田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

じん臓を大切にしなきゃ…

2023-11-28 16:41:53 | 講演・講義・フォーラム等
 人間にとってはどの臓器も大切なものであるが、思い当たるふしのあるじん臓についてのお話を伺った。お話を伺ったのを機会に少しは自分のじん臓をいたわらなければと強く思った…。

 11月25・26日の日程でロイトン札幌において「道新みんなの終活フェア」が開催された。(同日程で「道新資産運用フェア」も同時開催されていた)ことを昨日のブログに書いたが、本日はその2日目のセミナーの様子をレポートしたい。
 2日目の私は、まず協賛セミナーとして札幌中央病院が提供する「じん臓を守って元気に生きる~あなたにあわせたCKD治療~」と題するセミナーを受講した。講師は同病院の山下智久医師が担当した。
        
 まずテーマの中で使われている用語の中に「CKD」という耳慣れない言葉がある。この「CKD」とは「慢性腎臓病」のことだそうだ。つまり我が国ではこの「慢性腎臓病(CKD)」患者が実に1,330万人もいるという。これは成人の8人に1人の割合だそうだ。そしてそのCKDの症状が進行して透析療法を受けている患者が国内には35万人存在するという。私の周囲に透析治療を受けている人はいないが、透析治療に入るとQOLが著しく低下すると聞いている。それは何としても避けたいと思っているのだが…。
 ところが現在の私はCDKの発症に影響を与えると言われている高血圧および糖尿病の予備軍とされて投薬を受けている身である。さらには食生活も気を付けねばならない点が多いにも関わらず、今のところ大して気にせずに好みのものを摂取している。
 いつも通院した際に血液検査の結果を受け取っているのだが、医師からあまり強い指導もなかったことでヨシとしていたが、今回のお話を聞いて改めて検査結果を見直してみると、けっして安心できる結果ではなかった。これは少し生活を改めねばと、思った次第である。今日からすぐに実践しよう!じん臓を大切にしなきゃ…。
       
 続いて特別講演を聴いた。講師はタレントで、最近はエッセイストとしても活躍している新田恵利さんが「介護は突然やってくる。その日の為に」と題して講演された。新田さんのタレントとしての現役時代はあまり知らないが「おニャン子クラブ」の中心メンバーとして活躍された方で、その顔には私も見覚えがあった。さすがにタレントさんである。
       
 彼女は現在55歳ということだが、まったくそうは見えないほど若々しさに溢れた姿で演台に立った。彼女は2014年、当時85歳だった母親が認知症を患い介護生活に入ったときから在宅介護で7年間母親を、自身の仕事をしながら介護した生活を語った。
 彼女が他の人と違ったところは、介護の様子を逐一ブログで発信したことのようだ。そのことを彼女は「いいふらし介護」と称していた。そのブログを目にしたことはないが、おそらく愚痴をこぼすことなく、明るく母親をお世話する姿が多くの人たちから共感を得たに違いない。今ではすっかり介護タレント(?)として全国を飛び回っているようだ。著書「悔いなし介護」も出されている。彼女のお話を聴いた人(私も含めて)は「介護生活をそれほど深刻に考えることはないんだな」という思いを抱いたに違いない。新田恵利さんは笑顔を振りまきながら、「明るく介護しましょう!」と訴えられ降壇された。 


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