柄のもので、リアルな自分ではなさそうだ。

 結局、リアルな自分そのものを見たわけではないと判断、まだ夢見の第三の門には到達していないと思われる。

 『夢見の技法』p184にある。

 「お前は本当に寝ている自分を見ているかどうか確かめるために、確実な基準を作らなければならない」私の問いに答えず、ドン・ファンいった。
「忘れるんじゃないぞ、おまえは本物の自分の体を見つめて本当の自分の部屋にいなければならないんだ。そうでないとただの夢になってしまう。もしそうなら、夢の細部を観察したり夢を替えることでその夢をコントロールするんだ」

 なお、エネルギー体を動かすためには想像力を使う必要があるという。

 また今晩も挑戦してみるのだわい(さっさと寝ましょう)

 書きかけの小説はどうなったのですか(え? こっちの方が面白い?)

 
 

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