インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

出版社の未来

2009-03-03 22:09:00 | 映画や小説、テレビなど
 講談社が、史上最悪の赤字決算を発表。ついに出版大手にまで「不況再編」の時代が来るのか (編集者の日々の泡)…あの講談社ですら経営難に陥っているようだ。

 これだけネットで情報がいろいろ配信されていれば、もはや情報に現金を出そうと考える人が減っても当然かもしれない。新聞を買わず、新聞社のホームページだけで済ませようと考えるのは、インディオだけではないはずだ。

 本は名前で売るのであるが、その名前すら、昔に比べて価値が落ちたのではないか。社会的背景から、昔より、権威や肩書きなどで、人を判断しなくなったのかもしれない。読者のレベルが、全体的に向上したのである。

 有名人といえども、所詮、普通と変らない人間ではないか。

 ブログが普及したことも大きいだろう。無名人でも能力のある人、マニアックなことをしている人、面白い人はゴロゴロいる。活字を書くのは、誰でも出来るのだ。

 インディオは、食うために出版社などにへつらって生きるより、反骨精神でアウトローに混じってたくましく生きている人に、魅力を覚える。

 そもそも印税なんてアテにしているようでは、桁外れのことを堂々と展開することは出来ないのではないか。

 今はストーリーのない時代である。

 だから、まさに常識的な、まともなことを主張しても、受けないのである。

 暗い未来の日本で、何か光りあるストーリーがないのか…、

 この国は温暖で住みやすく、実に豊かな自然に恵まれている。

 もっとメディアが煽れば、大勢の人々が、大自然の霊気から、エネルギーを頂ける気もする。

 暗いニュースなどのコンテンツばかり流していると、みんな、それを望むような?闇の身体になってしまうような気もするのだが… 

 光の出版社? マホロバアートとて、別に大躍進を遂げたわけではないから、

 やはり光と同時に、闇もいっぱい書かないとリアリティに欠け、受け入れられないわけか。

 善良で平和なストーリーは、面白くないからねぇ(主人公は闘え!)

 では、このブログは一体何と闘っているのですか

 分かりませんが、今の所、カオスとの闘いですか(この記事も、ジグソーパズルの1ピースかな)