田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

そこからつながる音楽ライブ

2016-04-19 16:55:37 | ステージ & エンターテイメント
 なんだかよく分からないまま、我が家から近かったこと、低料金だったこと、しかも「音楽ライブ」ということで、出かけてみることにした。私にとっては初見のミュージシャンばかりだったけど、それぞれジャンルが違っていて興味深く聴いた。 

               
          ※ 「そこからつながる音楽ライブ」開催を告知するポスターです。

 4月9日(土)午後、我が家からほど近くの札幌市社会福祉総合センターで「そこからつながる音楽ライブ」があり、参加した。「そこからつながる」とは、何を意味するのか判然としないまま、私は参加することにした。この無鉄砲さが私が私である所以なのだが…。

 しかし、リーフレットをよく読んでみたら、そこにはその趣旨が書かれていた。曰く
「障がいのある方もない方も、老若男女みんなで楽しもう!というイベントです。普段なかなか行くことのできないライブハウス等での音楽ライブをバリアフリーな会場で集いやすい時間帯に行います。また、このイベントを通して、人と人、音楽など様々なもの(こと)とつながっていくきっかけの場になるよう心と心を通わせていきましょう♪」
となっていた。
 後から分かったことだが、このライブは障がい児の親である二人のお母さんとその仲間たちが主催し、今回で3年目となるライブということだった。

 会場の福祉センターの大会議室は、なるほど老若男女、障がいのある人もない人もたくさんの人が詰めかけていた。
 ステージに登場したミュージシャンは3組だった。
 最初は「浅井美歩」という、最近のJポップを歌う若い女性ミュージシャンで、伸びやかな高音が魅力の歌い手だった。

         
     ※ 浅井美歩さんです。左が当日私がバカチョンで撮ったもの、右がウェブ上から拝借したもの。以下同じです。   

 二組目は、「神山みさ」というゴスペルフォークシンガーという触れ込みだった。37歳を迎えたと言っていたが、ギター一本で落ち着いた歌声を披露した。

        
     ※ 神山美佐さんです。

 三組目は、この日のメインミュージャン「サルーキ=(SALUKI=)」という三人組(実際はボーカルとギターの二人組らしいが、この日はカホンの一人が応援に駆け付けた?)のロックグループだった。彼らは全国をライブ活動で巡っているとのことで、今夏には日比谷の野音で3,000人ワンマンライブを行うと張り切っていた。
 彼らが登場すると、会場の雰囲気が一変した。ノリノリの音に乗って、ステージ下に多くの人たちが繰り出し、身体を揺すりはじめたのだ。それもそのはず、彼らはこのライブに毎年来札していて、すでに顔馴染みになっていたようだ。

        
     ※ サルーキ=の二人+1です。

 訳も分からず駆け付けたおじさんとしては、イマイチ乗りきれなかったことは事実なのだが、先のような趣旨で頑張る人たちがいて、そしてそれに賛同するミュージシャンがおそらくボランティア的に出演することによって実現できた音楽ライブだと思われる。
 次回(来年)は、まだ会場が確保できていないということだったが、もし開催が分かれば、また駆け付けたいと思ったライブだった。

           
           ※ サルーキ=のステージは写真のように会場総立ち状態でした