田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 29 小さな石造りの小屋

2014-12-02 19:49:39 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 住宅街に突然小さな石造りの小屋が現れた。周囲とはちょっと不釣り合いな光景だったが、きっと先代、あるいは先々代の方が大切にしたものを受け継ごうとしているように見えた。入口の戸がちょっと艶消しだったが…。 

 この日(11月28日)私は妻に誘われて南26条にある小さなレストランへ向かった。
 南28条というと我が家から約4キロある。私が「歩く!」というと、妻も同意をしたので二人で歩いて向かった。レストラン一押しの名物「オムライス」は、遠路歩いて辿り着いたというスパイスも加わり十分に美味しいオムライスだった。

 妻はその後、市内に用件があったため電車で都心に向かったが、私は帰路も徒歩で小路を歩く「札幌ぶらり散歩」を楽しむことにした。
 何か心ときめくような面白い光景に出会わないかとキョロキョロしながら(不審者と間違われないように留意しながら)歩くのだが一向にそうした光景に出会えない。

          
          ※ 通りから見たときの石造りの小屋です。

 かなり都心に近づいたときだった。(中央区南17条西13丁目)
 ふと気が付くと、住宅の片隅に小さな石造りの小屋(倉庫?)が目に入った。これまで見てきた石造りの倉庫と比べると、ほんとにかわいい造りだった。
 写真を撮りながら小屋の周囲を見回してみた。その大きさは歩測だったが2.0m × 4.0m
くらいだったから、石の厚さを考えると4畳半くらいの広さだろうか?

          
          ※ 入口の戸がちょっと艶消しですかねぇ。まさか人が住んでいたのではないですよね?

 ちょっと残念だったのは、その小さな小屋の入口に付けられていたドアだった。一昔前の住宅などに使われていたアルミ製の引き戸だったことだ。雰囲気ぶち壊しである。と思うのは通りすがりの者の勝手な言い分か?
 おそらく先代か、あるいはその前の先々代あたりが建てて、大切に受け継いできたいわれのある小屋なのかもしない…。
 小さくとも護り受け継いで行ってもらいたいと思った…。

          
          ※ 札幌軟石と断定する自信が私にはありませんでしたが…。

 写真を撮ったとき、その小ささが実感できるように周りの建物を入れた写真を撮るのを忘れてしまった。
 翌日(11月29日)、中央図書館で講演会があったので、図書館に向かう際に周りの建物も入れた写真を撮ろうと思った。ところが、小ささゆえだろうか見逃してしまった。
 そこで講演会の帰りに、もう一度通ってようやく再発見することができた。そのときすでに夕暮れを迎えていたが、まあなんとか撮ることができ、みなさんにもその小ささを実感していただけるのではないかと思うのですが…。

          
          ※ 夕暮れのため見にくいですが、小屋の小ささを実感していただけるのでは?

※ 話題同様、ちょっと小ネタでしたかねぇ~。