インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

創作貧乏が集合するとどうなるか?

2008-10-30 19:04:21 | 考えるインディオ
 九州にいた頃、沖縄に移住しようと思った時もある。沖縄の地図も買い、ゲストハウスも調べた。面白そうな人間が沢山集まってくるイメージがあったからだ(釣りバカの西田敏行とか、笑福亭鶴瓶とか、大勢いるような…)

 読谷村とか陶芸など芸術家が多そうで、金がなくても暮らしていけるのではないか、そんな幻想を持ったりした(実際生活している方もいます 琉球の作家やむちん

 沖縄は独特の芸術があり、それを支援している社会制度もあるようだ??

 このマネー中心の世の中で、換金できない行為に価値はない(言い過ぎか?)。たとえ、全身全霊で芸術作品を創り上げようが、それが評価されなければ貧乏人で終わってしまう。奄美大島の田中一村がいい例で、ゴッホのごとく、死んだ後に? 素晴らしい芸術作品として奉られている(感動的だった)。

 地域振興の目玉なのだろうが、生きているうちに誰かパトロンが彼をサポートしたら、どんどん凄い絵を出しまくったのではないか??とも思える。

 大衆が理解できないのか、使用価値がないのか、芸術品は売れない。何で何百万もするのか分からないし(やはり作家の名前か?)、金を出す(せる)人間は稀である。

 だが、今の日本なら定年退職者が多いし、芸術を嗜んだり、芸術作品と接する機会が多くなっても良いような気もする。株に手を出し、一喜一憂するのもどうかと思われる。

 この尾道も、林芙美子やら大林映画の縁があるせいか、芸術性が高い地域である(??) 個展が開かれているし? 生口島には平山郁夫美術館がある(砂漠のラクダが印象的だった)。

 尾道大学(公立)にも美術学部もあるようだし、古い寺も多いし(関係ない?)、芸術的な街なのかもしれない。

 ただ何かインパクトが少ない。芸術家の密集地がないからかも知れぬ。

 『放浪記』なんて、昔は珍しかったが?今ではもう、だらけであり?

 ネット上にもそんな内容は溢れている? 彫刻やら陶芸やら、若き貧乏芸術家は居場所を失い、日雇いへと向かっている?? せっかくの腕前をもったいないと思う。

 この尾道は物件は高いが?? ボロイ空き家はゴロゴロある(丘の上に)。 いっそのこと、芸術家に貸してはどうか、と思うが、家主、住民しだいか。

 ただ、だらけでは、住みにくいですと、苦情がくるかも知れんわい





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