田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

散々だった初滑り in 藻岩山スキー場

2024-01-05 17:01:33 | スポーツ & スポーツ観戦
 今シーズンの初滑りをまずは足慣らしにと藻岩山スキー場に出かけたが…。生憎のみぞれ混じりの雨が降り注ぎ、スキーは滑らず、スキーウェアはベチャベチャに濡れ、早々に退散する羽目となってしまった…。

 今シーズンは異常なほどに降雪が少ない。近隣のスキー場の情報を見ると、ほとんどがまだ緩斜面しか開放していない。(郊外の本格的なスキー場は全面オープンしているところもあるようだが)例年だとスキーシーズン真っ盛りだというのに…。
 そのことが私の心をざわつかせ、「まずは足慣らしに」と思い、私の家から最も近い「ばんけいスキー場」に向かった。ところが!一本しか稼働していないスキーリフト乗り場には長蛇の列ができていた。私が見たところ、一度リフトに乗るために30分くらいは待たねば乗れないような状況だった。「これじゃ、楽しむことなんかできない」と即断して、同じく市内から近い「藻岩山スキー場」に向かった。
  
  ※ ばんけいスキー場のリフト乗り場は写真に納まらないほど長蛇の列ができていた。
 藻岩山スキー場も第一リフトしか稼働していないことは分かっていた。その第一リフトの斜面はまったくの初心者向けの緩斜面だったのだが…。スキー場に着いてみると、リフト待ちはばんけいスキー場ほどではなかった。
  
  ※ 藻岩山スキー場のレストハウスはお世辞にも立派とは言いかねる古い施設です。
 さっそく久しぶりにあの硬いスキーブーツに足を入れ、準備を整えてゲレンデに立った。ファミリーゲレンデと称される緩斜面では冬休み中の小学生低学年向けのスキー教室がゲレンデいっぱいに展開されていた。第一リフトは、単座のリフトとペアリフトが並行して運転しているため、比較的スムーズに乗ることができた。
  
 ※ 第一リフトは、単座とペアリフトが並行して運行しているため比較的スムーズでした。
 ところが!コンデイションは最悪だった。市内を走っている時は雨模様だったのだが、少し標高が上がったスキー場では雨がみぞれに変わっていた。みぞれはスキーウェアに付くと雨と変わりはなかった。リフトに乗っている間にウェアはベチャベチャに濡れてしまった。
  
  ※ 緩斜面が続くファミリーゲレンデです。ゲレンデ内は賑わっていたのですが、写真では閑散としか見えませんね。シャッターチャンスを間違ったようです。
 ゲレンデの方も最悪だった。緩斜面の上、湿り気をたっぷり含んだみぞれが降っているとあってスキーはまったく滑らない。スキー教室の合い間を縫って3本滑るのが限界だった。ウェアはずぶ濡れ…、斜面は滑らない…。
 私は早々に退散することにした。
  
  ※ スキー場の上部に向かうリフトは全て運休です、早く運転ができる状態になってほしいものです。
 散々な初滑りだったが、それでも硬いスキーブーツに足を入れたこと。滑らないとはいえ、曲がりなりにもおよそ一年ぶりにスキーで滑る感覚を味わえたことをヨシとしたいと思っている。
 さあ、今シーズンはいったい何度スキー場に向かえるのだろうか?それにしても一日も早く本格的なスキーシーズンが到来してほしいものである。