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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市近郊スキー場巡り №6 萩の山市民スキー場(岩見沢市)

2024-02-10 15:48:39 | スポーツ & スポーツ観戦
 近くて遠い萩の山スキー場だった。その昔、知人がホームゲレンデとしていたスキー場と聞いていた。岩見沢市の郊外に位置する萩の山スキー場は市民スキー場としてはそれなりの規模と設備を備えたスキー場だった。
  

 昨日(2月8日)、天気予報はあまり良くなかったが岩見沢市に向かった。
萩の山市民スキー場は、以前から一度は行ってみたいと思っていたスキー場だった。
 というのもまたまた昔話で恐縮であるが、私の職場に北海道教育大岩見沢校の体育科を卒業した一人の女性教師が赴任した。彼女は大学時代にすでに全日本スキー連盟の準指導員の資格を取得していた。当時、スキーに夢中だった私は彼女とスキー談義を楽しんだ。そんな時彼女は「上志文のスキー場が…、上志文のスキー場が…」(注:上志文とは、萩の山スキー場のあるところである)と盛んに口にした言葉が印象的だった。きっと彼女にとって難しい準指導員の資格を得るために相当にスキー場に通ったのだと思われる。そうしたいわくがあるスキー場だが、今回私が「札幌近郊スキー場巡り」などという企画を立てなければけっして訪れるスキー場ではなかったと思うと、感慨深いものがある。
  
  ※ 駐車場から見た萩の山市民スキー場です。右手の建物はスキー場ロッジです。

 萩の山スキー場は我が家から約48キロ、雪道だったこともあり車で約1時間半かかって到着した。札幌市民の感覚からしたらけっこう遠いスキー場である。
 スキー場は一見すると、ゲレンデの長さはそれほどないが横方向に大きく広がったスキー場だった。そのゲレンデには計4基のペアリフトが並列に設置されていたが、上掲したゲレンデマップの「上志文第一ペアリフト」は休止中だった。(記録によると昔はもっと多くのリフトがあったようである)

  
  ※ 写真右手が緩斜面、真ん中が中斜面、左手が急斜面とさまざまな斜面が揃っています。

 私はまず足慣らしに初級者用の緩斜面、中斜面のC、Dコースを滑り、続いて中斜面が続く、Bコースへと移った。スキー場は小中学校のスキー授業で大賑わいだった。大賑わいと言ってもリフト待ちはそれほどでもなく、ストレスフリーで滑ることができた。小中学校の他に、教育大岩見沢校の学生の授業や、陸上自衛隊の訓練スキーなども同時にゲレンデでは行われていた。
  
  ※ 教育大岩見沢校の学生さんたちの授業の様子です。
  
  ※ こちらは自衛隊の訓練の様子ですが、背中に荷物を背負い実践的訓練です。

 そうした授業を避ける意味もあって、その後私はスキー場唯一の急斜面があるダイナミックコースを中心に滑った。 

   
  ※ 萩の山スキー場の急斜面です。
 
 つまり資料によると幅1.5キロにも広がるワイドなスキー場で、そこに緩斜面から中斜面、急斜面とバラエティに富んだ斜面が広がっている市民スキー場としては理想的な形状をしたスキー場と言えそうである。スキー場ロッジや事務所の建物もけっして華美ではなく、実用一点張りといった趣きはまさに市民スキー場である。
  
  ※ ロッジ内の様子です。いかにも飾り気がなく庶民的です。

 この日は時折りかなり雪が降り、見通しが悪くなる時間帯もあったが、その合間を縫いながら楽しむことができた。結局、昼休みを挟んで私は15回リフトを利用し、スキー場のあらゆる斜面を滑らせてもらった。購入した券は4時間券だったが、この日も約1時間半を残して切り上げた。というのも、この日は同じ岩見沢市内にある「グリーンランドスキー場」も体験したいと思い、この後私は「グリーンランドスキー場」に向かったのだ。(明日レポします)
 萩の山市民スキー場…、上述したように市民が日常的に滑りを楽しむにはとても適したスキー場であるといった印象だった。
【萩の山市民スキー場 概要】
◇〒068‐0836  岩見沢市上志文町502番地
    札幌から国道12号線を岩見沢に向かい、岩見沢市街に入る手前で道々
   38号線に乗り換え、夕張市方面に走ると道路沿い左手にスキー場が見え
   てくる。
 ◇リフト 4基(いずれもペアリフトで、4基が山頂に向かって並列に設置されている)
 ◇リフト券   シニア券(4時間) 2,000円   


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