インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

夢見 ~宙に浮いたら~

2012-12-01 19:57:11 | カスタネダ『呪術の実践』 !
  今朝、アパートのコタツに足を突っ込んで寝ていると、久々に神秘体験をした(幽体離脱か)。

  別にゲートウエイ・エクスペリエンスやらヘミシンク音楽を聴いていたわけではなく、ただ、カスタネダの『夢見の技法』を精読して寝た(第三章辺り)。

  うとうとしていると、コタツに突っ込んだ足を基点として、頭と背中が浮いた。「おお、やった!」と思いつつ、ウチワのように身体を立ったり寝たりしていたのを繰り返していた。足首辺りだけが離れなかった。

 天井が見えて、これは「体を抜け出したのではないか?」と思っていると、地に着いた足(足かせ)が取れ、自由になった。多分、寝ている自分を見ようと、「ひっくり返ろう」と意図したからだと思う。

 吾輩は実家付近の田舎を歩いていた。隣町も歩いた。途中、何故か田舎なのに栄えていて、飲食店とか多くて、駅もあり、戸惑った。

 幻惑された後、目が覚めた。

 枕元にあるカスタネダの本があり、やっぱし、これは凄いな、と改めて価値を認識した。

 この本がなければ、夢の中で慌てふためき、どんな境地に流されていたかわからない。田舎を歩いている時、竹やぶの闇を凝視した。

 恐怖を感じたが、闇の一点を見て、非有機的存在を想像したりした(途中でやめた)。

 毎日、夢ばかり見ているが、ここまでリアルに体が宙に浮く夢を見ると、古代メキシコの呪術師の世界を信じないわけには行かない。

 こうなるのに、別にゲートウエイ・エクスペリエンスは必要ない。カスタネダの夢見の教科書と、蓄積したエネルギーで十分か。

 そういえば、コタツが下半身を暖かくし、体外離脱を促進するのかもしれない(?)。

 古代の呪術師のように、夢見で破滅しないように、カスタネダの本を今から熟読しよう。

 ただこの本は読解ストレスが半端でないのだわい(物語風な?博士論文です)

 それで読んでいるうちに眠くなり、夢見をするのですね(ナワールとして、読者に仕掛けていたり)
 

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