市役所で行われた「市民ロビーコンサート」でクラシックギターを、そして東区民センターで行われた「ハッピータッピーコンサート」で和洋楽器と舞踊のコラボレーションという珍しいコンサートを楽しみました。
少し時間が経ってしまいましたが、3月21日(金)に2ヵ所で市民向けのコンサートが開催されので、2ヵ所を梯子して楽しませてもらいました。
一つは、札幌市役所が主催し、毎月一度開催されている「市民ロビーコンサート」です。毎回12時25分から55分までの30分間のミニコンサートですが、毎回素晴らしいゲストを招いてのコンサートなので楽しみにしています。
今回のゲストは、クラシックギターの山本朝香さんでした。山本さんはアラフォーといった年代の方でしょうか?ネットで調べたところ二人のお子さんの母親でもあると出ていました。
プログラムのプロフィールによると、山本さんは、幼少の頃よりギターに取り組み、学生時代には各種コンクールで優秀な成績を収め、その後国内外で研修された後、現在は旭川・札幌の両市でギター教室を主宰されている方ということです。
少し時間が経ってしまいましたが、3月21日(金)に2ヵ所で市民向けのコンサートが開催されので、2ヵ所を梯子して楽しませてもらいました。
一つは、札幌市役所が主催し、毎月一度開催されている「市民ロビーコンサート」です。毎回12時25分から55分までの30分間のミニコンサートですが、毎回素晴らしいゲストを招いてのコンサートなので楽しみにしています。
今回のゲストは、クラシックギターの山本朝香さんでした。山本さんはアラフォーといった年代の方でしょうか?ネットで調べたところ二人のお子さんの母親でもあると出ていました。
プログラムのプロフィールによると、山本さんは、幼少の頃よりギターに取り組み、学生時代には各種コンクールで優秀な成績を収め、その後国内外で研修された後、現在は旭川・札幌の両市でギター教室を主宰されている方ということです。

僅か30分間という短い時間で次の4曲を披露してくれました。
◇横尾幸弘/さくらの主題による変奏曲
◇イギリス民謡/グリーンスリーブス
◇J.S.バッハ/アヴェマリア
◇A.ルビーラ/愛のロマンス~禁じられた遊びより
私はギターのコンサートを聴くと、あの繊細な指さばきをマスターするにはどれほどの時間を要したのだろうといつも思ってしまいます。今回の山本さんはプロとして活動されていますから、私はその指さばきを最前列で見惚れていました。
僅かな時間でしたが、至福のひと時でした。
続いて、地下鉄で東札幌に移り、午後2時から東区民センターで開催された「ハッピータッピーコンサート」に足を運びました。
‟ハッピータッピー”というネーミングを不思議に思われる方はいらっしゃらないでしょうか?私も以前はそう思っていました。ある時、何かの文書を目にしたところ、東区はもともと札幌市内でも玉ねぎ産地(「札幌黄」という品種)として有名でした。その由来を受け「たまねぎ」の「た」と「ハッピー」を掛け合わせて「タッピー」というネーミングが生まれたそうです。
こちらのゲストは「故新和樂(こしんわらく)」というピアノと日本の古楽器、そして舞踊とが一つのステージで演ずるというちょっと珍しいコンサートでした。
「故新和樂」とは、札幌発のジャンルを超えた新しい音楽舞踊集団による、古から伝わる伝統的な和楽器、それに日舞に「洋楽」と、「現代」と「古代」との要素を融合をさせたクリエイティブなステージを提供することを目指すグループだそうです。
故新和樂は数名の方々で活動されているようですが、今回はその中から4名の方が出演されました。その4名とは…
◇西崎 鼓美さん(にしざき つつみ) 日本舞踊
◇望月左喜佳さん(もちづき さきか) 長唄囃子囃子方
◇鳳聲 小晴さん(ほうせい こはる) 長唄囃子笛方
◇守屋 亜樹さん(もりや あき) ピアノ演奏

※ この写真は昨年夏のコンサートの際のポスターのようです。写真の6人の中から、今回はこうの紫さん、津野田智代さんの二人を除いた4人の方が出演されました。
演じられた曲目、そして舞踊は次のとおりでした。
1.舞踊 長唄 越後獅子
2.春の歌メドレー
3.朧月夜
4.春が来た
5.荒城の月(会場と合唱を求めながら、踊り付きで)
6.語り舞 桃太郎
出色は日本舞踊の西崎鼓美さんの存在でしょうか。彼女のしなやかな舞い、そしてユーモアのあるリード、コンサートが明るい雰囲気の中で進行されました。
特に、最終演目の「語り舞」というのが珍しく思いました。「桃太郎」のお話を語りながら舞い踊るのです。もちろんそれに和楽器とピアノも合わせて…。これぞ新たな芸の在り方なのでは、と思わせてくれました。
長唄囃子方の二人も、長唄のかなりのキャリアの持ち主ではと思われたのですが、 今回のように果敢に新たな試みに挑戦されていることを尊敬したいと思います。
「故新和樂」の皆さんは定期的に発表の場を持っているようですが、札幌発の新たな挑戦が実を結ぶことを期待したいと思います。
※ 二つのコンサート共に写真撮影はNGでした。最近は規制が厳しくなかなか写真撮影ができなくなってしまいました。そこで今回は止むを得ずウェブ上で公開さそれている写真を拝借しました。