田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

2016開幕!コンサドーレトークショー

2016-04-20 15:55:37 | スポーツ & スポーツ観戦
 スタジアムからすっかり遠ざかってしまったけれど、私の中でコンサドーレが気になる存在であることには変わりはない。コンサの首脳陣、選手の今年にかける意気込みに耳を傾けた。

                 
                ※ トークショーの告知ポスターです。

 4月18日(月)夜、道新ぶんぶんクラブ主催の「2016開幕!コンサドーレトークショー」が道新ホールで開催され、参加した。
 トークショーは、前半が三上大勝ゼネラルマネージャーと四方田修平監督が、後半は稲本潤一選手、宮澤裕樹選手、荒野拓馬選手が登場し、前後半共にフリーアナの野宮範子さんの司会で和気あいあいとトークショーは進められた。
 野宮アナはコンサドーレの熱烈ファンとしても知られた人である。

            
            ※ 第一部に登場した三上GM(左側スーツ姿)と四方田監督(右側)です。

 今回は、メモは取らず、各人のトークを楽しんだので、それぞれの印象を綴ってみることにする。

 まず三上GMである。彼はサッカー選手出身で、まだ45歳と若いが、なかなかのやり手ではないかと思いながら彼の話を拝聴した。
 人柄に謙虚さをうかがわせながらも、チーム強化に対して積極的に動き、チームや選手の信頼を勝ち得ているようだ。野々宮社長との若々しいコンビで「北海道コンサドーレ札幌」を良い方向に導いてくれる人材ではないかと私は感じた。「J1昇格を目ざしてチーム一丸となって頑張る」と力強く語ってくれた。

              

 四方田監督も43歳と若い監督である。長年、コンサのユースチームを指導し、昨年半ばトップチームの監督に抜擢された方である。
 非常に真面目な性格の方と私には映った。プロの選手経験はないようだが、早くから(筑波大大学院)コーチング学を学び、その指導力には定評があるようだ。チームの出足について四方田監督は「良くもなく、悪くもなく」と語ったが、何ごとにも慎重な四方田監督らしいと思った。
 昇格云々は別にして、きっとしっかりしたチームづくりをしてくれる方だと信じたい。

                 



          
          ※ 第二部に登場した三選手。左から稲本、宮澤、荒野の三選手です。

 続いて後半は、3人の選手のトークショーだった。選手の場合は、グランドでの結果が全てという特性がそうさせるのか、終始リラックスしたトークが会場を沸かせた。

 まずは何といっても世界の稲本選手(と野宮アナが紹介していた)である。
 ベテランらしく、絶えず会場の笑いを誘い、これまたベテランの野宮アナの突っ込みにも臆することなく、見事に切り返していた。
 意外な一面を披露してくれたのは、稲本選手がコンサの若手選手から友だち扱いされているという話だった。トークの中でもそうした一面を見ることができたが、これは稲本選手がそのキャリアを自慢することなく、若手選手の中へ入っていこうとする姿勢を垣間見ることのできるエピソードだった。
 何より彼のようなベテランが、こうしたトークショーに出演することだけでも、彼の人柄をうかがうことができる。

                 

 今シーズン主将を務める宮澤選手は、今シーズンで9年目ということで、サッカー選手としてはベテランの部類に入ってきた。コンサ入団以来、ずっとレギュラー選手であり続けた宮澤選手だが、いま一つブレイクしないまま今日に至った印象が強い。
 どちらかというと控えめな宮澤選手だが、主将という立場になって一皮むけた宮澤選手を期待したいものである。

                 

 最後は荒野選手である。彼はリオ五輪の有力選手の一人として期待されていたが、怪我のためにリオでの活躍は夢と消えてしまい残念である。
 しかし、それだけポテンシャルの高い選手であることは間違いない。その荒野選手は、若いだけでなく性格も現代青年の典型のようだ。稲本選手に対しても臆することなく、ため口を叩くところは、こちらが心配するほどだ。
 しかし、そうしたことを許すベテラン、そしてチームは、きっと誰もが自由で伸び伸びと振る舞える雰囲気に満ちているのだと思いたい。

                 

 すっかりスタジアムから遠ざかってしまった私だが、今シーズンはここ数年とは違う期待の持てるシーズンのような予感がある。
 あれもこれもと気の多い私であるが、節目の試合にはスタジアムに駆け付けて声援を送りたいと考えている。

          
          ※ トークショー最後のお楽しみ抽選会には全員が登場しました。ちなみに私は何も当たらず…。