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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市の都市緑地めぐり⑰  茨戸川緑地

2020-07-03 16:02:09 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 「茨戸川緑地」は、ある意味で理想的な緑地の一つと言えるかもしれない。パークゴルフ場あり、ビオトープあり、森林浴を楽しめる散策路ありと、緑を楽しめる空間が広がっていた。

   

   ※ 「茨戸川緑地」の特徴の一つである「森林浴の森」ですが、木はそれほど大きくはありません。

 茨戸川緑地(北区)  418,935(ドーム8.3個分) 探索日 ‘20/06/30

   

 ※ 「茨戸川緑地」のマップですが、実際には西側(左側)の道路を挟んでその奥に水辺の広場や野鳥の森が広がっていました。(下の緑地案内図を参照ください)

 「茨戸川緑地」は石狩川から離された茨戸川にちょうどはさまれた三角形に広がる広大な緑地だった。車はナビに導かれ、管理事務所に近い第一駐車場に着いた。その横にはこの緑地の一つの特徴であるパークゴルフ場が広がっていた。パークゴルフ場は36ホールが広がる大きなゴルフ場で、多くの市民がプレーを楽しんでいた。

   

   ※ とても立派な園名塔です。

   

   ※ 大きな駐車場の停まっている車はほとんどパークゴルフ目当ての方の車です。

   

   ※ どこへ行ってもパークゴルフは大人気のようでした。

 私はそれを横目に緑地の中心である「集いの広場」に向かった。広場には東屋やコンビネーション遊具が据えられ、家族連れが寛げる広場となっている。

   

   ※ 点線が見える上の部分が緑地指定後に開拓された部分だと思われます。

   

※ 「集いの広場」の東屋とコンビネーション遊具です。東屋の屋根には植物が伸びています。

 その後、マップでは表されていない道路を挟んで北西方向に広がる水辺の広場や野鳥の森に向かった。そこは茨戸川に近いだけに湿地となっていて、真新しい木道が敷かれていた。(緑地は2005年に指定されたばかりで、指定されてから数年経ってから北西側を整備したようである)

   

   ※ 緑地北西側には真新しい木道が伸びていましたが、水は見えません。(渇水期?)

   

   ※ 緑地内にはこのような真新しい案内板がところどころに立っていました。

 その北西側の南端には管理事務所があり、その傍に「ビオトープ池」が造られていた。ビオトープは渇水期なのだろうか、水は少なめで昆虫や鳥などを目にすることはできなかった。その後、北西側に広がる「野鳥の森」、「水辺の広場」、「眺めの丘」などと名付けられたところが広がっていたが、私が見たかぎりでは設置した側の思いはまだ道半ばの感じだった。

   

   ※ 管理事務所の建物も新しい感じがします。

   

   ※ 管理事務所の脇にあったビオトープ池です。生物は見当たらず…。

   

   ※ 「野鳥の森」の観察場所です。説明書と覗き窓が併設されています。分かりますか?

   

   ※ 「観察の丘」からの眺望です。

 印象的だったのは、辺り全体が非常に草深かったことだ。業者が草刈り作業をしていたが、雑草の成長が早くて管理が大変なのではと思われた。

   

   ※ 緑地内の散策路ですが、路の両側の雑草が繁茂していました。

 そこからまた道路を隔てた南東側に移り、駐車場へ戻る道を辿った。その一帯は「森林浴の森」となっていたが、繁っている木はいずれもまだ若い感じがした。というのも、辺りを見ると、各種団体が植樹したことを表す看板があちこちに立っていた。つまり、この辺りの緑地は森ではなく、草原だったようだ。そこに森林を創ろうとしているようだ。気の長い話だが、いつの日か緑濃い森林が誕生することが期待される。

   

   ※ 「森林浴の森」ということですが、まだまだ道半ばといった感じです。

   

   ※ 写真のようにほとんどの木はまだまだ若木といった感じでした。

   

   ※ さまざまな団体が植樹をしたことを写真のように記していました。

 というように「茨戸川緑地」は、緑地内に散策路が巡らされており、その中にたくさんの遊びや学びの要素が織り込まれていた。このように大人も子どもも楽しめる空間となっていて、ある意味で理想的な緑地の一つではないかと思えた緑地だった。

   

   ※ 散策路上に建つ東屋の屋根にも木や草が茂っていました。



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